兵庫県宍粟市の暴行事件 同種前科有りの事件でも罰金刑に強い弁護士

兵庫県宍粟市の暴行事件 同種前科有りの事件でも罰金刑に強い弁護士

兵庫県宍粟市に住むAは、酒に酔った勢いで口論となったBに対して、その顔面をげん骨で一回殴ってしまいました。
通報を受けて駆け付けた兵庫県宍粟警察署の警察官に逮捕されました。
翌日、釈放されましたが、同種の前科があるAは、実刑を回避したいと思い刑事事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)

暴行罪】
暴行罪は、相手方に対し「暴行」を加える犯罪です。
暴行」という概念は、刑法上、以下の4つに分類されます。
①人に対すると者に対するとを問わず、すべての「有形力」(外部に示された物理的な力)の行使を指す。
これは、騒乱罪で適用される概念で、道端に駐車している車をひっくり返すことも、他人の住居に駆け込むことも暴行である考えます。
②人に向けられた、しかし必ずしも身体に対するものではない、力の行使を内容とします。
例えば、公務執行妨害罪においては、押収されそうになった帳簿を公務員の足元にたたきつける行為も暴行として理解されます。
③人の身体に対する有形力の行為を意味します。
暴行罪における「暴行」は、この意味であると考えられています。
④人の犯行を抑圧するに足りる有形力の行使を意味します。
これは、強盗罪において適用される「暴行」の概念です。

暴行罪で起訴された場合、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料が科される可能性があります。
暴行罪の量刑は、犯行態様が悪質でない場合、略式起訴で罰金刑となるケースが多いです。

前科
前科とは、逮捕・起訴されて、裁判で有罪判決を受けたという経歴のことをいいます。
つまり、懲役や禁錮などの実刑やそれらの執行猶予付き判決だけでなく、略式起訴で罰金刑を受けた場合も有罪判決と同じですので、罰金刑であっても前科が付くことになります。

前科と似たような響きの「前歴」という用語も、前科とセットでよく耳にすることがあるのではないでしょうか。
それでは、前科と前歴とは何が違うのでしょうか。
前歴とは、逮捕された場合に就く経歴です。
ですので、逮捕されて不起訴になった場合でも、前科は付きませんが、前歴は付くことになります。

これら前科・前歴は、警察や検察のデータベースや、罰金刑以上であれば本籍地の市区町村で保管されることになります。
前科があることで、一定の職業に就けない、資格がとれないというデメリットはありますが、周囲に知られていないのであれば、普段の生活をする上では特段支障があるわけではありません。
もちろん、再び事件を起こしてしまった場合には、前科の有無が検察官の基礎・不起訴の判断、裁判官の量刑判断に影響する可能性は高くなるでしょう。

兵庫県宍粟市暴行事件で逮捕されてお困りの方、同種の前科前歴があり心配されている方は、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県宍粟警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

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