【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件で逮捕 迅速な被害者対応で不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様も(20代、会社員、前科前歴等なし)が、ゲームセンターにおいて女性店員のスカートの中をスマートフォンを使用して盗撮したとして逮捕された事件。
■事件経過と弁護活動
店員の通報を受け駆け付けた警察官に連行されたご依頼者様は、その後、通常逮捕されましたが、翌日勾留請求が却下され即日釈放となりました。釈放されたご依頼者様は、今後の流れや予見される処分について不安になり、当事務所の無料法律相談に来られました。法律相談では、担当弁護士がご依頼者様から事件の詳細や余罪について伺い、今後の刑事手続きの流れや、警察・検察からの取調べへの対応方法、想定される弁護活動の具体例などを丁寧に説明しました。そして、担当弁護士が、被害女性との間の示談成立が、最終的な処分の決定において一番重要な要素であることを伝えたところ、ご依頼者様も示談成立の重要性をご理解され、法律相談後に本件における刑事弁護活動を担当弁護士に依頼されました。
契約後、すぐに被害者様と連絡を取ろうと試みましたが、被害者様のご両親は今回の事件に困惑されているご様子で、当初はお会いすることすらできず、示談交渉は難航しました。しかし、1週間ほど経ち、被害者様が弁護士となら交渉してもよいとお考えになられ、担当弁護士は被害者様とお会いすることができました。担当弁護士は、示談について丁寧に説明し、ご依頼者様が大変反省なさっており謝罪・被害弁償を行う意思があること、被害現場には今後一切近づかない、盗撮データを完全に消去することを誓約をする旨をお伝えし、粘り強く交渉を行いました。その結果、被害者様の御両親とご依頼者様との間で、本件につき示談を成立させることが出来ました。
また、担当弁護士は、ご依頼者様が取調べを受ける前日には、ご依頼者様と綿密な打ち合わせを行い、ご依頼者様が不利になるような調書を取られないよう適切なアドバイスを行いました。
担当検察官は、本件における取調べの結果と示談の結果を踏まえ、本件を不起訴処分として終了させることにしました。ご依頼者様は不起訴処分によって、前科が付くこともなく、以前と変わらぬ生活を送っていらっしゃいます。