【お客様の声】家族喧嘩が少年事件に 勾留請求に代わる観護措置の却下及び審判での不処分を獲得 

家族喧嘩による少年事件について、勾留請求に代わる観護措置の却下及び審判での不処分を獲得した付添人活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。

事件概要

父と14歳の息子が口論になり、息子が包丁を持ち出して強い言葉を言ったため、反省を促す意味で父が警察に通報したところ、息子が逮捕されてしまいました。
そして、暴力行為等処罰に関する法律違反事件として警察から捜査を受けることになり、両親ともにそこまで大事になるとは思っていなかったため、大変困惑し、お母様が依頼者となって弊所の弁護士にご依頼頂きました。
息子は逮捕された後、勾留に代わる観護措置決定がなされ少年鑑別所に送致されることになりましたが、弁護士の献身的な活動により決定の翌日には釈放され、家庭裁判所の審判でも不処分を獲得することができました。

結果

勾留請求に代わる観護措置について準抗告により却下決定
少年審判での不処分

事件経過と弁護活動

少年が逮捕されてから、2日後には勾留に代わる観護措置が決定し、警察の留置場から少年鑑別所に送致されることになりました。
弁護士は、すぐに少年の両親から事件に至った経緯や今後の少年に対する関わりや思いを丁寧に聞いた上で、裁判所に対し、勾留請求に代わる観護措置が必要性がないことを明らかにする申立てを行いました。
これが認められ、勾留請求に代わる観護措置は却下決定されたため、少年は無事釈放されました。
また、事件が家庭裁判所に送致された後の、付添人としての活動においても話合いの場を多く設け、親子関係改善の取り組みを行っていきました。
また、スクールカウンセラーのカウンセリングなども継続して受けてもらえるようにして、審判のためだけではない、長期的な視点をもって環境の調整を行っていきました。
これらの取り組みが、家庭裁判所の裁判官にも認められ、少年は審判では「不処分」となりました。

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