兵庫県神戸市灘区のリベンジポルノ事件で逮捕 被害者対応で保護観察処分を獲得する弁護士
兵庫県神戸市灘区に住むAくん(18歳)は、彼女から別れ話をされたことに腹をたて、彼女の裸の写真をネットにアップしました。
被害者の元彼女が兵庫県灘警察署に被害届を出してことで事件が発覚し、Aくんはリベンジポルノ防止法違反の容疑で逮捕されました。
Aくんの両親は、保護観察処分の獲得に動いてくれる弁護士を探しています。
(フィクションです)
【リベンジポルノとは?】
「リベンジポルノ」とは、交際していた異性や婚姻関係にあった元配偶者の性的な画像などを、復讐目的でネット上に流出・拡散させる行為のことを言います。
典型的なケースは、上記のように、別れた腹いせに、交際中に撮影した相手方の裸の写真をネットにアップするといったものです。
【リベンジポルノを処罰する法律は?】
リベンジポルノに対する処罰を定めている法律は、「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(通称、リベンジポルノ防止法)」と言います。
リベンジポルノ防止法は、「第三者が撮影対象者を特定できる方法で、電気通信回線を通じて私事性的画像記録」「私事性的画像記録物」を不特定又は多数の者に提供」又は「公然と陳列」する行為を禁止しています。(公表罪)
法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
ここで言う「私事性的画像記録」とは、性交・手淫・口淫行為のみならず、性器に触れている、露出している、強調されている画像や動画です。
【リベンジポルノ事件における弁護活動】
リベンジポルノ事件では、被害者対応がなによりも重要な弁護活動となります。
被害者に対し、謝罪や被害弁償を行い、示談を行うことにより、成人の刑事事件であれば、事件化阻止や不起訴処分の可能性が高まります。
少年事件の場合、原則すべての事件が家庭裁判所に送致されることになるので、被害者との示談が成立したからといって、処分を免れるわけではありません。
しかし、被害者との示談の有無は、審判でも考慮され、最終的に決定される処分にも大きく影響します。
その意味でも、少年事件においても、被害者対応は非常に重要であると言えます。
少年やその家族が直接被害者と連絡をとり示談をすることも不可能ではありませんが、被害者は少年の行為により相当な精神的ダメージを受けているので、多くの場合、少年やその家族と直接連絡を取ることを拒否します。
ですので、少年事件に精通した被害者対応に豊富な経験を持つ弁護士を介して、早期に被害者との示談を成立することが最善であると言えるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、少年事件を専門とする弁護士が所属しています。
これまでも数多くの事件で被害者との示談を成立させてきた実績があります。
兵庫県神戸市灘区のリベンジポルノ事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、弊所までお問合せ下さい。
(兵庫県灘警察署までの初回接見費用:35,600円)