兵庫のネグレクト事件(殺人事件)で逮捕 執行猶予を目指す弁護士

2016-05-26

兵庫の幼児虐待・ネグレクト事件で逮捕 執行猶予を目指す弁護士

兵庫県加古川市内に住む主婦A(29歳)は、夫B(30歳)と子供C(3歳)の3人暮らしでした。
Cは、Aの言うことを聞かず泣き出すことが多く、一旦泣き出すとなかなか泣き止まないことから、Aは育児でストレスが溜まっていました。さらに、Bの単身赴任が決まり、Bは長期連休以外家に帰ってこなくなり、子育てをAに任せっきりになりました。
育児ストレスによって、Aは、Cの世話を全くしなくなってしまいました(ネグレクト)。
衰弱していくCを見ても、AはCに食事をやることなく放置をした結果、Cは衰弱して死んでしまいました。
兵庫県警加古川警察署は、Aを殺人罪の被疑事実で逮捕しました。
Bは、Aの弁護をお願いしたいと弁護士事務所の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)

ネグレクトとは】
ネグレクト(neglect)」。
英訳は「無視すること」という意味合いですが、20世紀末ごろからは、「養育すべき者が食事や衣服等の世話を怠り、放置すること/育児放棄」の意味で用いられることが多くなってきました。
今回は、ネグレクトについて書かせて頂こうと思います。

ネグレクトによって成立しうる犯罪】
ネグレクトによって幼児を死亡させた場合に、成立する可能性のある刑法上の罪としては大きくわけて2つあります。
保護責任者不保護致死罪と殺人罪です。
保護責任者不保護致死罪は、「保護する責任のある者」が、要保護者に対して、「生存に必要な保護をしなかった」場合に成立します。
法定刑は「傷害の罪と比較して、重い刑により処断」とされています。
ちなみに、傷害罪の法定刑は「十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」であり、傷害致死の法定刑は「三年以上の有期懲役」です。

また、殺人罪は「人を殺した」場合に成立します。
法定刑は「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」です。

ネグレクトした場合に、どちらで罰せられるかは難しい部分であり、個別事件の事情ごとに判断されることになります。

ただ、罪によって量刑が変わってきますので、どちらの罪で警察や検察が立件するかということは、被疑者(被告人)にとって非常に重要なことです。
また、執行猶予をとることができるかという点にも影響が及んできます。

兵庫のネグレクト事件逮捕されて、執行猶予を目指されるのであれば、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご連絡ください。
兵庫県警加古川警察署 初回接見費用:3万9500円)