【お客様の声】コンビニの盗撮事件で逮捕 釈放後に示談成立で不起訴を獲得

コンビニの盗撮事件で逮捕されるも、釈放後に、示談が成立したことから不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。 

◆事件概要と弁護活動◆

依頼者様(40代男性)は、職場近くのコンビニにおいて、常習的に女性のスカート内を盗撮していたところ、警戒中の警察官に検挙されました。
検挙当初は、依頼者様が盗撮事実を認めていたことから、盗撮に使用した機器や、盗撮画像を保存していたパソコン等を警察に任意提出し、帰宅することができましたが、その後、余罪が複数あることが発覚し、警察に逮捕されてしまいました。
そして逮捕後に検察庁に送致され、検察官が勾留請求したものの、裁判官が勾留請求を却下したことから、依頼者様は釈放されました。
釈放された依頼者様に、弊所の無料法律相談をご利用いただき、その後、弊所の弁護士を私選弁護人として選任していただいたことから、弁護活動を開始したのです。
盗撮事件の終局処分は、被害者との示談が成立しているかどうかが大きく影響するため、まず弁護士は被害者様に連絡を取り示談交渉を行いました。
示談交渉を開始した当初は、被害者様の被害者感情は強く、示談の成立は困難かと思われましたが、粘り強く交渉を続けたところ、最終的には、被害者様に納得していただける内容で、宥恕条項のある示談を成立させることができたのです。
そして、こういった被害者対応と並行して依頼者様には、警察等での取調べに対するアドバイスを行うと共に、カウンセリングを受けるなど更生に向けて取り組むことをお勧めしました。
こういった経過をまとめて不起訴を求める旨の書類を作成し、検察官に提出したところ、依頼者様の不起訴が決定しました。

◆結果◆

不起訴

◆弁護活動を終えて◆

盗撮事件は増加傾向にあり、最近では新たに盗撮行為を規制する法律が施行されるなどして、その刑事処分も厳しくなっています。
今回の事件は、まだ盗撮罪が施行される前の事件なので、迷惑防止条例の適用を受けていましたが、計画的な犯行で、余罪が複数件あることなどから、本件の被害者との示談が成立したとしても、略式命令による罰金刑が想定された中で、弁護活動を開始しました。
しかし結果的に、不起訴を獲得できたのは、ご本人様が深く反省し、更生に向けて積極的であることが評価されたからではないでしょうか。

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