【お客様の声】兵庫県の窃盗事件で逮捕 示談成立で不起訴処分獲得
■事件概要
ご依頼者様の息子様(30代男性、コンビニエンスストア店員、前科なし)が、元勤務先において販売用バスカード5枚(1万円程度)を窃取した窃盗被疑事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様の息子様が、窃盗容疑で逮捕されました。逮捕後、警察署での面会もできない状況にどう対応して良いものか分からず、困り果てた様子で、当事務所まで無料相談にお越しになられました。
担当した弁護士は、丁寧に国選弁護と私選弁護のそれぞれのメリット・デメリットについて説明し、ご依頼者様からその場で初回接見の依頼を受けて、直ちに警察署に赴き、息子様との接見を行ないました。
接見後、すぐにご依頼者様への接見報告を行いました。
事件の詳細や今後の流れ、息子様の様子、家族への伝言などをお伝えしました。弁護士の迅速かつ適切な対応を評価していただき、その場で本件窃盗被疑事件について、当事務所の弁護士を弁護人として刑事弁護活動をご依頼くださいました。
弁護士は、まず早期の身柄解放活動を行うべく、勾留決定に対する準抗告の申立を行いました。
また、息子様との接見で、今後の刑事手続きの流れや取調べ対応方法について丁寧に説明・アドバイスをし、真摯に反省している息子様に対して、被害者様への謝罪と示談交渉を行うことを提案いたしました。
被害者様である息子様の前の勤務先の店長は、自身の弁護士に本件窃盗被疑事件を委任しておられましたので、被害弁償・示談交渉は相手方の弁護士との間で進めることになりました。
相手方の弁護士とすぐに連絡をとり、早急に被害弁償・謝罪の意向を伝え、示談交渉に応じていただくことになりました。
息子様作成の謝罪文を手渡し、真摯な謝罪の意思を伝え、被害店舗には近づかない誓約をしました。また、被害弁償も行い、被害者様との示談をまとめることに成功し、結果、不起訴処分を獲得することができました。
このような弁護活動の結果、ご依頼者様の息子様は、今回の事件について前科がつくことなく不起訴処分で終了することができました。