【本日対応可能】匿名からの通報で発覚 無免許でトラックを運転して逮捕

匿名からの通報で無免許でトラックを運転していることが発覚して逮捕された事件を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

事件内容

Aさんは、無免許運転でトラックを運転していたとして、道路交通法違反(無免許運転)で逮捕されました。
Aさんは、10年以上前に運転免許を失効しており、そのことを知っている誰かが、匿名でAさんが無免許運転をしていることを警察に通報し、警察が捜査していたようです。(この事件は実際に起こった事件を参考にしたフィクションです。)

無免許運転

道路交通法第64条は、公安委員会の運転免許を受けないで自動車または原動機付自転車を運転することを禁止しています。
当然のことですが、公安委員会の運転免許を受けないで自動車等を運転すると無免許運転になります。
無免許運転には、これまで一度も運転免許証の交付を受けたことがない場合だけでなく、免停中に自動車等を運転する場合や、今回の事件のように運転免許を失効後に再取得しないで自動車等を運転した場合も含みます。
また、運転免許を受けてはいるものの、その資格では許可されない車両を運転する場合も、免許外運転に当たり、無免許運転となります。

無免許運転に対する刑事罰は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
無免許運転は、交通反則通告制度の対象外ですので、無免許運転で警察に検挙された場合は、刑事手続に基づいて事件が処理されることになります。

悪質な無免許運転

上記したように無免許運転の罰則規定は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」です。
有罪が確定した場合は上記の範囲内で刑事罰が科せられるのですが、初犯の場合は、略式命令による罰金刑となる可能性があり、そうなった場合は、刑事裁判を受けることなく罰金を納付すれば手続きが終了します。
しかし無免許運転の期間が長い場合や、常習的に無免許運転を繰り返している場合、ドライバーなど仕事で無免許運転をしていた(職業運転手)は、初犯であっても公判請求されて刑事裁判となる可能性があり、その場合は、罰金刑ではなく懲役刑となることがほとんどです。

まずは弁護士に相談を

今回の事件は、匿名からの通報が端緒となって、警察が実際に無免許運転しているところを職務質問して逮捕に至っているので、常習的な無免許運転を疑われるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、こういった刑事事件を専門に扱っている法律事務所です。
ご自身が刑事事件を起こしてしまった…ご家族等が警察に逮捕されてしまった…という方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部無料法律相談初回接見サービスをご利用ください。

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