兵庫県美方郡新温泉町の口座売買事件で逮捕 詐欺罪の無罪・不起訴処分を目指す弁護士

2017-03-31

兵庫県美方郡新温泉町の口座売買事件で逮捕 詐欺罪の無罪・不起訴処分を目指す弁護士

兵庫県美方郡新温泉町に住むAは、知り合いのBから、使用していない銀行口座を一口座につき1万円で売ってほしいと言われ、2つの銀行口座をBに売りました。
ある日、兵庫美方警察署の警察官に、Bに売った口座が振込詐欺に悪用されていると言われ、銀行口座売買による詐欺罪及び犯罪収益移転防止法違反容疑で逮捕されてしまいました。
犯罪のために悪用されるとは思っていなかったAは、詐欺罪で起訴されるのか心配しています。
(フィクションです)

口座売買
インターネットやダイレクトメールで、「銀行口座一口を高値で買い取ります」といった甘い言葉で口座売買を勧誘するケースが多発しています。
大金を稼ぐことが出来ないような主婦や学生を狙って、振り込め詐欺等の犯罪集団が、振込先の口座として使用することを目的に口座売買の話を持ち掛けることが多いようです。

しかし、自己又は他人名義の口座を有償又は無償で、譲り渡す又は譲り受けることは、犯罪による収益の移転防止に関する法律(通称、犯罪収益移転防止法違反)によって禁止されています。
自己又は他人名義の口座を譲り受け又は譲り渡した場合、同法律に違反し、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

一方、AがBを装い、銀行員を騙して、Bの口座を開設し、通帳を受け取った場合は、刑法上の詐欺罪に当たる可能性が高いです。
詐欺罪で起訴された場合、10年以下の懲役が科される可能性があります。
罰金刑は設けられていません。

また、譲渡した銀行口座が、他の犯罪に使用される事を知って譲渡した場合には、銀行口座が使用された犯罪の共犯として罰せられる可能性があります。
例えば、譲渡した銀行口座が、振り込め詐欺の犯罪に使用されるのを知った上で、銀行口座を譲渡すれば、振り込め詐欺の共犯若しくは幇助犯となる場合があります。

譲り渡した口座が振り込め詐欺等の犯罪に利用されていた場合、捜査機関は譲り渡した者も犯罪集団の仲間であると疑う場合があります。
そのような場合には、振り込め詐欺の共犯若しくは幇助犯としての嫌疑がかけられます。
しかし、詐欺罪においては、被害者の方を騙す意図があったかどうかが大きなポイントになります。
口座が犯罪に使用されるとは知らなかった、又は詐欺被害者を騙すつもりはなかった事などを客観的な証拠に基づいて主張する必要があります。

こうした活動は、法的な専門知識やノウハウを要します。
兵庫県美方郡新温泉町口座売買事件で詐欺容疑で逮捕されてお悩みの方は、ぜひ刑事事件・少年事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫美方警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせください)