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兵庫県神戸市東灘区のストーカー事件で警告 刑事事件に強い弁護士
兵庫県神戸市東灘区のストーカー事件で警告 刑事事件に強い弁護士
兵庫県神戸市東灘区に住むAは、交際していた女性Bから別れを告げられましたが納得できず、LINEやメールで復縁を迫っていました。
返事が全く返ってこないので、Bの勤務先や自宅でBが帰宅するのを待つことを繰り返していました。
ある日、兵庫県東灘警察署から呼び出され、Aは警告を受けました。
不安に思ったAは、刑事事件専門の弁護士に相談に来ました。
(フィクションです)
【ストーカー行為】
ストーカー行為とは、概して、ある特定の人物に対して執拗につきまとう迷惑行為です。
長い間、日本にはストーカー行為そのものを処罰する法律はありませんでした。
しかし、ストーカー行為がエスカレートし、殺人事件に至る事件があったことから、2000年にストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)が制定されました。
ストーカー規制法で定義されているストーカー行為とは、以下の「つきまとい等」の行為を反復して行うことをいいます。
ここで言う「つきまとい等」とは、目的を、「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する」ためにする行為であること、または、その行為の相手が、「当該特定の者またはその配偶者、直系若しくは同居の親族その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者」である必要があります。
①住居、勤務先、学校その他通常所在場所でのつきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、押しかけ、付近をみだりにうろつく、
②監視している旨の告知等、
③面会・交際・その他義務のない事を行うことの要求、
④著しく粗野な言動、著しく乱暴な言動、
⑤無言電話、拒絶後の連続した架電、またはファックス・電子メール・インスタントメッセージ・SNS等の送信やブログ等への返信等、
⑥汚物・動物の死体ほかの送付等、
⑦名誉を害する事項の告知等、
⑧性的羞恥心を害する事項の告知等、性的羞恥心を害する文書、図画、電磁気的記録の媒体ほかの送付等、性的羞恥心を害する電磁気的記録ほかの送信
2017年1月の改正により、「うろつく行為」や「執拗なSNSやブログへの書き込み」もつきまとい行為に追加されました。
このようなつきまとい行為の被害を警察に報告した場合、警察は加害者に対して、つきまとい行為をしてはならない旨を警告します。
警告を受けたにもかかわらず、加害者が以前つきまとい行為を行っている場合には、公安委員会が禁止命令を出し、それ以上つきまとい行為をしないよう命令します。
ストーカー行為をした場合の法定刑は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となっていますが、禁止命令に違反してストーカー行為をした場合には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金となっています。
禁止命令のその他の事項に違反した場合には、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
これまでも数多くのストーカー規制違反事件を扱って参りました。
その豊富な経験や知識に基づき、事件毎に適した弁護活動を行います。
兵庫県神戸市東灘区のストーカー事件で、警察から警告を受けた、公安委員会から禁止命令を受けた、逮捕されてお困りの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県東灘警察署までの初回接見費用:35,200円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県姫路市の偽造公文書行使事件で逮捕 外国人事件に対応する弁護士
兵庫県姫路市の偽造公文書行使事件で逮捕 外国人事件に対応する弁護士
兵庫県姫路市に住む外国籍のAさんは、知り合いから買った偽造の運転免許証を所持していました。
ある日、運転中に、一時停止を怠ったとして、兵庫県姫路警察署の警察官に車を停止され、Aさんは偽造の運転免許証を提示しました。
提示した運転免許証が偽造されたものであることが発覚し、Aさんは偽造公文書行使の容疑で逮捕されました。
連絡を受けたAさんの家族は、Aさんが退去強制となるのではと心配し、外国人事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【偽造公文書行使罪】
偽造公文書行使罪とは、詔書偽造・変造罪、有印公文書偽造・変造罪、無印公文書偽造・変造罪、虚偽公文書作成等罪、公正証書不実記載罪、免状等不実記載罪に規定された偽造・変造・虚偽作成・不実記載の文書・図画を行使する、または、公正証書原本不実記載罪のうちの不実の記録のされた電磁的記録を公正証書の原本としてのように供する犯罪です。
「公文書」とは、公務所・公務員がその権限に基づいて作成する公務所・公務員名義の文書のことを言います。
例えば、判決書、運転免許証、パスポートなどが公文書です。
「偽造」とは、作成権限のない者が他人(公務員・公務所)名義の文書を作成することです。
公務員でない者が、公文書を作成した場合、偽造行為に当たりますが、公務員であっても自分に作成権限がない公文書を作成した場合には偽造に該当します。
偽造公文書行使罪は、行使する者が自ら偽造したことは必要でなく、見知らぬ第三者が偽造した場合でも成立します。
ただし、行使する者が、それが偽造されたものであることを認識していることが必要となります。
ここで言う「行使」とは、真正な文書として使用することです。
事例のように、運転免許証の提示を求められ、偽造の運転免許証を提示することも、「行使」に当たります。
偽造公文書行使罪の法定刑は、それぞれの文書が規定されている偽造罪などと同じ刑罰とされています。
ですので、偽造した運転免許証を提示した場合には、有印公文書偽造罪の法定刑である1年以上10年以下の懲役が科される可能性があります。
外国人が日本で刑事事件を起こした場合、まず心配になるのが強制退去となるかどうかという問題でしょう。
不法滞在であった場合には、刑事手続き終了後に、入国管理局に身柄が引き渡され、退去強制手続が開始されます。
在留資格のある外国人の場合でも、退去強制事由である犯罪行為を行なった場合や、一定の犯罪について有罪判決を受けた場合には退去強制手続が開始されます。
ただし、日本人と結婚している場合や日本で出生した小学校高学年以上の子供がいる場合であれば、「在留特別許可」が付与されることもあります。
以上のように、外国人が日本で刑事事件を起こしてしまった場合には、強制退去の対象となる可能性があります。
強制退去を回避するためにも、外国籍の家族や知人が逮捕されたら、早期に弁護士に刑事弁護を依頼することが重要です。
不起訴や執行猶予付き判決を獲得するための弁護活動を行ないます。
兵庫県姫路市の偽造公文書行使事件で外国籍のご家族が逮捕されてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県姫路警察署までの初回接見費用:39,700円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県佐用郡佐用町の児童ポルノ法違反で逮捕 家宅捜索に強い少年事件専門の弁護士
兵庫県佐用郡佐用町の児童ポルノ法違反で逮捕 家宅捜索に強い少年事件専門の弁護士
兵庫県佐用郡佐用町に住むAくん(18歳)は、ネットで知り合った複数人に児童ポルノを提供したとして児童ポルノ法違反の容疑で兵庫県佐用警察署から来た警察官に家宅捜索後逮捕されました。
家宅捜索・逮捕を受けて頭が真っ白になったAくんの両親は、少年事件を専門とする弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
【児童ポルノ法】
児童ポルノとは、18歳に満たない児童のわいせつな写真や電子データ等のことを言います。
児童ポルノ所持、提供、製造等は、児童ポルノ法(「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」の略称)で禁止され、刑事罰の対象となっています。
直接、児童に対してわいせつな行為を行わなくても、児童ポルノを所持していることにより、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
また、児童ポルノを他人に提供・製造した場合には、3年以下の懲役または300万円以下の罰金となり、児童ポルノを不特定多数に提供・公然と陳列させた場合には、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。
実在する児童の裸体などの写真や画像を所持していた場合であっても、「自己の性的好奇心を満たすための所持」でなければ、児童ポルノ単純所持には該当しません。
【家宅捜索】
家宅捜索は、犯罪を立証するための証拠などを警察や検察が抑えることを目的として行われます。
家宅捜索は、裁判所が発行した捜索差押許可状をもって実施されなければなりません。
捜索差押許可状には、逮捕者または被告人の名前、罪名、捜索対象場所、物、身体、押収物、有効期限などが記載されています。
この捜索差押許可状の内容に基づいて、警察や検察が家宅捜索を行ないます。
捜索差押許可状に記載されていない内容の捜索・差押えを行うことは出来ません。
児童ポルノ事件では、その証拠を収集するために家宅捜索が行われることがほとんどです。
突然の家宅捜索で、動揺してしまい、多くの方がどのように対応すれば良いのか分からない状態のまま、家宅捜索が終わってしまうことでしょう。
家宅捜索で警察や検察が来た際には、必ず捜索差押許可状の内容を確認する、提示しない場合には捜索差押許可状の提示を求めましょう。
弁護士は、押収品を基に、警察がどのような捜査をしていて、どの程度立証が可能となっているか推測し、今後の刑事弁護活動の方針を決めます。
また、捜索差押手続きに違法がなかったかどうか検証し、違法性のある捜査と疑われるときには、違法性のある捜査を根拠に、不起訴や無罪に向けた弁護活動を行います。
兵庫県佐用郡佐用町の児童ポルノ法違反でご家族が逮捕されてしまった、警察・検察が家宅捜索にきてお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
児童ポルノ法違反事件を数多く扱う刑事事件専門の弁護士が、家宅捜索の対応方法について丁寧にアドバイスし、今後の流れを説明します。
(初回の法律相談:無料、兵庫県佐用警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県神崎郡神河町の無銭飲食事件で逮捕 執行猶予に強い弁護士
兵庫県神崎郡神河町の無銭飲食事件で逮捕 執行猶予に強い弁護士
兵庫県神崎郡神河町に住むAは、無銭飲食を繰り返していました。
ある日、無銭飲食後、Aは警戒にあたっていた兵庫県福崎警察署の警察官に現行犯逮捕されました。
連絡を受けたAの家族は、なんとか実刑を回避し執行猶予にならないかと弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【無銭飲食】
無銭飲食とは、飲食店で飲食して代金を支払わずに逃げることをいいます。
典型的な無銭飲食の手口として、飲食後、店員の目を盗んで立ち去ったり、すぐに戻ると店員に告げるなどして店からそのまま立ち去ることが挙げられます。
無銭飲食は、刑法上の詐欺罪に該当する場合があります。
はじめから飲食代を支払う気がないにもかかわらず、飲食店の店員にサービスを提供させるためです。
単に、他人のものを奪い取る窃盗罪とは異なります。
それでは、詐欺罪とはどういった犯罪なのでしょうか。
詐欺罪が成立するには、「欺罔行為」「被害者の錯誤」「錯誤に基づく処分行為」「財物の移転」という4つの要件とそれらの因果関係があることが必要となります。
①欺罔行為:相手を騙していること、
②被害者の錯誤:欺罔行為によって、相手が告知された内容を事実と勘違いすること、
③被害者による処分行為:誤信した被害者から、加害者に対して、財物を処分(交付)すること、
④被害者による処分行為によって、実際に被害者から加害者に対して財物が渡されること。
以上の4点に因果関係がある、つまり、犯人が被害者を騙した事により、被害者がこれを信じて財物を処分し、犯人がこれを得るという構図が成立=詐欺罪が成立することになります。
しかし、無銭飲食でも詐欺行為に当たらない場合もあります。
注文して食べ始めた時点では、代金を支払うつもりだったけれど、途中で支払う意思がなくなり、隙を見て逃亡した場合です。
初めから支払う意思がない場合には、支払う意思がないのに、飲食代を支払う意思があるかのように見せかけて注文し、店員に食事を出させた時点で詐欺罪が成立しますが、注文して食べ始めた時点では支払う意思があったのであれば、詐欺罪は成立しない、ということになります。
お金を払わないで逃げたことは問題ですが、ただ隙をついて逃げることは詐欺行為には当たりません。
このようなケースを「利益窃盗」といい、窃盗罪にも当たらず、犯罪にはならないとされています。
しかし、そもそも食べた代金を支払わないことは絶対にやってはいけない行為なので、刑法上の犯罪に該当するか否かを問う前の問題です。
また、無銭飲食をした人が、初めは払うつもりだったと言えばいいのかと言えば、そうではありません。
初めから支払う意思があったか否かを証明することは難しく、金銭的に非常に苦境にある場合では、状況から初めから支払う意思がなかったと認定されてしまうでしょう。
詐欺罪の法定刑は、10年以下の懲役で、罰金刑はありません。
量刑は、被害額、被害弁償の有無、示談の有無・経緯、余罪の数、前科の有無、犯罪組織がどうか、事件への関与度などが考慮されて判断されます。
無銭飲食での詐欺罪を認める場合には、しっかりと反省し、被害者(被害店舗)への謝罪・被害弁償を行い、示談を締結することにより、執行猶予が付く可能性が高まります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
これまでも数多くの刑事事件を扱い、被害者との示談交渉も多数成立させて参りました。
兵庫県神崎郡神河町の無銭飲食事件で逮捕されてお困りの方は、是非弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県福崎警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県美方郡香美町の窃盗事件で逮捕 クレプトマニアに理解のある弁護士
兵庫県美方郡香美町の窃盗事件で逮捕 クレプトマニアに理解のある弁護士
兵庫県美方郡香美町に住むAさんは、スーパーで商品を数点万引きしたところを警備員に見つかってしまいました。
その後、Aさんは兵庫県美方警察署から駆け付けた警察官に逮捕されました。
連絡を受けたAさんの家族は、Aさんは、これまでも複数万引き行為を繰り返しており、クレプトマニアであると考えており、クレプトマニアに理解のある弁護士を探しています。
(フィクションです)
【窃盗罪】
窃盗罪は、他人の物を盗む犯罪です。
日本国内の発生している犯罪の中で、最も多いもののひとつです。
その手口によって、万引き、置き引き、スリ、車上荒らし、空き巣など、いろいろな呼称があります。
また、窃盗犯は一人で何十件もの犯行を繰り返すケースも多くなっています。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
最大10年間も刑務所に入る可能性があると考えると、なかなか重い犯罪でしょう。
【クレプトマニア】
クレプトマニアとは、別名窃盗癖とも呼ばれ、窃盗行為を止めることができない一種の精神障害です。
経済的に困っているから窃盗行為をするのではなく、窃盗行為に衝動を駆られ窃盗を繰り返してしまうのです。
ですので、クレプトマニアの場合、窃盗した物自体は、自分が必要としていないものばかりで、窃盗後は、捨ててしまったり、他人に譲ったりします。
クレプトマニアの特徴とは、「利益目的がない」「常習性がある」点です。
窃盗の理由に、利益目的がなく、単に窃盗をしている瞬間の快感がほしかったり、辛いことから逃れるために窃盗を行なってしまいます。
そして、窃盗を行なって一時的な快感を覚えた後に、罪悪感を感じ深く反省するのですが、窃盗を止めることを自分で制御できず、時間が経つとまた窃盗をしたい衝動に駆られます。
このような症状がクレプトマニアの特徴ですが、その原因とは一体何なのでしょうか。
一般的に、ストレスや依存によるものが原因であると考えられています。
ストレスや不安、寂しさなどを感じ、その感情の穴埋めをするために、窃盗を行なってしまうのです。
以上のように、クレプトマニアは病気ですので、刑罰によっては治りません。
一番の治療方法は、専門機関に診てもらうことです。
しかし、窃盗という犯罪行為を行なった結果、逮捕され有罪判決を受けると刑事罰を受けることになります。
そこで、窃盗で逮捕されてしまった場合、クレプトマニアという病気であることを捜査機関や裁判所・裁判官に理解してもらい、釈放され、専門家に診てもらうことが重要です。
クレプトマニアの場合、逮捕され、実刑判決で拘束期間が長引き、クレプトマニアが治らないまま社会に戻り、再度窃盗行為で逮捕されるという悪循環が最も懸念されます。
何度も窃盗行為を繰り返し逮捕され、クレプトマニアであることが疑われる場合には、クレプトマニアに理解のある弁護士に依頼して、早期釈放での治療を要することを弁護してもらうことが大切です。
兵庫県美方郡香美町の窃盗事件でご家族が逮捕されてお困りの方、クレプトマニアである可能性を疑われる方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県美方警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県相生市の威力業務妨害事件で逮捕 量刑の減軽に強い弁護士
兵庫県相生市の威力業務妨害事件で逮捕 量刑の減軽に強い弁護士
兵庫県相生市に住むAさんは、自宅近くのコイン式駐車場で約200回の料金踏み倒しを行なっていたとして、威力業務妨害の容疑で兵庫県相生警察署に逮捕されました。
Aは、駐車場の板の作動センターに引っかからない状態で車を停車させる行為を繰り返し、被害総額は約40万円に達していました。
(フィクションです)
【威力業務妨害罪】
威力業務妨害罪は、「威力」を用いて、人の「業務」を妨害することで成立する犯罪です。
ここで言う「威力」とは一体どのようなものなのでしょうか。
「威力」とは、「犯人の威勢、人数及び四囲の状勢からみて、被害者の自由意思を制圧するに足りる勢力をいい、現実に被害者が自由意思を制圧されたことを要しない」と理解されています。
簡単に言うと、自由な意思で決めたり、行動したりすることに対して圧力をかけるようなことをすることです。
「業務」とは、職業その他社会生活上の地位に基づいて継続して行う事務を言います。
企業や個人事業主の営業活動・事業活動はもちろんのこと、慈善団体や宗教団体の行う継続的な活動も含まれます。
上記事例の場合、Aが車を不正に駐車することで、他の客の車が駐車出来なくさせたことが、威力業務妨害に当たる可能性があると言えるでしょう。
【量刑】
量刑とは、裁判所または裁判官が、法定刑を定める罰則に刑法総則を適用して定まる処断刑の範囲内で、被告人に下すべき宣告刑を決定する作業のことを言います。
量刑にあたって考慮される要素は多くあります。
刑事裁判における量刑は、被告人の性格、経歴および犯罪の動機・目的・方法等すべての事情を考慮して決定されることになっています。
威力業務妨害罪の法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
初犯の場合や態様が悪質でない場合では、不起訴や略式手続きにより罰金で処理されることも多いようです。
一方、前科が複数ある場合や態様が悪質な場合には、公判請求となる可能性が高くなります。
しかし、そのような場合であっても、よほど悪質な情状がない限りは、執行猶予が付く可能性があるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
その豊富な経験と知識に基づいて、被疑者・被告人にとって有利な事情を収集し、説得的に検察官や裁判官に主張し、寛大な処分や量刑の軽減を目指します。
兵庫県相生市の威力業務妨害事件でご家族の方が逮捕されてお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県相生警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県宍粟市の暴行事件 同種前科有りの事件でも罰金刑に強い弁護士
兵庫県宍粟市の暴行事件 同種前科有りの事件でも罰金刑に強い弁護士
兵庫県宍粟市に住むAは、酒に酔った勢いで口論となったBに対して、その顔面をげん骨で一回殴ってしまいました。
通報を受けて駆け付けた兵庫県宍粟警察署の警察官に逮捕されました。
翌日、釈放されましたが、同種の前科があるAは、実刑を回避したいと思い刑事事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【暴行罪】
暴行罪は、相手方に対し「暴行」を加える犯罪です。
「暴行」という概念は、刑法上、以下の4つに分類されます。
①人に対すると者に対するとを問わず、すべての「有形力」(外部に示された物理的な力)の行使を指す。
これは、騒乱罪で適用される概念で、道端に駐車している車をひっくり返すことも、他人の住居に駆け込むことも暴行である考えます。
②人に向けられた、しかし必ずしも身体に対するものではない、力の行使を内容とします。
例えば、公務執行妨害罪においては、押収されそうになった帳簿を公務員の足元にたたきつける行為も暴行として理解されます。
③人の身体に対する有形力の行為を意味します。
暴行罪における「暴行」は、この意味であると考えられています。
④人の犯行を抑圧するに足りる有形力の行使を意味します。
これは、強盗罪において適用される「暴行」の概念です。
暴行罪で起訴された場合、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料が科される可能性があります。
暴行罪の量刑は、犯行態様が悪質でない場合、略式起訴で罰金刑となるケースが多いです。
【前科】
前科とは、逮捕・起訴されて、裁判で有罪判決を受けたという経歴のことをいいます。
つまり、懲役や禁錮などの実刑やそれらの執行猶予付き判決だけでなく、略式起訴で罰金刑を受けた場合も有罪判決と同じですので、罰金刑であっても前科が付くことになります。
前科と似たような響きの「前歴」という用語も、前科とセットでよく耳にすることがあるのではないでしょうか。
それでは、前科と前歴とは何が違うのでしょうか。
前歴とは、逮捕された場合に就く経歴です。
ですので、逮捕されて不起訴になった場合でも、前科は付きませんが、前歴は付くことになります。
これら前科・前歴は、警察や検察のデータベースや、罰金刑以上であれば本籍地の市区町村で保管されることになります。
前科があることで、一定の職業に就けない、資格がとれないというデメリットはありますが、周囲に知られていないのであれば、普段の生活をする上では特段支障があるわけではありません。
もちろん、再び事件を起こしてしまった場合には、前科の有無が検察官の基礎・不起訴の判断、裁判官の量刑判断に影響する可能性は高くなるでしょう。
兵庫県宍粟市の暴行事件で逮捕されてお困りの方、同種の前科前歴があり心配されている方は、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県宍粟警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
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初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県神崎郡市川町の動物愛護法違反で告発 刑事事件に強い弁護士
兵庫県神崎郡市川町の動物愛護法違反で告発 刑事事件に強い弁護士
兵庫県神崎郡市川町に住むAは、動物保護団体から犬を数匹引き取り、その犬に対して十分な餌を与えず熱湯をかけるなどの虐待を続けていました。
動物保護団体が不審に思い、兵庫県福崎警察署に告発したことで、Aは動物愛護法違反の容疑で在宅で取り調べを受けることになりました。
刑事事件について何も知らないAは不安になり、刑事事件専門の弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
【動物愛護法違反】
動物の愛護及び管理に関する法律(以下、「動物愛護法」)は、動物の虐待等の防止について定める法律です。
動物愛護法では、愛護動物の保護として、虐待や不十分な保護について罰則を規定しています。
ここで言う「愛護動物」とは、飼育されている哺乳類・鳥類・爬虫類、そして野生の指定11動物です。(動物愛護法第44条4項)
・みだりに殺す、傷つける行為をした場合には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、
・給餌・給水しない、酷使する、健康・安全環境の悪い状態で拘束・衰弱させる、飼育中に疾病・負傷した場合に適切な保護をしない、遺棄した場合には、100万円以下の罰金が科される可能性があります。
飼育されている魚類や両生類の殺傷については、動物愛護法の保護対象外となります。
しかし、他人の飼育する動物を殺傷した場合に、器物損壊罪に問われる可能性もあります。
【告発】
捜査の端緒として、現行犯逮捕や通報、被害届など様々な種類があります。
告発も、捜査の端緒の一種です。
告発とは、犯罪の被害者や犯人ではない第三者が犯罪事実を申告し、犯罪者の処罰を求める意思表示のことをいいます。
誰でも、犯罪があると思うときには、告発を行うことが出来ます。(刑事訴訟法第239条1項)
告発を受理した場合、捜査機関は捜査をして事件記録を作成し、検察庁に送付する義務を負うことになります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
これまでも数多くの刑事事件を扱って参りました。
その豊富な経験と知識に基づき、動物愛護法違反事件、告発事件にも迅速かつ適切な弁護活動を行います。
兵庫県神崎郡市川町の動物愛護法違反事件で告発され、刑事事件として取調べの対象となりお困りの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県福崎警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県南あわじ市の万引き事件で逮捕 審判不開始に強い少年事件専門の弁護士
兵庫県南あわじ市の万引き事件で逮捕 審判不開始に強い少年事件専門の弁護士
兵庫県南あわじ市に住むAさん(15歳)は、スーパーで化粧品を万引きしたとして、店の警備員に呼び止められました。
Aさんは、通報を受けて駆け付けた兵庫県南あわじ警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんは取調べ後釈放されましたが、Aさんの両親は、警察から家庭裁判所に事件を送ると聞かされ、心配になり少年事件専門の弁護士に相談に来ました。
(フィクションです)
【万引き】
万引きは「窃盗罪」に当たります。
窃盗罪とは、他人の財物を窃取する犯罪です。
簡単に言えば、他人が占有しているものを、その占有者の意思に反して、勝手にとってしまうことです。
上記の事例で言えば、スーパーに置いてある商品は、そのスーパーが占有しているものです。
スーパーに置いてある商品は、お金を払ってもらうことを前提に客に販売するので、お金を払わずに商品を持って帰る行為は、スーパーの意思に反して占有が移転されたと言えます。
万引きを行い、窃盗罪で起訴された場合、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
【審判不開始】
少年事件の場合、捜査機関は、少年の被疑事件について捜査を終えたら、原則すべての事件が家庭裁判所に送致されます。
家庭裁判所に事件が送致されると、家庭裁判所の調査官による調査を経て審判期日での審理を行い、終局決定により事件が終了する流れとなっています。
家庭裁判所は、調査の結果、審判を開始する必要がないと判断する場合には、審判を行なわない(審判不開始)決定をすることができます。
審判不開始には、形式的なものと実体的なものとかあります。
形式的審判不開始は、審判に付することができないときのことで、審判条件が満たされていない、非行事実が存在しない、事実上の審判不能などの場合です。
実体的審判不開始は、審判に付するのが相当でないときで、審判条件や非行事実の存在が認められ、審判を行うことが可能であるが、保護処分等を行うことが妥当でなく、裁判官による直接審理の必要性もない場合です。
実務上、審判不開始の多くは、実体的審判不開始の場合が多く、弁護士は、被害者との示談交渉や少年の更生に向けた環境調整などを行い、意見書等において要保護性が解消されたことをしっかりと説明、審判不開始とされるべきであることを説得的に主張することになります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件専門の法律事務所です。
これまでも数多くの少年事件を扱って参りました。
豊富な経験と知識を有する少年事件専門の弁護士が、少年一人ひとりにベストな弁護活動を行います。
兵庫県南あわじ市の万引き事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県南あわじ警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
当事務所には、刑事事件・少年事件の刑事弁護活動を専門に扱う実績豊富な弁護士をはじめ刑事事件・少年事件の知識・経験の豊富な職員が多く在籍しております。
初回の法律相談料は無料、また、法律相談・接見面会は、土日祝日、夜間でも対応可能です。兵庫県神戸市を中心に、逮捕前・逮捕後を問わず、ご用命があれば、弁護士が素早い対応を致します。相談したいけれど遠方、障害、発熱などの事情で事務所まで行けないという方には、オンライン相談や電話相談も行っています。ぜひご相談ください。
兵庫県加古郡播磨町の公務執行妨害事件で逮捕 微罪処分に強い刑事事件専門の弁護士
兵庫県加古郡播磨町の公務執行妨害事件で逮捕 微罪処分に強い刑事事件専門の弁護士
兵庫県加古郡播磨町にある会社に勤めるAさんは、通勤途中に一旦停止を怠ったとして、兵庫県加古川警察署の警察官に呼び止められました。
Aさんは停止した主張しましたが、警察官は応じないため、カッとなり警察官の靴に唾を吐いたところ、公務執行妨害で現行犯逮捕されてしまいました。
一時的な感情で行なった自身の行為を反省するAさんは、刑事事件を専門とする弁護士を探しています。
(フィクションです)
【公務執行妨害罪】
公務執行妨害とは、公務員に対し暴行や脅迫などを用いて、その職務執行を妨害する犯罪です。
警察の職務質問を受けているときにパトカーを蹴ったり、警察官が差し押さえた証拠を奪って壊すなど、警察官をはじめとする公務員の業務を妨害する行為が、公務執行妨害となります。
公務員の公務を妨害する行為という点で、公務執行妨害の被害者は、妨害された個人ではなく、「国」となります。
公務執行妨害罪で起訴された場合、3年以下の懲役または禁錮、若しくは50万円以下の罰金が科される可能性があります。
公務執行妨害罪の量刑相場としては、略式起訴された場合には罰金30~50万円、正式な裁判となった場合には、6月~2年の懲役刑で、執行猶予がつくことが多いようです。
【微罪処分】
原則、警察は、犯罪の捜査をしたときは、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければなりません。
しかし、犯罪が極めて軽微であり、検察官から送致の手続をとる必要がないとあらかじめ指定されたものについては、警察は、事件を送致しないことが出来ます。(刑事訴訟法第246条但し書き)
この検察へ送致しない処分のことを、微罪処分といいます。
微罪処分の対象となる事件とは、一定の犯罪の種類(窃盗等)や内容(被害の程度等)、被疑者の情状(前科等)などを考慮して、各地方検察庁が定めた基準に従って決められます。
微罪処分となった事件は、警察から検察官に送致されることなく、各地方検察庁の検事正に、その概要が一括して報告され、前歴として記録に残ることになります。
微罪処分になるために、出来ることは、しっかりと反省をし、被害者がいる事件であれば被害者との示談を行うことが最善策と言えるでしょう。
しかし、公務執行妨害事件の場合、被害者は国であるので、被害者である国と示談することは出来ません。
ですので、公務執行妨害で大きな被害を出していない限りは、加害者本人がきちんと反省することが、微罪処分となるために重要です。
罪を認めず、反省もしていないようであれば、拘束期間も長引くことになるので、取調べ対応について法律の専門家である弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門とする法律事務所です。
刑事事件における豊富な経験と知識に基づき、迅速かつ適切な弁護活動を行います。
兵庫県加古郡播磨町の公務執行妨害事件で逮捕されてお困りであれば、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士が、今後の手続の流れや処分見込みを丁寧に説明し、取調べ対応について的確にアドバイスいたします。
(初回の法律相談:無料、兵庫県加古川警察署までの初回接見費用:39,300円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部は、兵庫県神戸市にある刑事事件・少年事件の当事者の弁護活動を取り扱う法律事務所です。
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