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特殊詐欺事件で大学生が逮捕 詐欺事件の弁護活動

2024-11-26

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、様々な刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
大学生が逮捕された特殊詐欺事件を参考に、即日対応可能な弁護士が、詐欺罪の刑事罰について解説します。

参考事件

先日、田舎に住むAさんの自宅に、兵庫県飾磨警察署の警察官から「姫路市に住んでいる大学生の息子さんを特殊詐欺事件に関与した疑いで逮捕した。」と、電話がかかってきました。
4月に就職したばかりの息子が不起訴になることを希望するAさんは、神戸市の弁護士に息子の刑事弁護を依頼しました。

詐欺罪

人を騙して金品を詐取したら詐欺罪になります。
詐欺罪は、刑法第246条に定められた法律で、詐欺罪で起訴されて有罪が確定すれば10年以下の懲役が科せられます。
よくニュースで報じられている振り込め詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺だけでなく、無銭飲食や無賃乗車も詐欺罪に該当します。

詐欺罪の刑事罰

詐欺罪には罰金刑の罰則規定がないので、起訴された場合は、刑事裁判で無罪にならない限り、懲役刑(執行猶予付判決を含む)となります。
詐欺行為が明らかでも、初犯で、被害額が少ない事件であれば、被害者との示談や、被害弁償がなくても不起訴になる場合がありますが、基本的に詐欺事件を起こして警察に逮捕され、その後の捜査で詐欺行為が証明された場合、被害弁償や、被害者との示談がなければ起訴される可能性が大です。

詐欺罪で起訴されると、その後の裁判で刑事罰が決定しますが、その処分は事件の内容によって異なります。
単純な詐欺事件で、被害額が少ない場合は、執行猶予付の判決となる可能性が大ですが、振り込め詐欺事件のような組織ぐるみの犯行で、複数件の詐欺事件で起訴された場合は、初犯であっても5年以上の実刑判決となる事があります。
早期に詐欺罪で逮捕された方の刑事処分の見通しを立てるためには、まず、事件の詳細を知る為に、刑事弁護人に接見を依頼してください。

今回の事件でAさんは、刑事弁護人として有名な、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部に、逮捕された息子の刑事弁護を依頼しました。
刑事弁護人が、Aさんの息子が勾留中に、被害者との示談を締結した事から、Aさんの息子は不起訴処分となり、4月に就職したばかりの会社に復職することができました。

兵庫県の刑事弁護人、ご家族、ご友人が詐欺罪で逮捕された方、不起訴にする弁護士のご用命は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部では、逮捕された方への初回接見に即日対応しており、スピーディーに弁護活動を開始することができます。

部活指導で生徒に丸刈りを強要 これって刑事事件ですか?

2024-11-23

時代の経過とともに教師の生徒に対する体罰が度々問題視され、現在ではどういった理由があっても、生徒に対する体罰は絶対にしてはいけないとされていますが、教育界から体罰が根絶されたとはまだまだ言い難く、報道される学校体罰事件は後を絶ちません。
そこで本日のコラムでは、運動部の顧問が、生徒を丸坊主にする体罰が刑事事件に発展するのかについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

教師が生徒の髪の毛を丸刈りにすると・・・

教師がバリカンなどを使って生徒の髪の毛を切った場合、生徒側が警察に被害届を提出すると「暴行罪」若しくは「傷害罪」となります。

暴行罪(刑法第208条)
暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処す。

暴行とは、殴る、蹴る等、相手が痛みを感じるような暴力行為をイメージする方が多いかもしれませんが、それ以外でも、相手が着ている服を掴んだり、相手の方向に物を投げたりする行為も暴行罪でいうところの「暴行」となる場合があります。
バリカン等を使って人の髪の毛をかる(切る)行為は暴行罪でいうところの「暴行」に当たることは間違いありません。

そして、この暴行行為によって、相手に怪我をさせると傷害罪となります。

傷害罪(刑法第204条)
人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

簡単に人に怪我を負わせることによって成立するのが傷害罪です。
髪の毛をかったり、切ったりすることが、傷害罪でいうところの「傷害」に当たるかどうかは諸説ありますが、過去には傷害罪と認められた事件もあるので注意が必要です。

生徒に自ら丸坊主するように指示すると・・・

教師が生徒に対して丸刈りにするように指示し、生徒自らが、自分の手で丸刈りにした場合は強要罪に抵触する可能性があります。

強要罪(刑法第223条)
1.生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役刑に処する。
(以下省略)

強要罪の特徴は罰則に「罰金刑」が規定されていないことです。
つまり強要罪で起訴されるという事は、公判請求されることを意味します。

まずは弁護士に相談を

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、刑事事件に関するご相談を初回無料で、また逮捕された方のもとに弁護士を派遣する初回接見サービスについては、即日対応している法律事務所です。

無料法律相談や、初回接見サービスのご予約は
フリーダイヤル0120-631-881
までお気軽にお問い合わせください。

性風俗店を斡旋 職業安定法違反で逮捕

2024-11-20

女性に性風俗店を斡旋したとして、職業安定法違反で逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

参考事件

Aさんは、SNSに「高収入を約束」「即日採用実績あり」等と投稿して、応募してきた女性に性風俗店を紹介して働かせていたとして、職業安定法違反で逮捕で葺合警察署に逮捕されました。
Aさんは、性風俗店から、紹介した女性の売り上げに応じて報酬をもらっており、数か月で数千万円を儲けていました。
Aさんは、女性を騙したり、脅したりはしておらず、女性には、性風俗店に紹介することを説明していたので、警察の逮捕には納得できません。
(フィクションです。)

職業安定法違反

参考事件を呼んだ方は、Aさんと同じように、この行為の何が犯罪なの?と疑問に思うかもしれません。
確かに、Aさんの言うように、女性に対して性風俗店を斡旋することを事前に説明し、女性が納得した上で性風俗店を紹介したのであれば、誰も困る人がいないので犯罪が成立しないように思っても無理はありません。
しかしAさんの行為は職業安定法違反となるのです。

職業安定法第63条
次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした者は、これを1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金に処する。
1 省略
2 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集、募集情報等提供若しくは労働者の供給を行い、又はこれらに従事したとき。

公衆道徳上有害な業務

性風俗店は、公衆道徳上有害な業務とされています。
「公衆道徳上有害な業務」とは、社会共同生活上守られるべき道徳を害する業務と定義されており、風俗営業法を遵守している性風俗店であっても、「公衆道徳上有害な業務」に該当するとされています。
性風俗店の他、ストリップや、アダルトビデオなどの性産業が「公衆道徳上有害な業務」に該当するとされています。

スカウト行為の問題点

Aさんのように、性風俗店に女性を紹介、斡旋する行為を「スカウト」と言います。
関係者によると、このスカウトが間に入ることによって、性風俗店で働きたい女性は、希望にあったお店で働けたり、不安が解消されるといったメリットもあるといいます。
しかしスカウトには、女性が稼いだお金の何パーセントがお店から支払われるシステムなので、スカウトが自分の儲けを優先するあまりに、女性が意図しない働き方をさせられたりするケースもあるといいます。
そして何よりも、スカウト行為が横行している理由としては、そもそもスカウト自身、そしてスカウトを利用するお店が、違法であることの認識がないことだと言います。

まずは弁護士に相談を

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部では、職業安定法違反に関するご相談を初回無料で承っております。
また職業安定法違反で警察に逮捕されてしまった方には弁護士を派遣することもできます。(初回接見サービス
ご予約についてはフリーダイヤル0120-631-881にて24時間、年中無休で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

防犯カメラ映像をネット配信 名誉毀損罪に問われるの?

2024-11-17

【伊丹市の弁護士】防犯カメラ映像をネット配信する行為が名誉毀損罪に問われるのか?この疑問に、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部がお答えします。

参考事例

伊丹市でコンビニ店長をしているAさんは、万引きや、駐車場の無断駐車に悩んでいました。
この問題を解決するためAさんは、防犯対策として、店内や駐車場に設置してある防犯カメラ映像をネット配信しました。
しばらくして、この行為がネット上で「名誉毀損罪に該当するのでは?」と話題になったことから、不安を感じたAさんは、刑事事件に強い弁護士に法律相談しました。
(この話はフィクションです)

名誉棄損罪

名誉棄損罪とは、公然事実を摘示し、人の名誉を傷付ける事です。
まず名誉棄損罪を構成する上での要件、「公然と」という部分については、ネット配信する事で不特定多数の人の目に晒される事となるので、Aさんの行為は名誉棄損罪の「公然と」に該当します。
続いて「事実を摘示する」という部分について考えてみます。
名誉棄損罪における「摘示」とは「人の社会的評価を低下させる具体的事実を認識可能な状態にする」事だと言われています。
映像と共に「お店で万引きした犯人」「●月●日、駐車場に無断駐車した犯人」等の記載があり、更に映像から個人を特定する事ができれば、事実を摘示していると認められる可能性があります。
つまり、Aさんの行為は、公開した映像や、映像と共に投稿した文章の内容等によっては名誉棄損罪に抵触する可能性がありますが、ただ単に、防犯カメラの映像をネット配信するだけの場合は、名誉毀損罪に抵触する可能性は低いでしょう。

違法性の阻却

ただし、名誉棄損罪には、違法性を阻却する事由があります。
名誉棄損罪を定めている刑法第230条の2に、公共の利害に関する場合の特例が定められています。
名誉の保護と表現の自由とを調和させるという観点から
①利害の公共性
②目的の公益性
③事実の真実性

の全てが証明された場合には、違法性が阻却され、名誉毀損罪は不成立となる可能性があります。

インターネットを利用して、手軽に画像や映像を投稿できるようになった現代では、公開した画像や映像の内容によっては刑事事件に発展する可能性があるので注意しなければなりません。
伊丹市で、名誉棄損罪に強い弁護士、インターネット犯罪に強い弁護士のご用命は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部にご相談ください。

【お客様の声】盗撮で後日逮捕 示談を成立させ不起訴処分を獲得 

2024-11-11

盗撮で後日逮捕されたものの、被害者との間で示談を成立させて不起訴処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

事件概要 

ご依頼者の息子様(20代、会社員)が、電車内の盗撮事件で後日逮捕された事件です。
息子様が逮捕されたという連絡が警察からあり、大変なご不安を抱えていらっしゃった中で、弊所の初回接見サービスをご利用いただいた後に、弁護依頼をしていただきました。勾留請求前に検察官に勾留請求に対する意見書を提出したことで、勾留請求を阻止することに成功しました。 
在宅捜査に切り替わってからは被害者様との示談交渉を進め、示談を成立させることに成功しました。
示談成立の結果を踏まえ、検察官と交渉を重ね、最終的に不起訴処分を獲得することに成功しました。 

結果 

勾留阻止 
示談成立 
不起訴処分を獲得

事件経過と弁護活動

今回の事件は、電車内での盗撮事件で後日逮捕されてしまった事件です。
初回接見をご依頼いただいた後すぐに釈放に向けた活動をはじめ、送致後すぐに弁護士の意見書に両親の身元引受書、家族の上申書などを添付して、具体的な監視監督体制がとれることを説明しました。 
これが受け入れられ、勾留請求はされず釈放されることになり、社会生活への影響を最小限にすることに成功しました。 
また、在宅に捜査が切り替わってからも、継続的かつ粘り強く被害者様と示談交渉を重ね、示談の締結を成功させました。
そして、示談が成功していることも含めて検察官と交渉し、最終的に不起訴処分を獲得することにも成功しました。 
ご依頼者様からは、弁護士の活動だけでなく、丁寧な回答にも感謝をいただきました。

【お客様の声】飲酒運転での人身事故 早期の釈放を実現 

2024-11-08

飲酒運転で人身事故を起こし逮捕されたものの検察官との交渉で早期の釈放を実現し、最終的に執行猶予判決を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。

事件概要 

依頼者様の息子さん(40代、みなし公務員)が、飲酒運転で人身事故を起こして逮捕されてしまいました。
接見後すぐに弁護士が検察官と交渉をして勾留請求を阻止したことで、早期の釈放が実現されました。 
その後在宅での捜査が進み、危険運転致傷罪で起訴され公判が行われました。
検察官からは実刑の求刑がされましたが、弁護士の熱心な公判での対応により執行猶予判決を獲得することができました。

結果 

勾留阻止 
執行猶予判決を獲得

弁護活動について

この事件は、飲酒の上、車を運転し道路上を逆送して被害者運転車両と衝突したというものでした。 
過失運転致傷と道路交通法違反で事件が送致され、事故の危険性から勾留の可能性が考えられる事件でした。
弁護士が接見後すぐに担当検察官と連絡を取り、弁護士がついていること、身元引受人である母が監督を約束していることを伝え、勾留請求せずに釈放してもらえるように交渉をしました。 
交渉が身を結び勾留請求がされることはなく、息子さんは早期に釈放される運びとなりました。
在宅での捜査が進んだ後、運転行為の危険性から送致された罪名より重い危険運転致傷で起訴されることになりました。
裁判においては、被告人の母の証人尋問を請求し息子さんが再び飲酒などで事件を起こさないように監督を約束していることを主張しました。また、被告人質問においても被告人が再犯防止のため通院をしていること、今回の事件を真摯に反省していることを伝えるなどの弁護活動を行いました。
それらの弁護活動により、裁判では執行猶予判決を獲得することができました。
被害者との連絡が困難で、示談の締結は叶いませんでしたが逮捕から裁判対応までの弁護士の熱心な弁護活動に非常に満足していただけた事件となりました。

【お客様の声】窃盗事件で示談 早期示談によって事件化回避

2024-11-05

飲食店で被害者の物を持ち帰り投棄した窃盗事件において、被害者と早期示談したことによって事件化を回避した弁護活動等について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。 

事件概要 

男性はお酒を飲みにいった飲食店から帰宅する際に、他人の物を持ち帰った窃盗事件です。
犯行後、男性は事件の発覚をおそれて被害品を遺棄していました。
犯行の様子を目撃した店員から被害者に情報がわたり、被害者はすでに警察に相談していましたが、弁護士が、早期に被害者と示談を締結したことによって大事にはならずに済みました。

結果 

示談締結
不送致

事件経過と弁護活動 

被害品の中に腕時計など高価な物が含まれていたにもかかわらず、男性の身勝手な判断によって被害品を遺棄しており、被害者の被害感情は痛烈なものでした。
ただ男性は犯行時、お酒に酔っていたこともあり記憶は曖昧なものでした。
弁護士は即座に被害者から相談を受けた警察官と連絡を取り、事実関係を把握するとともに、被害者に対して示談交渉を持ち掛けました。
男性と被害者の言い分に、多少の食い違いはあったものの、被害者の気持ちを逆なでしないように注意しながらも、早期解決を目指して交渉を重ねたのです。
その結果、双方の納得する金額や条件で示談を締結することに成功しました。
示談の締結によって、今回の件は、刑事事件化を回避することができ、男性は、会社に事件を知られることなく平穏な生活を取り戻せたのです。

【お客様の声】塾講師が生徒にわいせつ行為 示談によって警察沙汰を回避

2024-11-02

大学生のアルバイト塾講師が、塾の女児生徒にわいせつ行為をした強制わいせつ事件の弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。 

事件概要

この事件は、アルバイトで塾講師をしていた大学生の男性が、その塾の教え子である女児に対し、指導中にわいせつ行為をした強制わいせつ事件です。
被害女児から報告を受けた両親が塾に被害を訴え、被害者家族と、男性の家族に、アルバイトしていた学習塾の責任者も加わって話し合いが行われていましたが、被害者側からの金銭的要求は、非常に高額なもので、話し合いは非常に複雑なものでした。
男性の家族から依頼を受けた弁護士が、被害者家族との交渉を行い、双方が納得できる条件で示談をまとめたことから、警察に被害届を提出されることなく、警察沙汰を回避することに成功しました。

結果

刑事事件化せず

事件経過と弁護活動 

今回の事件は未成年のお子様が被害にあっているため被害者感情は非常に強く、被害者家族との示談交渉は非常に困難なものでした。
当初、被害者家族が要求する示談金は非常に高額なもので、男性や男性の家族がとても用意できるものではない上に、示談の条件も男性家族の、今後の日常生活も揺るがしかねないものでした。
さらに男性は大学卒業後は、とある国家資格の取得を目指していましたが、今回の件で警察に被害届が提出されると資格の取得ができなくなる可能性がありました。
弁護士は、被害者家族の要求を丁寧に聞き取りながら双方が納得する金額と条件での交渉を進め、最終的に示談の締結にこぎつけることができ、被害者や、そのご家族からは警察に被害届を提出しないことを約束していただくことができました。

【お客様の声】名誉毀損事件で告訴取り消しの上、不起訴処分を獲得

2024-10-30

名誉毀損事件で告訴されたものの、示談を成立させ告訴取り消しをしていただき最終的に不起訴処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。 

事件概要 

ご依頼者様(50代、前科・前歴なし)が、インターネット上の口コミサイトに投稿した内容が名誉毀損に当たるとして被害者から刑事告訴された事件です。 
書き込みから半年近く経ってから警察が訪ねてきて出頭要請を受けたため、弊所の弁護士に相談の上、取調べを受けられた後で、ご依頼いただくことになりました。 
ご依頼いただいてすぐに被害者の代理人弁護士と連絡をとり、謝罪及び賠償の申し出をしました。 
素早い弁護活動の成果もあり、被害者との間で示談が成立し、告訴を取り下げていただけることにもなりました。
また、その結果をもって検察官とも処分の交渉をして、最終的に不起訴処分を獲得することができました。 

結果

示談成立の上告訴取り消し 
不起訴処分獲得

事件経過と弁護活動 

今回の事件は、インターネット上の口コミサイトへの書き込みが名誉毀損に当たるとして被害者に刑事告訴された事件です。
書き込みから半年近く経ってから警察の出頭要請があり、ご依頼者様も今後の対応に不安を抱えておられました。 
被害者も弁護士を選任されていましたので、示談交渉は弁護士同士の交渉になりました。
事実関係のすり合わせなどで難航する可能性が高い示談交渉でしたが、真摯な弁護活動とご依頼者様の反省のお気持ちが伝わり、示談を成立させることができました。
また、その結果をもって検察官の方とも交渉させていただき、最終的に不起訴処分を獲得することができました。
弁護士が客観的な厳しい意見をお伝えすることもありましたが、それにも安心感があったとありがたいご感想をいただいた事件となりました。

【お客様の声】万引きで後日逮捕 同種前科があったものの保釈認容と執行猶予判決を獲得

2024-10-27

万引きで後日逮捕され、同種前科があったものの保釈認容と執行猶予判決を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。 

事件概要 

ご依頼者様の奥様(40代、パート勤務)が、ショッピングセンター内の店舗での万引きで後日逮捕されてしまった事件です。
奥様が逮捕されたことがわかって、すぐに弊所の初回接見サービスの依頼をしていただきました。
担当の弁護士が奥様に警察署で接見して事件の内容を聞き取り、ご依頼者様に事件の詳細や今後の弁護活動の内容をご説明し、ご納得して頂いた上で弁護活動を依頼して頂く運びとなりました。
奥様は、万引きでの同種前科があることもあり、厳しい処分が考えられる事件でした。 
しかし、弁護士の的確で素早い弁護活動により、起訴された当日に保釈認容を勝ち取り身体拘束からの解放に成功し、裁判においても執行猶予判決を獲得することができました。

結果 

保釈認容 
執行猶予判決を獲得

事件経過と弁護活動 

今回の事件は、ショッピングセンター内の店舗での万引きで逮捕されてしまった事件ですが、発覚している万引きは2件ありました。
また、同種前科もあったため厳しい処分が考えられ、身体拘束からの解放も難しい事件でした。
しかし、弁護士は、いち早く身体拘束からの解放がなされるように活動をしました。 
ご夫婦にはまだ小さなお子様がいて奥様が身体拘束を受けることの不利益な重大であることを保釈請求書に記載するとともに、夫であるご依頼者様の具体的な監視監督方法を上申書という形で添付して裁判所に提出しました。
具体性をもった、これらの主張が認められ奥様は起訴された当日には保釈が認容され、ご自宅で生活をすることができるようになりました。 
裁判までの間には、難航していた被害店舗との示談交渉についても被害弁償を受け取っていただくことに成功しました。
そして裁判では、夫であるご依頼者様の証人尋問を実施し、再犯防止のための具体的な監視監督方法を裁判官に直接主張するなどの活動をしました。
これらの活動により、厳しい処分が想定されていた事件でしたが、執行猶予判決を獲得することができました。

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