兵庫県神戸市東灘区の替え玉受験で建造物侵入事件 刑事事件なら専門の弁護士

2018-02-20

兵庫県神戸市東灘区の替え玉受験で建造物侵入事件 刑事事件なら専門の弁護士

英語力判断テストで替え玉受験をしようと兵庫県神戸市東灘区の受験会場に侵入したとして、Aさんは兵庫県東灘警察署建造物侵入の疑いで逮捕されました。
逮捕容疑は、本来受験するはずだった別の人物になりすまして受験会場に侵入したということです。
(フィクションです)

替え玉受験で刑事責任】
受験シーズン真っ盛りですが、残念ながら替え玉受験のニュースを時折耳にします。
替え玉受験は、受験者以外の者が受験者本人になりすまして試験を受けることです。
替え玉受験をした場合、発覚すれば、もちろん失格となります。
それ以外にも、替え玉受験で刑事責任が問われることもあります。

建造物侵入罪》
上記ケースでは、建造物侵入容疑で逮捕されています。
建造物侵入罪とは、正当な理由がないのに、人の看守する建造物に侵入する犯罪です。
「建造物」とは、一般に、屋根を有し支柱などによって支えられた土地の定着物で、人が出入りすることのできる構造のものを言います。
受験会場は、多くの場合、大学などの教育施設で行われることが多いですが、それらは、人が事実上管理・支配する建造物に該当します。
また、「侵入」の意義について、「他人の看守する建造物等に管理権者の意思に反して立入ること」であると理解されています。
受験者本人がテストを受けるために試験会場に入ることが、本来当該会場に入ることを許可する理由であるので、替え玉受験のために受験者本人以外の者が試験会場に入ることは、管理権者の意思に反すると考えることが出来ます。
建造物侵入の法定刑は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金となっています。

《有印私文書偽造罪・偽造私文書行使罪》
替え玉受験により、試験会場で答案を作成し提出した場合には、有印私文書偽造罪および偽造私文書行使罪に問われる可能性もあります。
有印私文書偽造罪とは、行使の目的で、他人の印章若しくは署名を使用して、権利、義務若しくは事実証明に関する文書若しくは図画を偽造する犯罪です。
他人の名前で答案用紙を作成することが、上の行為に該当するか否かが問題となりますが、過去の裁判では、私立大学入学選抜試験の答案を「事実証明に関する文書」とされたものがあります。
有印私文書偽造罪及び偽造私文書行使の法定刑は、3月以上5年以下の懲役です。

受験は、自分との闘いであり、孤独で厳しく、時に誰かの手を借りたくなります。
しかし、これまでの努力や自分の力を信じて、最後まで頑張り抜いて欲しいものです。

兵庫県神戸市東灘区替え玉受験建造物侵入事件で、ご家族・ご友人が刑事事件に巻き込まれてしまいお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県東灘警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)