兵庫県佐用郡佐用町の少年事件 侵入盗で逮捕されたら弁護士に接見依頼
侵入盗で逮捕された場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。
兵庫県佐用郡佐用町にある事務所に侵入し、現金などを盗んだとして、少年Aくん(18歳)とBくん(17歳)が兵庫県佐用警察署に逮捕されました。
逮捕の連絡を受けたAくんの両親は、事件の詳細も分からず、慌てて少年事件に詳しい弁護士に接見を依頼しました。
(フィクションです)
侵入盗とは?何罪に問われるのか
侵入盗とは、家や事務所などに侵入して窃盗行為を行う犯罪のことで、窃盗犯を手口ごとに分類した呼び名です。
空き巣、居空き、事務所荒らしなども侵入盗に含まれます。
侵入盗は、刑法上の「窃盗罪」及び「住居侵入罪」が成立する可能性があります。
侵入盗の場合、窃盗罪と住居侵入罪は、「牽連犯」の関係になります。
牽連犯というのは、犯罪の手段もしくは結果である行為が、他の罪名に触れる場合をいい、侵入盗の場合、住居侵入が窃盗の手段として行われているので、牽連犯となります。
牽連犯の場合、重い刑が適用されますので、侵入盗では、窃盗罪が10年以下の懲役又は50万円以下の罰金、住居侵入罪が3年以下の懲役又は10万円以下の罰金となり、罪の重い窃盗罪が適用されることになります。
ですので、侵入盗で逮捕後に、起訴され有罪判決を受けると、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されることになります。
少年事件では、原則そのような刑事罰が科されることはありません。
少年事件においては、罪の重さだけでなく、少年が今後再び非行を犯す可能性があるか否かという点も重視され、最終的な処分が決定されるのです。
お子様が突然逮捕され、捜査機関から事件の詳細について説明がされることも少なく、少年のご家族はとてつもない不安に駆られることと思います。
逮捕されてから勾留までの間は、例えご家族であっても、少年と面会することはできません。
そのような折でも、弁護士であれば、いつでも少年と面会(接見)することができます。
少年自身も突然の逮捕で戸惑っていることと想像しますが、弁護士が接見に行くことで、今後の流れや処分見込み、取調べ対応について丁寧に説明を受けることが出来、少年の不安を少しでも取り除くことが期待されます。
また、ご家族に対しても、接見での少年の様子や事件の詳細、今後の流れ等を説明することで、ご家族の不安を軽減し、その後の対応に少しでも役立てることができるでしょう。
兵庫県佐用郡佐用町の侵入盗でお子様が逮捕されてお困りであれば、今すぐ少年事件を数多く取り扱う弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務の弁護士にご相談ください。