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【お客様の声】兵庫県内の窃盗事件 被害届取り下げに成功し不起訴処分を獲得
【お客様の声】兵庫県内の窃盗事件 被害届取り下げに成功し不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様の奥様(40代、病院職員、前科前歴等なし)が、銀行のATMに置き忘れられた現金を盗んだ事件。
■事件経過と弁護活動
事件から2か月後に警察から連絡があり、ご依頼者様の奥様は警察署での取調べを受けておられました。取調べでは、大事には至らないと警察から言われていたのですが、奥様自身が事件当時の記憶が曖昧で、話が合わないことを警察から指摘され、今後どうなるのか不安に思い、ご依頼者様と奥様ご一緒に当事務所の法律相談にいらっしゃいました。法律相談では、奥様から事件や取調べ内容についてお話を伺い、銀行から被害届が出されていることが分かりました。ご依頼者様は、今後の刑事手続きの流れや、被害者である銀行に対する被害弁償の方法について相談されました。担当弁護士は、示談の内容や効果、相手方が銀行である場合の留意点をご依頼者様と奥様に丁寧に説明し、被害届取り下げに向けて動くことが最善策であることを提案しました。担当弁護士の対応を評価してくださったご依頼者様は、法律相談後に本事件における刑事弁護活動を正式に当事務所の弁護士に依頼されました。
依頼後、担当弁護士は被害銀行と連絡をとり、示談交渉を開始しました。被害銀行としては、被疑者であるご依頼者様の奥さまからの謝罪や示談は受けることが出来ないという回答でした。しかし、弁護士の粘り強い交渉で、被害弁償をすれば被害銀行が被害届の取下げに応じてくれることになりました。また、担当弁護士は、奥様と綿密に取調べ前の打ち合わせを行い、取調べ対応について適切なアドバイスをし、奥様に不利となるような取調べ調書を作成させないよう努めました。
このような弁護活動により、ご依頼者様の奥様は本事件を不起訴処分として終了することが出来ました。ご依頼者様も奥様も、不起訴処分を受け、安心して元の生活に戻っておられます。
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 勾留に代わる観護措置を阻止し早期釈放・不処分獲得
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 勾留に代わる観護措置を阻止し早期釈放・不処分獲得
■事件概要
ご依頼者様の息子様(10代、高校生、前科前歴等なし)が、下校途中の駅構内で女性のスカート内をスマートフォンを使用し盗撮したとして現行犯逮捕された事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、警察から電話で事件について連絡を受け、非常に驚かれたようでした。警察からすぐに会うことは出来ないと言われたご依頼者様は、息子様のことが心配でたまらず、代わりに接見に行ってくれる弁護士を探していらっしゃいました。接見依頼を受けた当事務所の弁護士は、直ぐに息子様に接見し、事件の詳細について聞きました。息子様は自身の軽率な行為について猛烈に反省しておられました。同種の余罪が多数あったため、逮捕時は当日釈放の予定だったそうですが、余罪捜査のため釈放が見送られていました。弁護士は、息子様に対して、今後の流れや取調べ対応についてアドバイスを行うなど、少しでも息子様が安心できるように努めました。
ご依頼者様への接見報告後、担当弁護士を弁護人として選任していただきました。ご依頼者様は、息子様が長期の身柄拘束により、学校を退学になってしまうのではないかと大変心配していらっしゃいました。依頼を受けた弁護士は、すぐに担当検察官に連絡したところ、勾留に代わる観護措置を請求する予定であることが分かりました。勾留に代わる観護措置がとられれば、その満期に家庭裁判所に送致されると当然少年鑑別所収容の観護措置とみなされ、見込まれる身体拘束期間が勾留に代わる観護措置決定から1か月強となることが想定されるため、早期に復学するためには何としてでも勾留に代わる観護措置を阻止する必要がありました。弁護士は、直ちに検察官に勾留に代わる観護措置を請求しないよう意見書を提出した上で面談をして、身体拘束の理由や必要性がないことを説得的に主張しました。その結果、検察官は請求の予定を覆し、即日息子様は釈放されました。
釈放後には、弁護士は、ご依頼者様や息子様との連絡はもとより、息子様が通う学校の先生やカウンセリングの先生とも密に連絡を取り合い、息子様の更正に向けた環境調整に積極的に取り組みました。また、その経過報告を担当調査官に随時報告する等、弁護士は、家庭裁判所側に環境調整が十分に行われていることを処分決定に当たって考慮してもらうべく付添人として活動しました。
このような活動により、審判では不処分として本件保護事件を終了することとなりました。ご依頼者様の息子様は、早期の身柄解放により、長期間学校を欠席することなく復学し、夢に向かって希望大学に進学できるよう日々勉学に励まれておられます。
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 速やかな被害者対応で不起訴処分へ
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 速やかな被害者対応で不起訴処分へ
■事件概要
ご依頼者様(40代、会社員、前科前歴等なし)が、居酒屋の女性店員のスカートの中をスマートフォンを使って盗撮した事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、事件現場で盗撮行為が発覚し、店側からデータを削除するように言われ削除されていました。ご依頼者様名義のクレジットカードで支払いを済ませたため、身元が判明し、警察から呼び出しを受けておられました。呼び出しの連絡を受けて心配になったご依頼者様は、警察への出頭前に、取調べ対応について当事務所の弁護士に相談されました。法律相談では、担当弁護士が、ご依頼者様から事件について詳しく伺ったうえで、今後の手続きの流れや取調べ対応に関してアドバイスを致しました。また、被害者様に対する被害弁償や示談の結果により最終的な刑事処分の如何に影響する可能性についても丁寧にご依頼者様に説明しました。事件を穏便に解決することを希望されておられたご依頼者様は、当事務所の弁護士に本事件における刑事弁護活動を依頼されました。
依頼後、担当弁護士は、速やかに被害者様との示談交渉に着手しました。まず、ご依頼者様の謝罪・反省の意を被害者様にしっかりとお伝えするために、弁護士はご依頼者様に対して謝罪文の作成を提案しました。被害者様に対しては、代理人であるお母様を通じて、ご依頼者様が大変反省しておられ、謝罪と被害弁償を行う意思があること、盗撮データの破棄や事件現場である居酒屋には一切近づかない誓約をお伝えしたうえで、示談に応じていただけるよう弁護士は丁重に交渉しました。その結果、被害者様との示談が成立し、当事者間では本件が解決することが出来ました。
また、担当弁護士は、ご依頼者様が取り調べを受けるごとに、事前に取調べ対応に関する適切なアドバイスを行い、ご依頼者様の不安を取り除くよう努めました。迅速かつ適切な弁護活動を行うため、担当警察官や検察官とも綿密に連絡を取り、捜査の所在を確認しました。
このような弁護活動により、本事件は不起訴処分で終了することとなりました。ご依頼者様は、今回の事件で自身の過ちを大変反省され、二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓われ、元の生活に戻られています。
【お客様の声】兵庫県内の住居侵入事件 示談を取りまとめ不起訴処分を獲得
【お客様の声】兵庫県内の住居侵入事件 示談を取りまとめ不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様の息子様(20代、会社員、前科前歴等なし)が、隣家に住む女性の部屋を覗き見る目的で、女性宅のベランダに侵入したとして現行犯逮捕された事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、息子様が帰宅時間になっても帰ってこないことを不安に思い、警察署に問い合わせたところ、息子様が逮捕されたという事実が発覚しました。心配になったご依頼者様は、当事務所の初回接見を依頼されました。
初回接見では、息子様が興味本位で隣人宅を覗こうと、ベランダに入った際に、隣人に見つかり取り押さえられていたことが分かりました。同じ団地の隣人宅ベランダに侵入したということで、被害者である隣人の方に対する適切な対応が急務であることを確認した弁護士は、その旨をご依頼者様に説明しました。ご依頼者様も、すぐにでも被害者様に謝罪・被害弁償を行うことを希望されており、本事件における示談交渉を含む刑事弁護活動を当事務所の弁護士に正式に依頼されました。
示談交渉においては、被害者様やそのご家族の要望もあり、被疑者である息子様本人からの謝罪をする場を設けました。その際には、本人に謝罪の仕方や真摯な反省を促したうえで、また、トラブルにならないように弁護士が立ち会って執り行いました。その後、担当弁護士は、被害者様はご依頼者様の隣人であることを考慮し、被疑者である息子様と被害者様との接触を避ける手段についてご依頼者様と慎重に検討しました。そのうえで、被害者様には、息子様が事件現場である住居から引っ越すことにより今後の接触がない旨を誓約し、示談に応じていただけるよう丁寧に交渉を行いました。その結果、被害者様との示談が成立し、宥恕条項付きの示談書を締結することが出来ました。
被害者様との示談成立を受けて、担当検察官は本事件を不起訴処分として終了させ、ご依頼者様の息子様は即日釈放されることとなりました。
【お客様の声】大阪府内の過失運転致傷事件 早期の示談締結で不起訴を獲得
【お客様の声】大阪府内の過失運転致傷事件 早期の示談締結で不起訴を獲得
■事件概要
ご依頼者様(50代、教員、同種前歴あり)が、大阪府内の道路において、車線線変更時に後方確認を怠り、バイクで走行していた被害者様に接触し、怪我を負わせた事件。
■事件経過と弁護活動
バイクとの人身事故を起こし、相手方に全治数か月の怪我を負わせたご依頼者様は、自身の不注意を認め深く反省されておられました。なんとか、前科が付くことだけは避けたいと思い、当事務所の法律相談に来られました。
法律相談では、担当の弁護士が、ご依頼者様から事件について詳しく聞いたうえで、今後の手続きの流れや見通し等を説明しました。ご依頼者様は、前科が付かないことを希望されておられましたので、被害者様との早期示談が急務であるとお伝えしました。担当弁護士の対応を評価してくださったご依頼者様は、その場で本事件における刑事弁護活動を当弁護士に依頼されました。
依頼後、担当弁護士は被害者様と連絡をとり、ご依頼者様が今回の事件について大変反省しておられること、被害者様に対して謝罪の意を表していること、示談に応じていただくけるよう慎重に交渉を行いました。ご依頼者様が、自身の保険を使って、被害の全額を補てんする等の対応をしておられたこともあって、被害者様と弁護士の話し合いの席では、あらかじめ別途お見舞金を用意していたのも必要ないとして、むしろ自分にも少し非があったと非常に紳士的な対応をしていただきました。結果、被害者様からは、ご依頼者様に対して、刑事処罰を求めないし、報道等が出ないように望む旨の嘆願書を作成していただくことが出来ました。
このような弁護活動により、本事件は不起訴処分として終了することとなり、ご依頼者様は前科が付くことなく以前と変わらぬ環境で教壇に立たれておられます。
【お客様の声】兵庫県内の建造物侵入事件 勾留を阻止し、被害者との示談成立で不起訴処分を獲得
【お客様の声】兵庫県内の建造物侵入事件 勾留を阻止し、被害者との示談成立で不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様の息子様(20代、会社員、前科前歴等なし)が、のぞきをする目的で、会社の同僚女性の住むマンションに侵入したとして逮捕された事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、息子様の上司から、取調べのため会社を休むとの連絡を受けたことを聞き、今回の事件についてお知りになられました。連絡を受けて驚愕されたご依頼者様は、事件の詳細も分からず非常に不安な思いで、当事務所の弁護士に初回接見を依頼されました。依頼を受けた当事務所の弁護士は、直ちに留置先に向かい、息子様との接見を行ないました。接見では、担当弁護士が事件の詳細を聞いたうえで、被疑者である息子様に対して今後の手続きの流れや見通しなどを丁寧に説明しました。接見後の接見甲北では、ご依頼者様に事件の詳細をお伝えし、今後の流れや見通し、そしてそれに対する弁護活動を具体的に説明しました。また、弁護士は、今回の事件にように、被害者の方がいる事件では、被害者の方との示談結果が刑事処分に大きく影響し得ることをご依頼者様に説明しました。弁護士の接見報告を終えて、事の重大さを再度実感されたご依頼者様は、息子様の早期の身柄解放と被害者の方との示談成立を希望され、本事件における刑事弁護活動を担当弁護士に正式に依頼されました。
依頼を受けた弁護士は、さっそく息子様の身柄解放活動を開始しました。担当弁護士は、勾留決定に対する準抗告を申立て、勾留をする理由も必要もないこと書面にて裁判所に説得的に主張しました。見事、準抗告の申立が認められ、息子様は即日釈放されることになりました。
その後、弁護士は、直ぐに被害者の方との示談交渉を進めていきました。同僚の覗き目的で自宅マンション敷地内に侵入されたことを受け、被害者の方は精神的にショックを受けておられたので、示談交渉開始当初、今後の展開が難航するかと思われました。しかし、担当弁護士は、息子様が今回の事件について真摯に反省していること、被害者の方に対して誠意ある謝罪をしていること、今後一切被害者宅付近には近づかない誓約をすることを伝え、被害者の方が安心して示談交渉に応じてもらえるよう慎重に交渉しました。その結果、被害者の方から示談に応じていただけるとの返答をいただくことができ、示談を締結することが出来ました。
このような弁護活動により、担当検察官は本事件を不起訴処分として終了させ、ご依頼者の息子様は前科を回避することが出来ました。早期の身柄解放及び不起訴処分で、ご依頼者も息子様も大変お喜びになられていました。息子様は、事件後、今後同じ過ちを繰り返さないことを誓い、新たな生活を始められました。
【お客様の声】兵庫県内のストーカー規制法違反事件 示談締結で公判回避に成功
【お客様の声】兵庫県内のストーカー規制法違反事件 示談締結で公判回避に成功
■事件概要
ご依頼者様(20代、公務員、前科前歴等なし)が、同僚の女性に対しストーカー行為をしたとして告訴された事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、早急に被害者の方と示談を締結することを希望されて、当事務所の法律相談に来られました。依頼を受けた弁護士は直ちに、被害者様のご家族を介して、示談交渉を開始しました。まずは、弁護士は、ご依頼者様が本件について真摯に反省しており、謝罪・被害弁償を行う意思があることを被害者様のご家族に伝えました。また、被害者様がご依頼者様のストーカー行為によって大変不安な思いをされておられることに配慮し、今後一切被疑者であるご依頼者様が被害者様に近づかない誓約を行うなど、被害者様が示談に応じやすいよう弁護士は慎重に示談交渉を行いました。その結果、被害者様への被害弁償並びに示談を締結することが出来、ご依頼者様は略式罰金で本事件を終了することになりました。
【お客様の声】兵庫県内の強制わいせつ事件 告訴取り消しで不起訴処分を獲得
【お客様の声】兵庫県内の強制わいせつ事件 告訴取り消しで不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様の息子様(30代、会社員、前科前歴等なし)が、路上で声をかけた女性に対して、抱き着き、キスをするなど強いてわいせつな行為をしたとして逮捕された事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、息子様の奥様からの連絡を受けて、今回の事件についてお知りになられました。朝早くに警察官が自宅にやって来た、そのまま息子様を連行し、その日の夕方に息子様を逮捕したので、しばらくは自宅に戻れないと言われたことを、ご依頼者様は奥様から聞いておられました。当時、奥様は相当ショックを受けられており、ご依頼者様もまた事件について信じられず、警察署に連絡されました。しかし、警察からは二日後以降でないと面会が出来ないと言われ、どうしたらよいか分からず不安な面持ちで、当事務所の弁護士に初回接見を依頼されました。
息子様との初回接見で、被害者様が今回の事件について告訴を提起していることが分かりました。これを受けて、担当弁護士は、接見報告において、事件の詳細や息子様の様子などをご依頼者様に伝えたうえで、最善の処分を獲得するためには、被害者様との示談を締結し告訴を取下げてもらう必要がある旨を説明しました。担当弁護士の報告を受けて、ご依頼者様は正式に本事件における刑事弁護活動を依頼されました。
依頼後、担当弁護士は直ぐに被害者様との示談交渉を開始しました。告訴された被害者様は被疑者である息子様に対する処罰感情が相当であると思われ、示談交渉も難航することが予想されていました。弁護士は、早期に息子様が被害者様に謝罪を行う意思があること、事件現場付近には一切立ち寄らないこと、被害弁償を行うこと等を丁寧に伝えたうえで、告訴取消しを含めた示談に応じていただけるよう慎重に交渉しました。弁護士による示談交渉の末、被害者様との示談が成立し、告訴を取下げていただくことになりました。告訴取消書を検察官に提出後、即日息子様は不起訴処分で釈放されることとなりました。
息子様は、釈放後、元の職場に復帰され、ご家族と共に気持ちを新たに生活されています。
【お客様の声】兵庫県内の盗撮、邸宅侵入、強制わいせつ事件 粘り強い弁護活動で略式起訴で実刑を回避
【お客様の声】兵庫県内の盗撮、邸宅侵入、強制わいせつ事件 粘り強い弁護活動で略式起訴で実刑を回避
■事件概要
ご依頼者様の息子様(20代、会社員、前科前歴等無し)が、マンションのエレベーター内において、自身のスマートフォンを使い、女子高生のスカート内を動画で盗撮した事件。その後、わいせつ行為をする目的で、マンションに入る女児に追随しマンションに侵入し、同女に対してわいせつな行為をしたとして再逮捕されました。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、息子様の奥様から、息子様が逮捕されたとの連絡を受けて、今回の事件をお知りになりました。息子様の逮捕に驚かれたご依頼者様は、事件の詳細や息子様の様子が気になり、当事務所の弁護士に初回接見を依頼されました。当事務所の弁護士は、初回接見の依頼を受け、すぐさま留置先に向かいました。初回接見では、息子様から事件の詳細を聞き、容疑を認めていることを確認しました。また、同種の余罪が複数あることも分かりました。接見後、担当弁護士は、すぐにご依頼者様に接見報告を行い、事件の詳細や今後の流れについて丁寧に説明した後、余罪での再逮捕の可能性があることや、被害者の方に対する被害弁償・示談が最終的な刑事処分に影響することを伝えました。事の重大さに困惑されながらも、当事務所の弁護士の迅速かつ適切な対応を評価してくださったご依頼者様は、正式に本事件における刑事弁護活動を依頼されました。
依頼を受け担当弁護士は、身柄解放活動・被害者対応を順次開始しました。しかし、被疑者であるご依頼者様の息子様には、同種の余罪があったために、身柄解放活動は困難を極めました。また、息子様が事実を認め真摯に反省しており、その奥様やご依頼者様も謝罪と被害弁償を尽くす意向であることを担当検察官を通して盗撮事件の被害者様のご両親に何度も伝えたにもかかわらず、ご両親からは弁護士であっても一切連絡をとらない旨が伝えられ、被害者様との示談交渉もなかなか前に進まない状況でした。そんな折に、息子様が邸宅侵入及び強制わいせつ事件での再逮捕されてしまいました。担当弁護士は、担当検察官を通じて、本事件の被害者様のご両親に示談交渉に応じてもらうよう粘り強い説得を続け、示談に応じてもらうことに成功しました。示談交渉では、被疑者である息子様が真摯に反省していること、接触の危険を生じさえないよう現場付近には一切近寄らない誓約を示し、弁護士は被害弁償及び示談を締結することに成功しました。このような粘り強い弁護活動の結果、ご依頼者様の息子様は、全事件を併せても略式罰金で事件を終了することになり、実刑を回避することが出来ました。
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 被害者との示談成立で不起訴処分を獲得
【お客様の声】兵庫県内の盗撮事件 被害者との示談成立で不起訴処分を獲得
■事件概要
ご依頼者様(20代、会社員、同種前科前歴なし)が、団地内の風呂場をスマートフォンで撮影する等ひそかに覗き見ていたところ、被害者に見つかり、逃亡したが、付近にいた警察官から職務質問を受け、スマートフォンの盗撮動画が見つかり、そのまま警察署に任意同行した軽犯罪法違反被疑事件。
■事件経過と弁護活動
ご依頼者様は、警察署に任意同行した同日に釈放され、在宅での捜査となりました。ご依頼者様は、起訴されないかと不安に思い、当事務所へ法律相談に来られました。法律相談では、担当した弁護士が、ご依頼者様から事件や警察での取調べ経過について聞いたうえで、今後の刑事手続きの流れや処分の見通し等についてご依頼者様に説明しました。また、ご依頼者様に対して、警察に呼び出された場合の取調べ対応を指導すると共に、弁護士が仲介することで早急に被害者への謝罪と被害弁償による示談交渉を行うことをお勧めしました。法律相談後、正式に軽犯罪法違反被疑事件に対する刑事弁護活動を当事務所の弁護士に依頼することを決められました。
担当弁護士は、すぐに捜査担当の警察署に連絡をとり被害者様の連絡先を聞き、示談交渉を開始しました。被害者様は、盗撮事件ということもあり、精神的にショックが大きかったようですが、担当弁護士がご依頼者様に謝罪文の作成を指導し、ご依頼者様が真摯に反省されていることをお伝えし、今後一切被害者様に近づくことのないことをお約束する等熱心に交渉を続けたところ、示談に応じていただけることになりました。
迅速な弁護活動の結果、事件は検察庁送致後に不起訴処分となり、前科が付くことなく終了しました。ご依頼者様は、ご自身の起こしたことの重大さをしっかりと受け止め真摯に反省され、新たな生活を始められました。