Archive for the ‘少年事件’ Category

兵庫県加古川市の売春防止法違反事件で逮捕 少年事件に強い弁護士で保護観察処分

2018-01-31

兵庫県加古川市の売春防止法違反事件で逮捕 少年事件に強い弁護士で保護観察処分

兵庫県加古川市の少年Aくんは、知人の少女に売春行為をあっせんした疑いで、兵庫県加古川警察署売春防止法違反容疑で逮捕されました。
心配した両親は、少年事件専門の弁護士に弁護を依頼し、無事保護観察処分となりました。
(フィクションです)

売春防止法違反事件】
売春行為は、売春防止法により禁止されています。(売春防止法第3条)
売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することを言います。
売春防止法売春を禁止しているのですが、売春行為に対する罰則を設けてはいません。
というのも、売春防止法は、売春をする状況に置かれた人は保護すべき対象であるという考えに立っているからです。
では、売春防止法で処罰される行為とはどのようなものなのでしょうか。

売春行為のあっせん》
売春のあっせんや場所の提供、強要、売春を促す行為をした者は、刑罰の対象となります。
売春のあっせんをした場合…2年以下の懲役又は5万円以下の罰金
売春の場所を提供した場合…3年以下の懲役又は10万円以下の罰金
売春の場所の提供を商売としていた場合…7年以下の懲役及び30万円以下の罰金
売春をさせる契約を結ばせた場合…10年以下の懲役及び30万円以下の罰金
売春させることを商売としていた場合…10年以下の懲役及び30万円以下の罰金
売春行為の勧誘》
売春をする目的で、公衆の場で売春行為を宣伝したり、特定の人に売春を迫る行為をした場合、6月以下の懲役または1万円以下の罰金が科される可能性があります。

少年事件では、基本的に刑罰が科されることはありませんが、原則すべての事件が家庭裁判所に送致され、審判を経て保護処分が言い渡されることになります。
保護処分とは、家庭裁判所に送致された少年を更生させるために行われる少年法上の処分のことを言います。
保護処分には、保護観察、少年院送致、児童自立支援施設等送致の3種類があります。
場合によっては、少年であっても、成人の犯罪者と同様に刑事処分を受けることが相当であるとして、検察官に事件を送致することもあります。

兵庫県加古川市売春防止法違反事件で、お子様が逮捕されてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡下さい。
少年事件を数多く取り扱う弁護士が、迅速かつ丁寧に弁護・付添人活動を行います。
兵庫県加古川警察署までの初回接見費用:39,300円)

兵庫県三田市のオートバイ盗事件で弁護士 余罪対応のアドバイス

2018-01-27

兵庫県三田市のオートバイ盗事件で弁護士 余罪対応のアドバイス

兵庫県三田市に住むAくん(15歳)は、友人らと共謀し、オートバイ盗をしていました。
ある日、兵庫県三田警察署の警察官がやって来て、Aくんを窃盗容疑で逮捕しました。
Aくんの家族は、他にも余罪があると警察から聞いており、今後の処分がどうなるのか不安になり早急に弁護士に依頼することにしました。
(フィクションです)

オートバイ盗
オートバイ盗の多くが少年による犯罪であると言われています。
使用目的だけではなく、転売目的でのオートバイ盗が多く見受けられます。
オートバイ盗は、立派な犯罪です。
刑法235条に規定される窃盗罪となります。
法定刑は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

余罪
余罪とは、被疑者または被告人の犯した犯罪で、逮捕もしくは勾留の根拠となっている被疑事実または起訴された犯罪事実以外のものをいいます。
例えば、1月26日にX市でオートバイ盗をしたという被疑事実の窃盗事件Aで逮捕・勾留されているが、別の日に近くで同じような手口でオートバイ盗を他にもやっていた場合には、その窃盗行為が余罪となり、捜査機関が余罪を疑っている場合には、それらの事件が余罪捜査の対象になってしまうでしょう。
窃盗の捜査では、家宅捜索が行われることがあるので、家宅捜索で盗品が多数見つかれば、余罪捜査に発展することにもなります。

初犯で逮捕されたけれど、多数の余罪がある場合、余罪で立件・再逮捕されるか不安になるところです。
余罪について自白するメリットは、余罪を申告することで反省の意を表すことができる点です。
一方、あえて余罪を申告することで、取調べが長期化することになります。
このように、余罪を自白することには、メリットとデメリットがありますので、その時点での取調べ状況等から自白したほうが有利となるのか否かを弁護士に相談し適切なアドバイスをしてもらうことが重要です。

兵庫県三田市オートバイ盗でお子様が逮捕された、余罪が多数で対応に困っていらっしゃる方は、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問い合わせ下さい。
刑事事件・少年事件を専門とする弁護士が、迅速かつ適切に弁護致します。
(初回の法律相談:無料、兵庫県三田警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県丹波市の名誉毀損事件 少年事件なら付添人活動に精通する弁護士

2018-01-23

兵庫県丹波市の名誉毀損事件 少年事件なら付添人活動に精通する弁護士

兵庫県丹波市に住むAくん(18歳)は、元交際相手の女性になりすまし、ツイッター上で援助交際を募る虚偽の投稿をしたとして、兵庫県丹波警察署名誉毀損の容疑で取調べを受けました。
(フィクションです)

名誉棄損罪とは?】
名誉毀損罪」は、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損する」犯罪です。
「人」とは、自然人のほか、法人、法人格のない団体も含まれます。
ここで言う「名誉」というのは、人に対する社会一般の評価を意味すると理解されています。
名誉毀損罪」が成立するには、「公然と事実を摘示し」て「人の名誉を毀損」していなければなりません。
「公然」とは、不特定または多数人が認識し得る状態を言います。
というのも、多数人が認識し得る状態であれば名誉が侵害されうるし、相手が多数人でなくとも不特定人が認識いうる状態であれば、名誉が侵害される蓋然性が高いと言えるからです。
ツイッター上でコメントを投稿することで、不特定多数の人がコメントを見ることができる状態であると言えるでしょう。
摘示する「事実」は、人の社会的評価を害するに足りる事実であることが必要となります。
事実が、真実か否か、公知か否か、過去のものか否かは問われません。
また、「摘示」とは、具体的に人の社会的評価を低下させるに足りる事実を告げることを言います。
そして、「名誉を毀損する」とは、社会的評価を害するおそれのある状態を発生させれば足りると理解されています。
「公然」と「事実」を「摘示」すれば、通常人の名誉は毀損されたものと言えます。
ですので、元交際相手になりすまし援助交際を募る情報を発信することは、その情報を読んだ側からすれば、なりすまされた元交際相手が援助交際を持ち掛けているという印象を与えることになり、その元交際相手の社会的評価を低下させると言えるので、上記のケースは名誉毀損に該当する可能性があります。
名誉毀損罪の法定刑は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金です。

インターネットが当たり前になってきた現代では、インターネットを利用して簡単に情報や意見を多くの人に発信することができるようになりました。
しかし、その手軽さや精神的発達の未熟さにより、少年がインターネットを通じて特定の人物を誹謗中傷したり、誰かになりすまして勝手にあることないことコメントを投稿するといったケースも多くみられます。
少年の場合には、成人の刑事事件のように刑罰を受けることはありませんが、少年の更生を目的とした少年法に基づいた手続きが取られることになります。
少年事件では、家庭裁判所に事件が送致されると、弁護士付添人として少年の更生にとって最適な保護処分が決定されるよう活動します。
兵庫県丹波市名誉毀損事件で、お子様が被疑者として取調べを受けいる、どう対応したらいいのか分からずお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
少年事件を数多く扱った経験のある弁護士が丁寧に対応致します。
(初回の法律相談:無料、兵庫県丹波警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県西脇市の威力業務妨害事件 少年事件なら弁護士に相談

2018-01-19

兵庫県西脇市の威力業務妨害事件 少年事件なら弁護士に相談

兵庫県西脇市に住むAさん(15歳)は、携帯電話から掲示板に「市立中学校内に爆弾を仕掛けた」などと爆破予告を書き込みました。
Aさんは、兵庫県西脇警察署威力業務妨害の容疑で逮捕されました。
Aさんの母親は、すぐに少年事件を専門とする弁護士に相談しに出かけました。
(フィクションです)

【ネット掲示板への書き込みによる犯罪~威力業務妨害罪となるケースとは?~】
ネットの普及に伴い、子どもたちが簡単にパソコンや携帯電話を使うようになりました。
インターネット犯罪の被害者として巻き込まれるケースだけでなく、加害者となって事件を起こしてしまうケースも目立つようになっています。
特に、ネットの掲示板への書き込みが、おもわぬ犯罪となってしまう場合も多くなっています。
書き込みによる犯罪は、威力業務妨害罪、脅迫罪、名誉棄損罪などに問われてしまうケースが多数を占めるようです。
ここでは、どのような書き込みが威力業務妨害罪となってしまうのかについて見て行きたいと思います。

威力業務妨害罪とは、①威力を用いて、②人の業務を妨害することによって成立する犯罪です。
「人の業務」というのは、自然人または法人、その他の団体が社会生活上の地位において、あるいはこれと関連しておこなう職業その他の継続して従事することを必要とする事務のことです。
事例のように書き込みによって、先生や警察を警戒のために出動させたり、学校を休校にさせたりすると、業務を妨害したことになります。
また、「威力」とは、犯人の威勢、人数及び四囲の状勢からみて、被害者の自由意思を抑圧するに足りる勢力をいい、現実に被害者が自由意思を抑圧されたことを要しません。
爆破予告のように、危険なことが起きるなど予告することでも、例えそれが虚偽でも、人の自由意思を抑圧するに足りる勢力と判断されれば、威力業務妨害罪が成立することもあります。
威力業務妨害罪と似た犯罪として、偽計業務妨害罪という犯罪があります。
「偽計」とは、人を欺き・誘惑し、又は人の錯誤、無知を利用することを言います。
「威力」を用いて業務を妨害するのか、「偽計」を用いて妨害するのかによって、威力業務妨害罪または偽計業務妨害罪に該当することになります。
どちらの法定刑も、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

兵庫県西脇市のネット掲示板への爆破予告書き込み事件で、お子様が威力業務妨害の疑いがかけられていてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
少年事件を専門とする弁護士が、少年事件の流れについて丁寧に説明させていただきます。
(初回の法律相談:無料、兵庫県西脇警察署への初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県神崎郡神河町の住居侵入事件で逮捕 勾留阻止に尽力する弁護士

2018-01-17

兵庫県神崎郡神河町の住居侵入事件で逮捕 勾留阻止に尽力する弁護士

兵庫県神崎郡神河町の民家の敷地内にのぞき目的で侵入したとして、Aくん(17歳)が目撃者からの通報を受けて兵庫県福崎警察署から駆け付けた警察官に住居侵入容疑で現行犯逮捕されました。
連絡を受けたAくんの両親は、勾留阻止できないかと思い弁護士に弁護を依頼しました。
(フィクションです)

住居侵入罪】
他人の家やマンション、アパートに無断で侵入した場合には、住居侵入罪に問われる可能性があります。
住居侵入罪とは、「正当な理由がないのに、人の住居に侵入する」犯罪です。
「人の住居」とは、自己がその住居において単独で、あるいは、他の者と共同で生活を営んでいるものではない住居のことを言います。
つまり、加害者自身が生活していない住居のことを意味しますが、共同生活を営んでいた者でも、それから離脱した場合には、その住居は「人」の住居に当たります。
「住居」とは、人の起臥寝食に使用される場所を言い、使用が一時的な物でも構わないとされています。
また、「侵入」とは、他人の看守する建造物等に管理権者の意思に反して立入ることを言います。
住居侵入罪の法定刑は、3年以下の懲役または10万円以下の罰金です。

また、のぞき行為は軽犯罪法違反となる可能性もあります。

勾留
勾留は、逮捕後に引き続き身体拘束をする必要があるときに、被疑者の身柄を拘束する裁判およびその執行のことを言います。
勾留の要件は、①被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由がある場合で、かつ、②住居不定、罪証隠滅のおそれ、逃亡のおそれの少なくともひとつに該当することです。
被疑者の勾留は、検察官の請求を受けて、裁判官が勾留状を発することにより行われます。
勾留請求を受けた裁判官は、被疑者に対し勾留質問をし、勾留の理由がないと認めるときは、勾留状を発しないで、直ちに被疑者の釈放を命じなければなりません。
裁判官が勾留の理由があると認め、勾留を決定することを阻止するには、弁護士は、検察官が勾留請求する前に勾留する理由がないことを主張し説得する、検察官が勾留請求した後であれば、裁判官に対して勾留決定しないよう勾留する理由がないことを説得的に説明することで、勾留阻止に向けて動きます。

兵庫県神崎郡神河町住居侵入事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問合せ下さい。
刑事事件・少年事件を専門とする弁護士が、迅速かつ丁寧な弁護活動を行います。
兵庫県福崎警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

兵庫県加古郡播磨町の器物損壊事件で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

2018-01-13

兵庫県加古郡播磨町の器物損壊事件で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

兵庫県加古郡播磨町に住むAくん(15歳)は、友人らとふざけて走行中の電車に石を投げて窓ガラスを割ってしまいました。
すぐに、運転士は電車を止め、運転しや乗客がAくんらをその場で取り押さえました。
(フィクションです)

【電車に石を投げて窓ガラスを割ったら、犯罪~器物損壊・往来危険~】
上記ケースのように、電車に石を投げて窓ガラスを割る行為は、犯罪です。
まず、窓ガラスを割るという行為に関して、「器物損壊罪」が成立する可能性があります。
刑法では、「器物損壊罪」を「他人の物を損壊し、又は傷害した者は、3年以下の懲役または30万円以下の罰金若しくは科料に処する」と規定しています。
電車の窓ガラスを割ってしまった場合には、「他人の物を損壊」しているので、「器物損壊罪」に該当し得るでしょう。
しかし、「器物損壊罪」が成立するためには、その行為が故意に行われている必要があります。
加害者がわざと行なった行為の結果ではなく、過失により行なった行為である場合には、「器物損壊罪」が成立しません。

電車に石を投げて窓ガラスを割ったことで、運転手が電車を止め、電車の運行に遅れが生じた場合には、「往来危険罪」が成立する可能性があります。
「往来危険罪」とは、「鉄道もしくはその標識を損壊し、またはその他の方法により、汽車または電車の往来の危険を生じさせ」る犯罪です。
法定刑は、2年以上の有期懲役と、その罰則は極めて重くなっています。
電車の窓ガラスを割る行為は、「その他の方法」に含まれるので、「往来危険罪」に該当する可能性があります。

少年事件の場合、成人の刑事事件と異なり、刑罰が科されることはありません。
少年事件では、少年に対して刑罰を科すのではなく、健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正および環境の調整に関する保護処分を行うことを目的としています。
その意味でも、捜査機関が捜査を遂げた結果、犯罪の嫌疑があると判断すれば、事件が軽微なものであっても、成人の刑事事件のように微罪処分や起訴猶予処分で事件を終了させることはなく、すべての事件を家庭裁判所に送致されることになります。
家庭裁判所に送致された後、家庭裁判所の調査官が少年・保護者・関係者を調査し、その調査結果を基に裁判官が少年の更生に適した保護処分が決定されます。
少年事件の手続は、様々な面で成人の刑事事件と異なるので、刑事事件の専門知識や経験に加えて、少年事件における豊富な知識・経験が必要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
所属弁護士は、これまで数多くの少年事件を取り扱ってきており、その豊富な経験・知識を活かした弁護人・付添人活動を行います。

兵庫県加古郡播磨町器物損壊事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、少年事件に強い弁護士が所属する弊所に今すぐお問合せ下さい。
兵庫県加古川警察署までの初回接見費用:39,300円)

兵庫県神戸市垂水区の労働基準法違反事件で逮捕 少年事件に精通する弁護士

2018-01-11

兵庫県神戸市垂水区の労働基準法違反事件で逮捕 少年事件に精通する弁護士

兵庫県神戸市垂水区のガールズバーで15歳未満の女子中学生を働かせたとして、兵庫県垂水警察署は、同店を経営していたAさん(16歳)を労働基準法違反と児童福祉法違反の疑いで逮捕しました。
Aさんは店員の採用や酒の仕入れなどを手がけており、容疑を認めています。
(YOMIURI ONLINE2017年12月6日23時48分掲載記事を基にしたフィクションです)

【未成年の雇用に関する法律~労働基準法・児童福祉法・風営法~】
未成年をキャバクラやガールズバーで働かせて、店の経営者が逮捕されたというニュースを時折耳にします。
今回は、その経営者が16歳の少女であったことに驚きを隠せませんが、その裏には、少女らから店の売り上げの一部を受け取っていたとされる大人が存在すると言われています。
このように、未成年の雇用、特に風俗営業や深夜酒類提供飲食店での雇用は、労働基準法違反、風営法違反や児童福祉法違反となる可能性があります。

労働基準法違反
労働基準法第61条は、「使用者は、満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない」と定めています。
これに違反した場合には、6月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があります。
また、労働基準法第62条2項は、満18歳に満たない者を「福祉に有害な場所における業務」に就かせることを禁止しています。
ここで言う「福祉に有害な場所における業務」とは、「酒席に待する業務」や「特殊の遊興的接待業における業務」です。
客の横について、酒を提供する行為が挙げられますが、ガールズバーであっても該当する可能性はあります。

また、業種に関わらず、「満15歳に達した日以降最初の3月31日が終了するまで」の児童は、原則として就業させることはできないと定めています。
例外的に、児童を就業させる場合には、労働基準監督署長の許可が必要となります。
しかし、その場合も、児童の健康及び福祉に有害でないことが条件となっています。
無許可で児童を就業させた場合には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

少年事件では、審判において非行事実と要保護性が審理の対象となります。
要保護性とは、①少年の性格や環境に照らし、将来再び非行に陥る危険性があること(再非行の危険性)、②保護処分による矯正教育を施すことによって再非行の危険性を除去できる可能性(矯正可能性)、③保護処分による保護がもっとも有効かつ適切な処遇であること(保護相当性)の3つの要素により構成されます。
上記ケースのように、未成年でガールズバーを経営するといった場合、少年自身の反省や理解を促すのと同時に、周囲の環境を調整していく必要があります。
少年事件では、弁護士は付添人として、少年の更生に向けた環境調整を行い、審判において要保護性が低いことを主張し、社会内処遇が選択されるよう働きかけます。

兵庫県神戸市垂水区労働基準法違反事件で、お子様が逮捕されてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡下さい。
兵庫県垂水警察署までの初回接見費用:37,800円)

兵庫県神戸市灘区のリベンジポルノ事件で逮捕 被害者対応で保護観察処分を獲得する弁護士

2018-01-07

兵庫県神戸市灘区のリベンジポルノ事件で逮捕 被害者対応で保護観察処分を獲得する弁護士

兵庫県神戸市灘区に住むAくん(18歳)は、彼女から別れ話をされたことに腹をたて、彼女の裸の写真をネットにアップしました。
被害者の元彼女が兵庫県灘警察署に被害届を出してことで事件が発覚し、Aくんはリベンジポルノ防止法違反の容疑で逮捕されました。
Aくんの両親は、保護観察処分の獲得に動いてくれる弁護士を探しています。
(フィクションです)

リベンジポルノとは?】
リベンジポルノ」とは、交際していた異性や婚姻関係にあった元配偶者の性的な画像などを、復讐目的でネット上に流出・拡散させる行為のことを言います。
典型的なケースは、上記のように、別れた腹いせに、交際中に撮影した相手方の裸の写真をネットにアップするといったものです。

リベンジポルノを処罰する法律は?】
リベンジポルノに対する処罰を定めている法律は、「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(通称、リベンジポルノ防止法)」と言います。
リベンジポルノ防止法は、「第三者が撮影対象者を特定できる方法で、電気通信回線を通じて私事性的画像記録」「私事性的画像記録物」を不特定又は多数の者に提供」又は「公然と陳列」する行為を禁止しています。(公表罪)
法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
ここで言う「私事性的画像記録」とは、性交・手淫・口淫行為のみならず、性器に触れている、露出している、強調されている画像や動画です。

リベンジポルノ事件における弁護活動】
リベンジポルノ事件では、被害者対応がなによりも重要な弁護活動となります。
被害者に対し、謝罪や被害弁償を行い、示談を行うことにより、成人の刑事事件であれば、事件化阻止や不起訴処分の可能性が高まります。
少年事件の場合、原則すべての事件が家庭裁判所に送致されることになるので、被害者との示談が成立したからといって、処分を免れるわけではありません。
しかし、被害者との示談の有無は、審判でも考慮され、最終的に決定される処分にも大きく影響します。
その意味でも、少年事件においても、被害者対応は非常に重要であると言えます。
少年やその家族が直接被害者と連絡をとり示談をすることも不可能ではありませんが、被害者は少年の行為により相当な精神的ダメージを受けているので、多くの場合、少年やその家族と直接連絡を取ることを拒否します。
ですので、少年事件に精通した被害者対応に豊富な経験を持つ弁護士を介して、早期に被害者との示談を成立することが最善であると言えるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、少年事件を専門とする弁護士が所属しています。
これまでも数多くの事件で被害者との示談を成立させてきた実績があります。
兵庫県神戸市灘区リベンジポルノ事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、弊所までお問合せ下さい。
兵庫県灘警察署までの初回接見費用:35,600円)

兵庫県多可郡多可町のひったくり事件で逮捕 観護措置阻止に動く弁護士

2018-01-04

兵庫県多可郡多可町のひったくり事件で逮捕 観護措置阻止に動く弁護士

Aくん(15歳)は、友人と共謀して、兵庫県多可郡多可町の路上を歩いていた女性の後ろから自転車で近付き、現金入りのかばんを盗んだ疑いで、兵庫県西脇警察署に窃盗の容疑で逮捕されました。
Aくんの両親は、観護措置がとられずに早期に復学するにはどうしたらいいかと弁護士に相談しました。
(フィクションです)

ひったくり~窃盗罪~】
カバンを持っている歩行者や、前かごにカバンを入れている自転車に近づき、すれ違い・追い抜き座間にカバンを奪って逃げる行為を「ひったくり」と言います。
ひったくり」で逮捕されると、「窃盗罪」に問われる可能性があります。
「窃盗罪」とは、他人の財物を窃取する犯罪です。
「窃盗罪」の法定刑は、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。

観護措置
観護措置とは、家庭裁判所が調査、審判を行うために、少年の心情の安定を図りながら、少年の身体を保護してその安全を図る措置のことを言います。
観護措置には、家庭裁判所の調査官の監護に付する措置と、少年鑑別所に送致する措置の2種類がありますが、実務上、前者はほとんど活用されておらず、観護措置は後者を指すのが通例となっています。
観護措置がとられると、4週間もの間少年鑑別所に収容されることになります。
そのため、在学中の少年や仕事についている少年の場合には、退学や解雇に追い込まれるといった多大なる不利益が生じる可能性があります。
ですので、不必要・不当な観護措置がとられないよう、弁護士は付添人として適切な対応をすることが重要となります。
観護措置は、家庭裁判所に事件が係属している間いつでもとることができるとされていますが、逮捕・勾留されている少年については、家庭裁判所に送致された時に観護措置をとることがほとんどです。
そこで、弁護士は、送致日当日、付添人選任届とともに、観護措置の要件・必要性がないことや観護措置を避けるべき事情があることについて述べた意見書を家庭裁判所に提出します。
観護措置が決定された場合には、異議申立てや観護措置取消の職権発動を促す申立てをすることにより、少年の身柄解放を目指します。

兵庫県多可郡多可町のひったくり事件でお子様が逮捕されてしまった、観護措置を阻止したいとお困りの方は、少年事件を専門に扱う弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問合せ下さい。
兵庫県西脇警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)

兵庫県神戸市北区の無免許運転幇助事件で逮捕 少年事件専門の弁護士に相談

2018-01-01

兵庫県神戸市北区の無免許運転幇助事件で逮捕 少年事件専門の弁護士に相談

兵庫県神戸市北区無免許運転していた少年A(18歳)は、人身事故を起こしてしまいました。
現場に駆け付けた兵庫県有馬警察署の警察官に、少年Aは過失運転致傷と道路交通法違反(無免許)の疑いで、同乗していた少年Bは無免許運転幇助の容疑で逮捕されました。
連絡を受けた少年Bの両親は、少年事件を専門とする弁護士に今後の流れ・対応について相談しました。
(フィクションです)

無免許運転の刑事責任】
無免許運転」とは、公安委員会の運転免許を受けずに自動車又は原動機付自転車を運転することを言います。
運転免許の不取得はもちろんのこと、運転免許停止中や失効後、有効期限切れの運転免許所持での運転も無免許運転となります。
無免許運転は、道路交通法違反となり、罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
無免許運転により人身事故を起こした場合には、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪が適用され、法定刑が加重されます。

無免許運転幇助の刑事責任】
2013年の道路交通法の改正により、免許を持たない人への自動車等の提供や要求又は依頼による同乗といった無免許運転幇助する行為対する罰則も設けられました。
《車両提供者》
無免許運転をするおそれがある者に対して、自動車又は原動機付自転車を提供した場合、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる可能性があります。
《同乗者》
無免許運転であることを知りながら、運転手に対し、自動車又は原動機付自転車を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転手が無免許運転する自動車又は原動機付自転車に同乗した場合には、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金となる可能性があります。

運転手や車両提供者、同乗者が20歳未満である場合には、少年法が適用されることになります。
少年事件では、捜査機関での捜査終了後に、事件が家庭裁判所に送られ、最終的な処分が決定されます。
処分は、①不処分、②保護観察処分、③少年院送致、④検察官への事件逆送、のいずれかになります。
重大な少年の交通事故死事件であれば、④検察官へ事件が逆送され、成人同様の刑事手続きが行われることになります。

兵庫県神戸市北区無免許運転幇助事件でお子様が逮捕されてお困りの方は、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問い合わせ下さい。
少年事件を数多く取り扱う弁護士が、最短当日にお子様の留置先に赴き接見を行う「初回接見サービス」をご案内させて頂きます。
兵庫県有馬警察署までの初回接見費用:37,800円)

« Older Entries Newer Entries »

keyboard_arrow_up

0120631881 無料相談予約はこちら LINE予約はこちら