兵庫県の過失運転致死事件で逮捕 弁護士の適切な対応で執行猶予

2016-04-22

兵庫県の過失運転致死事件で逮捕 弁護士の適切な対応で執行猶予

兵庫県丹波市の一般道路で、法定速度を20キロオーバーする速度で乗用車を走行させていたAさんは、急激な豪雨で路面が滑りやすくなっていたところ、ハンドル操作を誤り、付近を歩いていたVを跳ね死亡させてしまいました。
Aさんは、もしかしたら人を轢いたかもしれないと思い、20メートル先の路上に止まり、急いで救急車を呼ばなければとパニックになっていたところ、事故を目撃していた通行人の通報により駆けつけた兵庫県警丹波警察署の警察官に、過失運転致死の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

自動車を運転して、人を死亡させてしまった場合、過失運転致死罪の容疑で、7年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる可能性が高いです。
過失運転致死罪に問われている場合、人の死亡という重大結果を生じさせているため、事故や過失の態様の悪質性によっては、実刑判決を受けるリスクがあります。
しかし、弁護士を通じるなどして、誠心誠意被害者遺族に謝罪を行い、被害の賠償を行うとともに、反省の態度がしっかりと示せれば、執行猶予付きの判決を得ることも可能です。
執行猶予になれば、前科こそ免れませんが、直ぐに刑務所へ収容されるということはなく、執行猶予期間中に他の犯罪を起こさなければ、通常通りの生活を送ることができます。
過失運転致死事件を起こしてしまった場合、ポイントとなるのは、①過失の態様、②被害賠償、③示談の有無、④死傷者の人数、⑤同種前科の有無、⑥加害者の反省状況、等です。
場合によっては、被害者に落ち度があること(飲酒酩酊状態の被害者が赤信号を無視して突然飛び出してきた等)を主張することにより、加害者の過失責任を軽減していくという方法もあります。
反対に、事故を起こしたことを認識しておきながら、逃げてしまった場合には、別途道路交通法上の救護義務や報告義務違反という重い罪が科されるため、実刑のリスクが非常に高まります。
ただ、このような場合に注意が必要なのは、事故から逃げるつもりがなかったにもかかわらず、ひき逃げ扱いをされてしまうことです。
上記の事例でも、20メートル先に停車して、通報を受けた丹波警察署の警察官に逮捕されてしまったわけですから、ひき逃げの疑いが欠けられる可能性があります。
このような場合には、弁護士による取調べ対応のアドバイスや、的確な法的主張をしてもらうことで、不必要に刑事責任を重く拡大させないといった対応が必要となってきます。
過失運転致死事件を起こしてしまったが、どうにか執行猶予で収めたい、刑務所に行くのは何とか避けたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士へご相談ください。