兵庫県高砂市の遺失物等横領事件で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

2017-05-07

兵庫県高砂市の遺失物等横領事件で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

兵庫県高砂市の駅ホームで他人の定期券を拾ったAくん(17歳)は、駅の窓口で定期券を解約して換金しようとしました。
不審に思った駅員が兵庫県高砂警察署に通報し、駆け付けた警察官に現行犯逮捕されてしまいました。
(フィクションです)

遺失物等横領罪】
遺失物等横領罪とは、遺失物、漂流物その他の占有を離れた他人の物を自己の物にした場合に成立する犯罪です。
遺失物等横領罪で起訴された場合には、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料が科される可能性があります。
「遺失物」とは、占有者の意思によらずに占有を離れ、まだ他の誰の占有下にもない物のことをいいます。
「漂流物」とは、遺失物のうち水中にあるもののことです。
「占有」は、物を事実上支配していることをいい、他人の支配を排除している状態を指します。

現行犯逮捕
逮捕には、通常逮捕、現行犯逮捕、緊急逮捕の3種類があります。
ドラマなどでよく警察官が現行犯逮捕をしている場面を見かけますが、一体現行犯逮捕とはどのようなものなのでしょう。

現行犯逮捕とは、現に罪を行なっている、あるいは行い終わった直後の者(現行犯人)の場合に、逮捕状なしに逮捕することが出来るというものです。
現行犯逮捕は、捜査機関に限らず、詩人でも行うことが出来ます。
この現行犯逮捕は、令状主義の例外で、現行犯逮捕が逮捕状なしに行えるのは、
①犯罪が行われたこと及び被逮捕者がその犯人であることが通常の場合に比べて明確で誤認のおそれが小さいため、裁判官による事前の令状審査の必要性が小さいこと、且つ、
②令状の発付を受けていたのでは犯人が逃亡し、或いは、罪証を隠滅するおそれが強いため、その場で逮捕する必要性が高いこと、
が必要とされています。
つまり、現行犯逮捕は、①「犯罪」が行われたこと、及び、②被逮捕者がその「犯人」であることが、逮捕者にとって明白であることが必要です。
犯人の明白性を判断する基準としては、犯行と逮捕との時間が時間的にそれほど隔たっていないこと、そして、場所的にも近接していることが挙げられます。

兵庫県高砂市遺失物等横領事件でお子様が逮捕されてお困りの方、少年事件を専門に扱うあいち刑事事件総合法律事務所に一度ご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県高砂警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)