Archive for the ‘お客様の声’ Category
【お客様の声】警察官に対する公務執行妨害 公判請求されるも罰金を獲得
警察官に対する公務執行妨害事件で、起訴(公判請求)されるも罰金を獲得することができた弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要と弁護活動
依頼者様(40代男性、会社員)は、飲みに行ったスナックの店員と料金トラブルになり、現場臨場した警察官に対して、胸を手拳で2回殴打する暴行を加えたとして、公務執行妨害罪で検挙され、その後、検察庁に書類送検されました。
そして検察官の取調べを受けた際に、検察官から「起訴(公判請求)する。」と告げられていました。
裁判で執行猶予付きの判決を言い渡されるとお仕事に影響が出てしまう事を懸念した依頼者様は、罰金刑の判決を目指して、私選弁護人として弊所の弁護士を選任し、刑事裁判にのぞみました。
選任された弁護士は、まず担当の検察官に対して、本公務執行妨害事件のきっかけとなった、依頼者様と料金トラブルになったスナックに対して、未だ未払いである飲食代の支払いと、被害者である警察官への謝罪や賠償を行うので、どうにか略式命令による罰金刑にならないものかと書面で訴えたのですが、検察官は、起訴(公判請求)の方針を維持しました。
そこで弁護士は、今後の刑事裁判に向けて、まずは被害者となる警察官へ謝罪を行うと共に示談交渉を持ちかけましたが、当然のこと被害者となる警察官には一切取り合ってもらうことができませんでした。
しかし粘り強く交渉を続けることで何とか被害弁償を受け取ってもらうことができたので、今度は、本公務執行妨害事件のきっかけとなった、依頼者様と料金トラブルになったスナックに対しても、未だ未払いだった飲食代の支払いを持ち掛けたのですが、こちらは最後まで連絡がつかなかったので、被害弁償相当額を法務局に供託したのです。
そしてこういった活動を、その後の刑事裁判において主張したところ、依頼者様は罰金刑の判決が言い渡されました。
結果
罰金刑
弁護活動を終えて
自認している公務執行妨害事件で、検察官が起訴(公判請求)するということは、検察官は、罰金刑では軽すぎるので例え執行猶予が付いても懲役刑を求めているという方針を持っており、起訴(公判請求)されて、刑事裁判で罰金刑が言い渡されることは珍しいことです。
今回の弁護活動では、被害者となる警察官への謝罪や、スナックへの飲食代を供託していることが高く評価されて、刑事裁判で罰金刑を獲得できたものと思われます。
結果的に依頼者様が望む結果を得ることができたのですが、もしこういった謝罪や、賠償を起訴されるまでにできていれば不起訴もあり得たのではないかと思われ、弁護活動を開始するのが遅れたことが悔やまれる結果となりました。
【お客様の声】小学生女児に対する盗撮事件 複数の同種余罪があったものの略式罰金獲得
小学生女児に対する盗撮事件で、複数の余罪が発覚したものの略式罰金を獲得した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要
依頼者の息子さん(50代男性、会社員、前科無し)は、コンビニ内において小学生女児のスカート内にスマートフォンを差し向けた疑いで逮捕されました。
そして、検察庁に送致された後、勾留が決定されてしまいました。
息子の逮捕を知った依頼者に初回接見サービスをご利用いただき、その後弁護活動を行った弁護士は、勾留決定に対する準抗告の認容により息子さんの釈放を実現するとともに、被害者の親権者様との示談を締結させて、余罪多数ながらも略式罰金の処分に留めることができました。
結果
勾留決定に対する準抗告認容(早期釈放)
略式罰金
事件経過と弁護活動
息子さんの逮捕を知っていち早く初回接見サービスをご利用いただいたことから、検察庁に送致された後すぐに、弁護活動を開始することができました。
息子さんは、検察官に送致され当日には10日間の勾留が決定されてしまいました。
しかし、正社員として定職にもついており長期の身体拘束が生活に与える影響は重大なものがありました。
そこで、弁護士は、裁判官に対して息子さんの置かれている状況や捜査の進展状況から勾留の必要がないことを明らかにする準抗告の申立てを行いました。
これが認められ息子さんは釈放され早期に職場復帰することができ、日常生活を送りながら警察から捜査を受けることになりました。
そして、被害者様が未成年であったため、示談交渉は親権者様と行うことになりました。
息子さんの思いや反省の気持ち等を丁寧に伝えることで示談の締結に際して、被害届の取り下げや息子さんの行為について処罰を求めない旨のお約束をいただくことができました。
その結果、被害者が特定できない余罪は多数あったものの、略式罰金で刑事手続を終結することができました。
【お客様の声】家族喧嘩が少年事件に 勾留請求に代わる観護措置の却下及び審判での不処分を獲得
家族喧嘩による少年事件について、勾留請求に代わる観護措置の却下及び審判での不処分を獲得した付添人活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要
父と14歳の息子が口論になり、息子が包丁を持ち出して強い言葉を言ったため、反省を促す意味で父が警察に通報したところ、息子が逮捕されてしまいました。
そして、暴力行為等処罰に関する法律違反事件として警察から捜査を受けることになり、両親ともにそこまで大事になるとは思っていなかったため、大変困惑し、お母様が依頼者となって弊所の弁護士にご依頼頂きました。
息子は逮捕された後、勾留に代わる観護措置決定がなされ少年鑑別所に送致されることになりましたが、弁護士の献身的な活動により決定の翌日には釈放され、家庭裁判所の審判でも不処分を獲得することができました。
結果
勾留請求に代わる観護措置について準抗告により却下決定
少年審判での不処分
事件経過と弁護活動
少年が逮捕されてから、2日後には勾留に代わる観護措置が決定し、警察の留置場から少年鑑別所に送致されることになりました。
弁護士は、すぐに少年の両親から事件に至った経緯や今後の少年に対する関わりや思いを丁寧に聞いた上で、裁判所に対し、勾留請求に代わる観護措置が必要性がないことを明らかにする申立てを行いました。
これが認められ、勾留請求に代わる観護措置は却下決定されたため、少年は無事釈放されました。
また、事件が家庭裁判所に送致された後の、付添人としての活動においても話合いの場を多く設け、親子関係改善の取り組みを行っていきました。
また、スクールカウンセラーのカウンセリングなども継続して受けてもらえるようにして、審判のためだけではない、長期的な視点をもって環境の調整を行っていきました。
これらの取り組みが、家庭裁判所の裁判官にも認められ、少年は審判では「不処分」となりました。
【お客様の声】神戸の盗撮事件 意見書の提出などの弁護活動により不起訴処分獲得
風俗店内での盗撮事件で、不起訴処分を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要
依頼者(50代男性、盗撮の前科あり)が、神戸市内の風俗店を利用中に、スマートフォンの動画機能で、相手の女性を撮影したという盗撮行為による迷惑防止条例違反事件です。
依頼者様は、事件当日に店舗関係者により警察を呼ばれており、そこから何度か取調べを受けていました。
しかし、事件が検察庁に送致され、検察庁から届いた書類に示談書の提出を求める記載があったため示談の必要性を感じ、示談交渉動くため弁護士に依頼したようです。
結果
不起訴処分
事件経過と弁護活動
依頼者様は、被害女性の働く風俗店の店長から盗撮について問われた際も、犯行を認めていました。
また、警察からの取調べにおいても犯行を認め、警察官から「寛大な処分でおねがいしますとは言っておくから」という言葉も言われていたようです。
しかし、検察庁から届いた書類には、示談書の提出を求める記載があったため不安に感じた依頼者様は、当事務所の弁護士に相談することにしました。
依頼者様には盗撮の前科があり、示談が出来ていなければ略式手続での罰金なども考えられる事案でした。そのため、依頼者様は早急に示談に動くため、当事務所の弁護士に依頼するに至りました。
しかし、依頼者様が検察庁に呼び出されて、示談の必要性を感じた時には事件から10ヶ月ほど経過しており、被害女性は風俗店を退職していたため連絡が難しい状況になっていました。
そこで、弁護士は被害女性が働いていた風俗店の店長に依頼者が反省していることや謝罪の意を伝えました。
そうして、風俗店の店長から処罰感情がほとんどないことを示す聴取書及び弁護士からの終局処分に対する意見書を検察官に提出したことで、不起訴処分を獲得することができました。
【お客様の声】親族への傷害で逮捕 審判での不処分獲得
親族への傷害で少年が逮捕されてしまった事件について、家庭裁判所での審判において不処分を獲得した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
事件概要
依頼者の息子さん(10代男性、学生、前科なし)は、自宅内で、自身の親族に対して顔面や体を複数回殴打したり蹴ったりしたとして、警察に逮捕されました。
そして、検察庁に送致された後、勾留も決定されてしまいましたが、依頼者であるお母さまから初回接見サービスをご利用いただきました。弁護活動を行った弁護士は、勾留決定に対する準抗告を申し立て、これが認容されたことにより、息子さんの釈放を実現させるとともに、家庭裁判所に事件が送致されてからも献身的な弁護活動により、審判で不処分を獲得することができました。
結果
勾留決定に対する準抗告認容(早期釈放)
審判 不処分
事件経過と弁護活動
家族内での事件であったため大変な状況の中、依頼者であるお母様から初回接見サービスのご利用を頂きました。
弁護活動を担当した弁護士が迅速に対応し、事件の態様や捜査の進展状況から勾留の要件を満たさず、勾留の必要性もないことを明らかにする準抗告の申立てを行いました。
その結果、一度は勾留が決定されてしまったものの、準抗告が認容されたことで、息子さんは釈放され、通っていた学校に通学することができるようになりました。
また、その後事件が家庭裁判所に送致され、審判を受けるに当たっても、種々の取り組みを行いました。
具体的には、少年が再犯を起こさないようにするため家族内での環境調整や、事件が起きてから現在に至るまでの課題を通した精神的成長の記録などを丁寧に行い、家庭裁判所の裁判官にこれらの結果を伝える活動をしました。
これらの活動が認められ、家庭裁判所の審判で不処分を獲得することができました。
【お客様の声】複数の特殊詐欺事件で起訴 保釈を獲得し大幅減軽に成功
複数の特殊詐欺事件で起訴された事件で、保釈を獲得し大幅減軽に成功した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
◆事件概要と弁護活動◆
依頼者様の息子さん(20代男性、前科前歴なし)は、FX投資等に失敗して多額の借金を抱えてしまい、その借金を返済するために高額報酬を得ることができるという理由から、受け子や出し子として複数の特殊詐欺事件に関与していました。
その結果、息子さんは受け子として被害者宅を訪ねた際、被害者宅を張り込んでいた警察官に現行犯逮捕されてしまったのです。
息子さんの逮捕を知ったご家族からのご依頼で初回接見を担当した弁護士が、その後の息子さんの弁護活動を行ったのですが、その際に、息子さんが複数の特殊詐欺事件に関与している事実が発覚し、その後は、兵庫県外の警察署に再逮捕されるなどして、最初の現行犯逮捕から半年以上にもわたって、身体拘束を受けた状態で警察の捜査が続きました。
そんな中で弁護士は、複数の被害者様への示談交渉を行い、最終的には8人の被害者様への弁償を行うことができ、中には宥恕条項のある示談を締結できた被害者様もいました。
また弁護士は、拘束されている息子さんへの接見を繰り返し取調べのアドバイスを欠かさず行いました。
そして複数の特殊詐欺事件で起訴された息子さんの身体拘束は、最初の逮捕から8か月間にも及びましたが、その間に弁護士は、ご家族の協力を得て息子さんの監視監督体制を整え、公判がある程度進んだタイミングで裁判所に保釈を請求し、息子さんの釈放を実現しました。
また詐欺や窃盗など25の事件で起訴されて行われた刑事裁判では、検察側からは初犯にも関わらず6年が求刑されましたが、弁護士は、被害者様に可能な限りの弁償をしていることや、息子さんが深く反省していることなどを主張し、減軽を求めました。
そして結果的に懲役4年の判決が言い渡され、息子さんは服役することとなりました。
◆結果◆
保釈
2年の減刑
◆弁護活動を終えて◆
今回の弁護活動は、息子さんが広域にわたって、複数の特殊詐欺事件に関与していたことから、被害額も高額に及んでいました。
そういった事情から、拘束期間が長くなり、初犯でありながらも長期実刑が予想される中で弁護活動を開始したのですが、少しでも多くの被害者に被害弁償を行い、ちょっとでも早い息子さんの釈放を目指した弁護活動を心掛けました。
実際に息子さんの保釈が認容されて釈放されたのは、逮捕から8カ月も経過してからだったことについては、もう少し釈放を早めれたのではという思いがありますが、被害者8人に対して弁償を受け取ってもらえたことは、最終的に判決に大きく影響したと思います。
【お客様の声】コンビニの盗撮事件で逮捕 釈放後に示談成立で不起訴を獲得
コンビニの盗撮事件で逮捕されるも、釈放後に、示談が成立したことから不起訴を獲得した弁護活動と、お客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が紹介します。
◆事件概要と弁護活動◆
依頼者様(40代男性)は、職場近くのコンビニにおいて、常習的に女性のスカート内を盗撮していたところ、警戒中の警察官に検挙されました。
検挙当初は、依頼者様が盗撮事実を認めていたことから、盗撮に使用した機器や、盗撮画像を保存していたパソコン等を警察に任意提出し、帰宅することができましたが、その後、余罪が複数あることが発覚し、警察に逮捕されてしまいました。
そして逮捕後に検察庁に送致され、検察官が勾留請求したものの、裁判官が勾留請求を却下したことから、依頼者様は釈放されました。
釈放された依頼者様に、弊所の無料法律相談をご利用いただき、その後、弊所の弁護士を私選弁護人として選任していただいたことから、弁護活動を開始したのです。
盗撮事件の終局処分は、被害者との示談が成立しているかどうかが大きく影響するため、まず弁護士は被害者様に連絡を取り示談交渉を行いました。
示談交渉を開始した当初は、被害者様の被害者感情は強く、示談の成立は困難かと思われましたが、粘り強く交渉を続けたところ、最終的には、被害者様に納得していただける内容で、宥恕条項のある示談を成立させることができたのです。
そして、こういった被害者対応と並行して依頼者様には、警察等での取調べに対するアドバイスを行うと共に、カウンセリングを受けるなど更生に向けて取り組むことをお勧めしました。
こういった経過をまとめて不起訴を求める旨の書類を作成し、検察官に提出したところ、依頼者様の不起訴が決定しました。
◆結果◆
不起訴
◆弁護活動を終えて◆
盗撮事件は増加傾向にあり、最近では新たに盗撮行為を規制する法律が施行されるなどして、その刑事処分も厳しくなっています。
今回の事件は、まだ盗撮罪が施行される前の事件なので、迷惑防止条例の適用を受けていましたが、計画的な犯行で、余罪が複数件あることなどから、本件の被害者との示談が成立したとしても、略式命令による罰金刑が想定された中で、弁護活動を開始しました。
しかし結果的に、不起訴を獲得できたのは、ご本人様が深く反省し、更生に向けて積極的であることが評価されたからではないでしょうか。
司法試験・予備試験受験生アルバイト求人募集
司法試験・予備試験受験生アルバイト求人募集
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、2022年司法試験・予備試験受験生を対象に、以下のとおり全国12都市にある各弁護士事務所の事務アルバイトを求人募集しています。司法試験合格に向けて勉強やモチベーション維持をしたい方、弁護士、検察官、裁判官を目指していて刑事・少年・外国人事件に興味のある司法試験受験生にぴったりの法律事務所アルバイト業務です。
司法試験・予備試験受験生アルバイト求人募集情報
あいち刑事事件総合法律事務所の事務アルバイトに採用されると、専門弁護士による刑事・少年事件の弁護活動を間近に見ることができます。司法試験や予備試験で学んだ法律知識が実務の現場でどのように使われているのかを見ることで、知識の確認と深化定着につながります。深夜早朝アルバイトであれば、冷暖房完備の快適で静かな環境で、電話対応などの簡単な仕事以外の時間は自由に勉強等をしていただけます(深夜早朝手当も出ます)。司法試験合格者のアルバイトを多数受け入れ、当事務所アルバイト経験者の多くが司法試験に合格しているモチベーションの高い職場です。
【事務所概要】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、日本では稀有な刑事事件・少年事件を専門的に取り扱う全国的刑事総合法律事務所です。創立以来、刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動に従事し、重大著名事件から市民生活に密接した事件まで、数多くの事件をほぼ全分野にわたって幅広く取り扱ってきました。現在は、札幌、仙台、さいたま、千葉、東京(新宿、八王子)、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡まで全国に事務所を構えており、経験豊富な弁護士に加え、元裁判官、元警察官、元官僚等の専門領域を持ったエキスパートが集まる専門性の高い職場環境となっています。刑事・少年事件のリーディングファームとして、プロフェッショナル養成のための所内研修及び業務支援制度を整え、全国に高レベルの弁護サービス普及を目指しています。また、2022年から犯罪被害者支援や入管事件にも力を入れて取り組んでいますので、犯罪被害者支援や外国人問題に興味のある司法試験受験生も歓迎しています。
【募集職種】
事務アルバイト、深夜早朝アルバイト
【給与(東京の場合)】
事務アルバイト:時給1200円+交通費
深夜早朝アルバイト:時給1200円+交通費+深夜早朝割増(25%UP)
※時給は勤務地によって異なり、1000〜1200円となります。
【勤務時間】
勤務時間:週1日~、1日3時間~
※業務内容や個人の事情に応じて勤務時間は柔軟に対応いたしますのでご相談下さい。
【仕事内容】
・事務アルバイト
一般事務(電話応対、来客対応、書面作成、書類提出、記録整理等)
法律書面準備(リサーチ、資料の収集)
テキスト作成
・深夜早朝アルバイト
電話対応
テキスト作成
※上記仕事以外の時間はご自身の勉強等にあてていただいて構いません
【執務環境】
交通費支給、各事務所とも主要駅近く利便性抜群。
PC環境、事務処理環境、インターネット等完備
刑事・少年・外国人事件の専門性が高い職場
【神戸支部紹介】
神戸支部は、神戸の中心部である三宮に事務所を構えています。三宮は交通の便もよく、事務所も駅からも近いので、交通機関での移動も便利です。また、兵庫県は、北は豊岡から南は淡路まで全域を、そして、中国・四国地方と広範囲に渡って対応しており、数多くの刑事事件・少年事件を取り扱っています。神戸支部の弁護士は、兵庫県弁護士会に所属し、刑事事件・少年事件の専門弁護士として、兵庫県をはじめとした対応エリアで活躍しています。神戸支部は、弁護士・パラリーガルが協力して仕事を進めるチームワークのよい法律事務所です。事件についてはもちろんのこと、それ以外のことについても気軽に質問・相談することが出来るアットホームな雰囲気です。刑事事件・少年事件に興味のある方は、実務を間近で見ることができ、学ぶ事も多いと思います。
司法試験・予備試験受験生アルバイト求人応募方法
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所のアルバイト求人募集にご興味のある方は、エントリー・説明会参加フォーム又は電子メールnoritakesaiyou@keiji-bengosi.com 宛で事務所までご応募ご質問下さい。5日間程度のうちに採用担当者からメール又は電話でご連絡させていただきます。
【お客様の声】強制わいせつ,強制性交等未遂事件 少年事件で保護観察処分
■事件概要
ご依頼者様の息子様(10代,大学生,前歴等なし)は,通行中の女性に対して,突然胸を触るなどのわいせつな行為を行い,その後口腔性交をさせようとしました。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は,息子様が強制わいせつ,強制性交等未遂事件で逮捕・勾留され,勾留中に弊所に初回接見を依頼されました。
息子様には既に別の私選弁護人が選任されていましたが,その弁護人が接見等に十分行かず,ご依頼者様には不満があるとのことでした。
弊所の弁護士が初回接見に行き,事件内容を尋ねたところ,強制性交等未遂罪という極めて重い罪であり,一度だけの偶発的な事件といえども,少年院送致の処分が考えられる事案でした。
しかし,息子様は大学に通学しており,大学を退学とならないようにする必要性もありました。
弊所の弁護士が依頼を受けた時点で,捜査はほとんど終了していましたが,その後家庭裁判所に送致される際の心構えや,考え方等について接見で息子様にお話ししました。
また,被害者との示談交渉は,前の弁護人が既に開始していたため,被害者の方に無用の混乱を生じさせないよう,引き続き前の弁護人に依頼し,最終的には示談を成立させていただきました。
事件が家庭裁判所に送られた後は,弁護士が息子様と頻繁に面会し,どうしてこのような事件を起こしてしまったのか,今後どのように生活をすれば再非行をせずに済むのかを一緒に考え,最終的な少年審判の結果を左右する家庭裁判所調査官の調査に備えました。
また,少年事件では,事件を起こした本人だけでなく,ご両親も家庭裁判所調査官による調査を受けます。
ですので,調査の前に,調査で尋ねられる内容や,その際の受け答えなどを打合せし,準備をしたうえで調査に臨むことができました。
審判では,起訴事実についてはすべて認め,息子様が反省していることや,ご両親が今後も支えることや,専門的なカウンセリングを受講することなどを主張し,保護観察処分の獲得を目指しました。
最初の審判では,結論を決めるには時期尚早とのことで,試験観察となりました。試験観察中も,弁護士が息子様やご家族と一緒にカウンセリング施設に赴いたり,定期的に息子様と面談するなどして,最終的な審判に備えました。
2度目の少年審判では,上記のような息子様の努力や,ご家族の支えが評価され,無事保護観察処分を得ることができました。
息子様は,この事件で保護観察処分となり,社会復帰を許されたことから,二度と同じことをしないよう誓い,
新たな生活を歩んでおられます。
【お客様の声】強制わいせつ事件で執行猶予
■事件概要
ご依頼者様の息子様(30代、会社員、前科前歴なし)が、夜間に帰宅途中の女性に対してわいせつな行為をしたとして強制わいせつの容疑で逮捕された事件。同種の余罪もあり、別件で再度逮捕されることが予想された。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、逮捕当日、息子様との接見を行った当番弁護士から報告の連絡を受けたものの、事件についてはあまり詳しく分からず心配され、弊所に初回接見をご依頼されました。すぐに弊所の弁護士は、息子様との接見を行い、息子様が夜間に女性を背後から襲いわいせつな行為をする事件を起こしたことや同様の事件を他にも起こしたことが分かりました。接見後、担当弁護士は、ご依頼者様に事件内容や余罪があることから、本件以外にも余罪で逮捕され身体拘束が長期化する可能性があることや、余罪が立件されれば被害者も増えることから、全ての被害者との間で示談が成立しない可能性があることを丁寧に説明しました。ご依頼者様は、早期に被害者への謝罪と被害弁償を行い、示談交渉に着手すること、そして、息子様には幼いお子様がいらっしゃるため、でき限り早期に釈放となることを目指した弁護活動を弊所にご依頼されました。
余罪については、強制わいせつ事件が2件立件されました。弁護人は、捜査機関を介して被害者3名の方に示談の申入れを行いました。夜間に行われた犯行であり、被害者の方は息子様の行為によって癒しがたい傷を負われており、息子様に対する処罰感情は大きいものでした。被害者の代理人との粘り強い交渉により、最終的には3名全員との間で示談を成立させることができました。強制わいせつ罪という重い罪で3件起訴されていたため、全ての被害者の方との示談成立は、執行猶予獲得には欠かせませんでした。決してスムーズに交渉が進んだとは言えない状況でしたが、担当弁護士は、判決が言い渡される最後の最後まで諦めずに粘り強い交渉を続け、全ての被害者の方との間での示談成立を成し遂げました。
当初の予想通り、息子様は余罪で逮捕・勾留され、捜査段階での身体拘束は長期に及びました。しかし、余罪についての起訴のタイミングを見計らい、できる限り早期に釈放となるよう保釈請求をし、息子様は無事に釈放されることとなりました。
公判では、被害者との示談が成立していることも考慮され、執行猶予判決が言い渡され、実刑を回避することに成功しました。