コンビニの万引き事件で、同種前科・余罪が複数あったものの不起訴処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要
依頼者の奥様(20代女性、窃盗(万引き)の前科あり)は、コンビニでの万引きで現行犯逮捕されました。
その後、奥様は勾留されずに釈放されたため、依頼者と一緒に無料相談をご利用いただいた後、弊所の弁護士を私選弁護人として選任して頂きました。
担当の弁護士は、早急に被害店舗の責任者の方との間で示談及び被害届の取下げを成立させました。
そして、事件を担当した検察官と交渉し不起訴処分を獲得することができました。
結果
不起訴処分
事件経過と弁護活動
奥様には、万引きについて同種の前科や余罪があったため釈放されて在宅での捜査になったものの、正式裁判で執行猶予判決になる可能性も考えられる事件でした。
そこで、弁護活動を担当した弁護士は被害店舗の責任者の方に対して奥様の直筆の謝罪文で反省の意を真摯に伝えることで、被害届の取下げとともに宥恕条項(刑事処分の一切を望まない旨の内容)付の示談をさせていただくことができました。
また、万引きを繰り返さないようにするため病院で治療を受けていただき、これを元に主治医の先生から治療内容等を聞きとり聴取書を作成しました。
そして事件を担当している検察官に聴取書を送り、再犯を繰り返さないようにする取り組みをしていることを伝えました。
これらの活動が認められ、同種の前科や余罪があったものの不起訴処分を獲得することができました。