兵庫県神崎郡市川町の痴漢事件で逮捕 報道回避に動く刑事事件に強い弁護士
痴漢事件の逮捕で報道回避に動く場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。
某有名企業に勤務するAさんは、電車内で痴漢行為をしたとして兵庫県福崎警察署の警察官に迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。
逮捕の知らせを受けたAさん家族は、事件が報道され、会社を解雇されてしまうのではと心配し、すぐに刑事事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)
刑事事件において報道される可能性とは
日々、テレビや新聞、ネットで「○○の容疑で●●さんが逮捕」というニュースが報道されます。
もし、自分や自分の家族が何らかの刑事事件に巻き込まれてしまったら、事件が報道され、世間に知られてしまうと様々な面で不利益を被ることになるのは容易に予想できるでしょう。
会社や学校に知られてしまい、解雇・退学になるのでは…
周囲に知られてしまうと、子供がいじめられるのでは…
もちろん、日々起こっている事件のすべてが報道されるわけではありません。
では、どのような事件が報道される傾向にあるのでしょうか。
報道される事件の定まった基準というものはありませんが、概して以下のような特徴を有した事件が報道され易いと言えるでしょう。
①重大事件や特殊な内容の事件で、社会的な関心が高い事件
②加害者や被害者などの事件関係者が、政治家・芸能人など著名人の場合
③加害者や被害者などの事件関係者が、公務員・教師・医師・弁護士・大企業社員といった社会的に関心を集めやすい場合
ざっくりと言えば、世間一般が関心を持つであろう人物が関与している又は関心を持つような内容の事件が報道の対象となることが多くなっています。
事件が報道される場合は、実名報道が原則となっていますが、少年事件については、少年法で実名報道が禁じられていますので、匿名報道が原則とされています。
マスコミ(記者クラブ加盟)が刑事事件の情報を入手する先は、警察です。
警察から事件の情報を入手したマスコミ各社は、事件を報道するかどうか判断することになります。
また、報道される時期は、逮捕直後や検察へ送致直後が多くなっています。
このように、事件が報道されるかどうかは、事件の性質や容疑をかけられている人の社会的な地位によって判断されるので、完全に回避することは難しいでしょう。
しかし、弁護士を通じて、事件を報道・公表されないように捜査機関に意見書を提出するなど働きかけることは出来ます。
また、捜査機関と交渉し、早期の釈放を求めることで、拘束期間を短縮し、勤務先や学校などに事件のことが知られずに済む可能性を高めることも出来ます。
兵庫県神崎郡市川町の痴漢事件で、ご家族が逮捕され、事件が報道されて会社をクビになってしまうのではとお悩みであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
まずは、フリーダイアル0120-631-881まで。