兵庫県川西市の商標法違反事件 家宅捜索から逮捕 弁護士に接見依頼
商標法違反事件における家宅捜索について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。
兵庫県川西警察署は、輸入販売業の社長Aと従業員らが偽ブランドをインターネットオークションで販売していたとして、商標法違反の疑いで事務所を家宅捜索した後に逮捕しました。
逮捕の連絡を受けたAさんの家族は、急いで弁護士に相談し接見を依頼しました。
(フィクションです)
止まらぬ偽ブランド販売~商標法違反~
商標法は、商標を使用する者に対して、その商標を独占的に使用することを認め、業務上の信用の維持を図り産業の発展に寄与するとともに、需要者の利益を保護することを目的とした法律です。
商品やサービスの提供者が他者とくべるするために使用する標識を「商標」といい、商品などのロゴマークなどを指します。
商標法違反事件で多く見受けられるのが、偽ブランド商品を販売するといったものです。
海外で商品を買い付ける、又は海外から輸入し、日本でインターネットや店舗等で販売するケースが多くなっています。
このような違法行為は、ブランド会社や商品の購入者からの通報、捜査機関によるサイバーパトロール、税関から発覚します。
商標法違反事件では、偽ブランド商品を証拠として押収するため家宅捜索が行われます。
「家宅捜索」とは、捜査機関が、裁判所の令状に基づいて自宅などを捜索することをいいます。
物的証拠の収集のために行われ、強制処分であるので裁判官の令状によることが原則として必要となります。
捜索の要件は、①罪を犯したと思料されること、②押収すべき物が存在する蓋然性、③被疑事実との関連性、④捜索・差押えの必要性、の4つです。
捜索によって見つかった証拠物は捜査機関により押収されることになります。
家宅捜索は、突然行われます。
逮捕されてから家宅捜索、家宅捜索後に逮捕されるなど、ケースバイケースです。
逮捕されてしまうと、勾留までの間は、ご家族で会っても逮捕された方と面会することは出来ません。
事件の詳細や今後の流れ、逮捕された方の様子など、ご家族の方は何も分からず大変不安な気持ちになられることでしょう。
そのような場合には、すぐに弁護士に接見をご依頼されることをお勧め致します。
弁護士であれば、いつでも逮捕された方と会うこと(接見)が出来ます。
ご家族が急に家宅捜索を受けた、逮捕された!とお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
刑事事件専門の弁護士が、お問合せを頂いてから24時間以内にご家族との接見を行います。
まずは、0120-631-881にお問合せ下さい。