Archive for the ‘性犯罪’ Category

兵庫県美方郡香美町の盗撮事件で逮捕 観護措置阻止に強い少年事件専門の弁護士

2017-05-29

兵庫県美方郡香美町の盗撮事件で逮捕 観護措置阻止に強い少年事件専門の弁護士

兵庫県美方郡香美町の商業施設で盗撮目的で女子トイレに侵入したとして、Aくん(18歳)は駆け付けた警備員に現行犯逮捕されてしまいました。
兵庫県美方警察署から連絡を受けたAくんの両親は、一刻も早い身柄解放を希望しています。
(フィクションです)

盗撮
盗撮は、痴漢に次いで身近に起こり得る犯罪だと言われています。
更に、スマートフォンの普及により、簡単に写真撮影することが可能となり、盗撮にも使用されるケースが増えています。
盗撮とは、概して、相手が隠しているものを撮影することを意味しますが、現在法律には、「盗撮罪」なるものは規定されていません。
しかし、各都道府県の迷惑防止条例や軽犯罪法は、ある一定の盗撮行為を禁止しており、処罰の対象としています。

《迷惑防止条例違反(兵庫県)》
公共の場所または公共の乗り物において、正当な理由がないのに、人の通常衣服で隠されている身体又は下着を撮影する目的で写真機、ビデオカメラその他これらに類する機器を設置する行為、正当な理由がないのに、浴場、更衣室、便所その他人が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいるような場所にいる人を写真機等を用いて撮影し、撮影する目的で写真機等を向け、又は撮影する目的で写真機等を設置する行為を禁止しています。
違反した場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があり、常習として違反行為をしていた場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

観護措置
観護措置とは、少年鑑別所に少年を収容し、心身の鑑別を行う措置のことをいいます。
観護措置の期間は、原則14日以内で、やむを得ない場合に、一回延長することができます。
実務上の運営では、ほぼ必ず延長がなされています。
観護措置は、観護の措置が必要な場合に行われることになっています。
心身の鑑別の必要がある場合、少年の住居が不定である場合、逃亡すると疑うに足る相当の理由がある場合、罪証隠滅すると疑うに足り相当の理由がある場合などです。
観護措置をする目的は、審判にむけて、少年が非行を行なった原因、問題がどこにあるのか、また少年の反省が深まっているか等を調べることとされています。
例えば、集団テストにより知的な能力や性格傾向を調べたり、心理専門職員との面談で事件や少年自身の性格などについてどのように考えているかを見たりします。

観護措置の決定を回避して早期に身柄を解放したい場合は、観護措置の必要性がないことを家庭裁判所の裁判官に説得的に主張します。
しかし、事件内容や少年自身の資質によっては、少年鑑別所でじっくりと事件や自分自身と向き合うことによって、その後の少年の更生にとって良い場合もあります。
ですので、どのように対処すればよいのか分からずお困りの際には、少年事件に詳しい弁護士に相談されることをお勧めします。
あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を多数扱ってきており、その豊富な経験やノウハウに基づき、少年事件ごとに適した弁護活動を行います。
兵庫県美方郡香美町盗撮事件でお子様が逮捕されてお困りの方、ぜひあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県美方警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県宍粟市の痴漢冤罪事件で逮捕 家裁不送致に導く少年事件専門の弁護士

2017-05-26

兵庫県宍粟市の痴漢冤罪事件で逮捕 家裁不送致に導く少年事件専門の弁護士

兵庫県宍粟市の学校に通うAくん(18歳)は、通勤中の電車において痴漢行為をしたとして駅員に取り押さえられてしまいました。
全く身に覚えのないAくんは、被疑事実を否認するも、どのように対応すべきか分からず、少年事件専門の弁護士を探しています。
(フィクションです)

痴漢
痴漢とは、公共の場所で相手に羞恥心を抱かせ、不安にさせる行為を行う者もしくは行為そのものをいいます。
痴漢は、刑法に抵触する場合は少なく、主に各都道府県の迷惑防止条例などで罰せられます。
兵庫県の場合は公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反となり、起訴された場合には6ヵ月以下の懲役又は50万円以下の罰金が課される可能性があります。

【家裁不送致
少年事件では、少年の健全育成を図る観点から、例外的な場合を除き、すべての少年事件を家庭裁判所に送致することになっています。
家庭裁判所への送致とは、検察官・警察官が少年事件を家庭裁判所に送ることをいいます。
これは、「全件送致主義」と呼ばれており、少年保護の専門機関である家庭裁判所に、当該少年に対してどのような処遇が適当かの判断を委ねようとするもので、処罰より教育による少年の改善更正を目指そうとする教育主義・保護優先主義の現れであるとも言われています。
その「全件送致主義」の例外とされる場合は、捜査機関が少年の被疑事件について捜査を遂げた結果、犯罪の嫌疑が認められず、犯罪の嫌疑が不十分であるとして、検察官が事件を家庭裁判所に送らない場合(不送致)です。

警察や検察による捜査段階で、少年が非行事実を否認している場合、弁護士としては、少年に対して適切な取調べ対応についてアドバイスをするこが非常に大事です。
成人であっても、非日常的な環境下で取調べのプロである警察官や検察官から質問攻めにされる状況には、精神的に参ってしまいがちですが、少年であればなおさらでしょう。
非行事実を認めるような誘導質問に適切に対応できなくなり、やってもないことをやったなどと認める供述調書がとられてしまうこともあるでしょう。
しかし、弁護士による適切な対応方法の説明を受けることにより、安心感が得られ、その後の取調べにも凛として対応できるでしょう。
また、検察官に対して、家裁不送致を求める意見書を提出し、説得的に少年の主張を伝えます。

あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を専門とする法律事務所です。
数多くの少年事件を扱っており、少年事件における豊富な経験とノウハウを活かした迅速かつ適切な弁護活動を行います。

兵庫県宍粟市痴漢冤罪事件でお子様が逮捕されてお困りの方、一度あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県宍粟警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県加古郡稲美町の公然わいせつ事件で逮捕 略式起訴に強い刑事事件専門の弁護士

2017-05-15

兵庫県加古郡稲美町の公然わいせつ事件で逮捕 略式起訴に強い刑事事件専門の弁護士

兵庫県加古郡稲美町に住むAは、自身の住むマンションのエレベーターホールで全裸になったとして、住人からの通報により兵庫県加古川警察署から駆け付けた警察官に現行犯逮捕されてしまいました。
酒に酔った末の行為で、A自身もなぜ全裸になってしまったのか全く覚えていません。
略式起訴の見込みだと警察官から言われたが、略式起訴により自身の仕事に影響はないかとAは心配しています。
(フィクションです)

公然わいせつ罪】
公然わいせつとは、公然でわいせつな行為を行なった場合に成立する犯罪です。
公然わいせつ罪で起訴された場合、6か月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料が科される可能性があります。

「公然」とは、不特定多数の人物が認識できる状態のことで、公共の場はもとより、不特定多数が観覧できるインターネット上や、個人の家であっても周りから丸見えの状態であれば、公然と判断され得ます。
「わいせつな行為」とは、いたずらに性欲を興奮又は刺激し、且つ一般人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義に反するものであるとされます。
しかし、わいせつの定義は、非常に曖昧で状況によってわいせつになるか否かが異なり、時代背景やその時の状況に大きく左右されるという他ないでしょう。

略式起訴
略式起訴とは、検察官による簡易裁判所への略式請求の申立てにより、公判手続きを経ることなく検察官が提出した証拠のみにより、100万円以下の罰金または科料を科す裁判(略式命令)を言い渡す手続きです。
略式起訴のメリットとしては、被疑者によって、早期の事件の終結・身体拘束からの解放という点が挙げられます。
他方、略式起訴は、有罪判決で罰金刑を受けていることになるので、前科が付くことになります。
普通に生活をしていれば、前科が付いているだけで然程大きな影響はありません。
しかし、前科により、資格について制限が加えられる場合があります。
例えば、医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師は、罰金以上の刑に処せられた者について、裁量により資格を認めないことがあります。
また、海外に行く際、前科があることで、通常ビザが免除されている国でもビザを取得することが求められる場合があります。

検察官は、略式手続きによることについて被疑者に異議がないことについて書面で明らかにしなければなりません。
つまり、被疑者の同意がなければ、略式命令を言い渡すことが出来ません。

自身が身柄拘束を受けて不安を感じているときに、略式起訴が、自身にとって如何なるメリット・デメリットとなるのかを冷静に判断することは難しいでしょう。
ですので、法律の専門家である弁護士に相談し、的確なアドバイスをもらうことで、適切な判断をすることが出来るでしょう。

兵庫県加古郡稲美町公然わいせつ事件で逮捕されてお困りの方、略式起訴についてメリット・デメリットを詳しく知りたい方、一度あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
刑事事件専門の弁護士が、丁寧に事件について伺ったうえで、適切なアドバイスをさせていただきます。
(初回の法律相談:無料、兵庫県加古川警察署までの初回接見費用:39,300円)

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