レンタカーを契約期限過ぎても返却せず 横領罪で逮捕

レンタカーを契約期限過ぎても返却せず、そのレンタカーで自損事故を起こして逃走していた男が横領罪で逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

事件内容(1月5日配信の神戸新聞NEXTから引用)

昨年8月6日、1週間の契約でレンタカーを借りた男が、そのままレンタカーを返却せず10月6日まで乗り回していた横領の容疑で兵庫県伊丹警察署に逮捕されました。
逮捕された男は、自損事故を起こして警察に通報した後に現場から逃走しており、レンタカー会社には、レンタカー代約18万円が支払われていませんでした。

横領罪

横領罪とは、自己の占有する他人の物を横領することによって成立する犯罪です。

刑法第252条

自己の占有する他人の物を横領した者は、5年以下の懲役に処する。

横領罪が成立するには「本人排除の意思」が必要となります。
本人排除の意思とは、その物の持ち主の意思と関係なく、勝手にその物を処分する意志のことで、窃盗罪等の財産犯が成立するのに必要とされる「不法領得の意思」と同じようなものです。
不法領得の意思とは「権利者を排除して、他人の物を自己の所有物として、その経済的用法に従い、利用処分する意思」です。

横領罪に未遂はない

横領罪に未遂の規定はありません。
未遂とは、犯罪に着手しながらも成しえなかった場合をいいますが、横領罪の場合、既に自分の手元にある財物について、上記した本人排除の意思が生じると同時に既遂に達するとされているからです。
仮に、「このまま返却せずに乗り逃げしてやろう。」という意志のもとでレンタカーの契約をしていた場合は、詐欺罪が成立するでしょう。
ただ、その意思は犯人のみぞ知り得る場合がほとんどなので、今回のようなレンタカーの乗り逃げについては、横領罪が適用されるでしょう。

横領事件で逮捕されたら

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部では、ご家族が警察に逮捕された方から 初回接見 を承っております。
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