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兵庫県淡路市の自動販売機ねらい事件で現行犯逮捕 少年院送致を回避する弁護士
兵庫県淡路市の自動販売機ねらい事件で現行犯逮捕 少年院送致を回避する弁護士
兵庫県淡路市に住むAくん(15歳)は、友人Bと共謀し、自動販売機の扉をこじ開け、お金を盗む自動販売機ねらいをしていました。
ある夜、Aくんは自動販売機ねらいをしている最中、警戒にあたっていた兵庫県淡路警察署の警察官に現行犯逮捕されました。
逮捕の連絡を受けたAくんの両親は、少年院送致だけは回避したいと思い、弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【自動販売機ねらい】
自動販売機ねらいとは、自動販売機の扉の開閉部等を壊す等して、自動販売機の中から金品を盗む窃盗の手口のことを言います。
自動販売機ねらいは、非侵入盗の一類型です。
自動販売機ねらいは、刑法上の窃盗罪となります。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
窃盗罪の量刑相場は、盗品の被害額が少額であり、かつ初犯であれば、実刑判決になる可能性は低いでしょう。
被害者に対する被害弁償や示談が成立していれば、不起訴となる可能性もあります。
起訴されても、罰金で済んだり、執行猶予が付くことが多いようです。
しかし、再犯の場合には、反省していないと判断され、処分が重くなるのが通常です。
【現行犯逮捕】
現行犯逮捕は、現に罪を行なっている、或いは行い終わった直後の者の場合に、逮捕状なしに逮捕できるというものです。
現行犯逮捕は、捜査機関関係者でなくとも行なうことが出来るとされています。
現行犯逮捕は、①「犯罪」が行われたこと、及び、②被逮捕者がその「犯人」であることが、逮捕者にとって明白であることが必要となります。
窃盗事件の場合、初犯の万引きといったような軽微なものであれば、逮捕を免れる可能性もありますが、共犯者がいたり、被害金額が大きい場合には、少年が逮捕・勾留されることはあります。
少年事件では、最終的な保護処分を決定する際、非行事実と要保護性が考慮されます。
非行事実に争いのない場合には、少年本人の反省、被害者に対する弁償や示談、環境整備など説明し、少年院送致に付する必要がないことを説得的に主張することにより、少年院送致を回避することが重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を数多く取り扱う法律事務所です。
少年事件における豊富な経験と知識に基づき、少年ひとりひとりに適した弁護活動を行います。
兵庫県淡路市の自動販売機ねらい事件で、お子様が現行犯逮捕されてお困りの方、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県淡路警察署の初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県宍粟市の凶器準備集合事件で検挙 少年事件に精通する弁護士
兵庫県宍粟市の凶器準備集合事件で検挙 少年事件に精通する弁護士
兵庫県宍粟市に住むAくん(15歳)は、地元の暴走族に所属していました。
ある日、敵対するグループと決闘することになり、Aくんを含めた所属メンバーが金属バットや鉄パイプを持って公園に集合しました。
後日、兵庫県宍粟警察署に、Aくんは凶器準備集合の容疑で検挙されました。
(フィクションです)
【凶器準備集合罪】
凶器準備集合罪とは、2人以上の者が他人の生命、身体または財産に対して、共同して害を加える目的で集まった場合において、凶器を準備して又はその準備があることを知って集まる犯罪です。
あまり聞きなれない罪名ですが、1958年に新設され、当時発生していた暴力団抗争や過激な政治団体同士の抗争を早期に取り締まることを目的とされました。
ここで言う「凶器」とは、その性質上、又は使用方法によっては、人を殺傷し得る器具を意味します。
性質上の凶器とは、拳銃のように、人の殺傷や物の破壊を本来の目的とするもののことで、用法上の凶器とは、本来は他の用途に使用するために製造された道具であるが、使い方によっては人を殺傷することが出来るものを言います。
「準備」とは、凶器を必要に応じて、いつでも加害に使える状態にすることを言います。
また、「集合」とは、共同加害の目的をもって同一の時・場所に集まることです。
凶器準備集合罪の法定刑は、2年以下の懲役または30万円以下の罰金です。
【検挙】
ニュースなどで、「逮捕」と並んでよく耳にするのが「検挙」という言葉です。
検挙とは、警察や検察などの捜査機関が、当該刑事事件の行為者を明らかにし、証拠を収集するなどして、刑事事件として処分できるよう捜査を遂げることを言います。
また、犯人を同定し、警察署に引致することも意味します。
検挙という用語は、法律用語ではありませんが、警察内部で使用される言葉で、概して微罪処分に必要な捜査・任意取調べ・逮捕・書類送検なども含まれます。
検挙は、必ずしも強制的な身体拘束を意味しない点が、逮捕と大きく異なります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を専門に扱う法律事務所です。
これまでも数多くの少年事件を取り扱って参りました。
その豊富な経験と知識に基づき、迅速かつ適切な弁護活動を行います。
兵庫県宍粟市の凶器準備集合事件でお子様が検挙・逮捕されてお困りであれば、いますぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県宍粟警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県多可郡多可町の睡眠薬遊び事件 薬物による交通事故に対応する弁護士
兵庫県多可郡多可町の睡眠薬遊び事件 薬物による交通事故に対応する弁護士
兵庫県多可郡多可町で、少年2人が乗った車が暴走して道路脇のフェンスに衝突した事故があり、睡眠薬を飲んで車を運転したとして、兵庫県西脇警察署は道路交通法違反(過労運転等)容疑で少年2人を逮捕しました。
同乗者の少年が「睡眠薬遊び」として、興奮状態になるため常習的に向精神薬に該当する睡眠薬を服用しており、運転手の少年は、「睡眠薬を飲むと気分が高揚すると聞いて服用した」と供述しています。
(産経WEST 2017年8月4日12時17分掲載記事を基にしたフィクションです)
【睡眠薬遊び】
睡眠薬とは、不眠症や睡眠が必要な状態に用いる薬物のことを指します。
寝付けないときに、医師に処方して服用する薬として理解している方が多いのではないでしょうか。
上記の事件では、睡眠薬を服用すると、興奮状態になることから、向精神薬にあたる睡眠薬を服用していました。
向精神薬とは、中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称です。
睡眠薬も、脳に作用することで催眠を促している薬物であることから、向精神薬ということが出来ます。
そのため、睡眠作用の強い睡眠薬は、副作用の恐れもあり、脳の働きを抑制する作用が、理性による行動抑制にも影響を与えてしまうこともあるようです。
睡眠薬を服用した後に起きていれば、酩酊状態となり、気分が向上したり、気が大きくなり暴力的になることもあります。
ネット上では、「眠剤ハイ」「眠剤ラリ」と呼ばれ、睡眠薬を飲んで興奮状態になったときの体験談の書き込みが数多く見られます。
このような行為を若者の間では、「睡眠薬遊び」と呼ばれています。
【道路交通法違反】
上記の事件では、睡眠薬を服用しての自動車運転による物損事故ですので、道路交通法第66条に違反することとなります。
道路交通法第66条は、「何人も、前条第1項(酒気帯び)に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない」と規定しています。
これに違反した場合の法定刑は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
「ストレスがある時に飲む睡眠薬だし」「睡眠薬は麻薬や覚せい剤とは違うし」、と軽い気持ちで睡眠薬を医師の処方箋なく密売者を通じて入手し、自動車等を運転することは、絶対にやめましょう!
人身事故を起こし、相手に怪我をさせてしまったり、最悪死に至らせてしまった場合には、危険運転致死傷罪に問われる可能性もあります。
兵庫県多可郡多可町の睡眠薬遊び事件で、お子様が交通事故・人身事故を起こしてしまいお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
薬物事件・交通事件に強い弁護士が、迅速かつ丁寧に対応致します。
弊所のフリーダイヤル(0120-631-881)までお問い合わせください。
弁護士が留置施設に向かう、初回接見についてのご案内をさせていただきます。
(兵庫県西脇警察署への初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県朝来市の強要事件 少年法に精通する弁護士
兵庫県朝来市の強要事件 少年法に精通する弁護士
兵庫県朝来市に住むAくん(19歳)は、コンビニエンスストアの店員の接客態度が悪いことに腹を立て、友人らと共に、店員に土下座をさせました。
後日、店員からの被害届を受けた兵庫県朝来警察署から強要の容疑で取り調べを受けました。
年内に20歳になるAくんは、不安になり、少年法に精通する弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
【強要罪】
強要罪とは、「(親族の)生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対して害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のない事を行わせ、又は権利の行使を妨害」する犯罪です。
ここで言う「義務」とは、基本的には法律上の義務ということになります。
ですので、「謝るのが人としての筋だ!」と言った道徳上するべきというだけでは、義務があるとは言えません。
また、強要罪が成立するためには、「脅迫または暴行」を用いる必要があります。
「脅迫」とは、親族又は本人の生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対して害を加える旨を告知することです。
「暴行」とは、相手の自由な意思決定を妨げる程度のものであれば足りると、広く定義されています。
相手に直接向けられた暴行でなくとも、相手の近くで大きな音を立てたり、物を破壊することも暴行となる可能性があります。
事例のように、土下座を求める行為は、脅迫や暴行を用いて行なったのであれば、強要罪となりますが、そのような脅迫や暴行を伴わずに淡々と謝罪を求め、その結果相手が謝罪しただけであれば、強要罪は成立しません。
強要罪の法定刑は、3年以下の懲役となっており、罰金刑はありません。
【少年法】
少年法は、20歳未満の少年で犯罪行為をした者、14歳未満で刑罰法令に違反した者などに適用されます。
少年法が適用されると、捜査段階から、勾留の制限や、警察署の留置施設に代えて少年鑑別所への収容、家庭裁判所への送致、調査官による調査・指導、審判を経て保護処分が決定されます。
非行行為時に20歳未満であれば、少年法が適用され、捜査段階から家庭裁判所の審判までは、少年法に従って手続きが行われます。
しかし、最後の審判の時に20歳となっている場合には、家庭裁判所は検察官に事件を送致し、成人の刑事事件と同じ刑事手続きに付されます。
この場合、検察官に事件が送致されますが、判決で刑罰を科す際には、犯罪時18歳未満者の死刑回避を定める少年法の規定は適用されることになります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を専門に扱う法律事務所です。
所属弁護士は、これまで数多くの少年事件を扱ってきており、少年法や少年事件の手続に精通しています。
兵庫県朝来市の強要事件で、お子様が検挙されて対応にお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県朝来警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県赤穂市の軽犯罪法違反事件 不処分を獲得する少年事件専門の弁護士
兵庫県赤穂市の軽犯罪法違反事件 不処分を獲得する少年事件専門の弁護士
兵庫県赤穂市に住むAさん(15歳)は、友人らとともに山林を焼く火災を起こしたとして、兵庫県赤穂警察署に検挙され、家庭裁判所に送致されました。
Aさんの両親は、どのように対処してよいか分からず、少年事件に詳しい弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
【軽犯罪法】
軽犯罪法とは、さまざまな軽微な秩序違反行為に対して拘留、科料の刑を定める法律です。
のぞき(覗き)や盗撮行為を含めた33の行為が罪として定められています。
軽犯罪法の法定刑は、拘留(自由刑の一種で、受刑者を1日以上30日未満の間刑事施設に拘置する刑罰)または科料(1000円以上1万円未満の金銭を強制的に徴収する財産刑の一種)となっています。
軽犯罪法は、「相当の注意をしないで、建物、森林その他燃えるような物の付近で火をたき、又はガソリンその他引火し易い物の付近で火気を用いた」行為も処罰の対象としています。
火災に発展した場合は、重過失失火罪や消防法違反となる可能性もあります。
【不処分】
少年事件の場合、原則としてすべての事件が家庭裁判所に送致されます。
家庭裁判所は、事件受理後、調査官が少年・保護者・参考人と面接して、非行事実や審判条件について調査し、どのような処分が有効・適切かを調べます。
審判で、少年が本当に非行を犯したかどうかを確認したうえで、非行内容や少年の抱える問題性に応じた適正な処分が決定されます。
保護処分に付する理由がない場合や、保護処分に付する必要性が認められない場合に、不処分の決定がされます。
つまり、少年を保護処分や検察官送致などの処分に付さなくても、少年の更生が十分に期待できる場合に、少年を保護処分に付さないという決定です。
不処分で終局する場合であっても、裁判官や調査官による訓戒や指導等の教育的働きかけを行い、少年や保護者がどのように受け止めたかを見極めたうえで、決定されます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を専門に扱う法律事務所です。
これまで数多くの少年事件を取り扱ってきており、その豊富な経験と知識に基づき、事件毎の特徴や少年一人ひとりに適した弁護活動を行います。
兵庫県赤穂市の軽犯罪法違反で、お子様が家庭裁判所に送致されてお困りであれば、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県赤穂警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県加古川市の器物損壊事件 無実を証明し審判不開始へ導く弁護士
兵庫県加古川市の器物損壊事件 無実を証明し審判不開始へ導く弁護士
Aくん(15歳)の住む兵庫県加古川市では、複数の店舗等のガラスが割られる事件が起こっていました。
ある日、Aくんは、兵庫県加古川警察署から呼び出され、当該事件について器物損壊の容疑で取り調べを受けました。
全く身に覚えのないAくんは、両親と一緒に無実を証明してほしいと少年事件専門の法律事務所にやって来ました。
(フィクションです)
【器物損壊罪】
器物損壊罪とは、公用文書等毀棄、使用文書等毀棄、建造物等損壊及び同致死傷に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害する罪です。
公用文書等毀棄、使用文書等毀棄、建造物等損壊及び同致死傷に規定するものとは、公務所の用に供する文書や電磁的記録、公務所以外の法人・詩人が所有する権利・義務に関する文書、建造物や艦船を指します。
ですので、器物損壊罪の対象となるものは、それら以外の他人の物であり、動産・不動産のみならず、動物も含まれます。
ここで言う「損壊」とは、広く物本来の効用に失わしめる行為を含むと理解されます。
また、「傷害」とは、動物を物理的に殺傷するほか、鳥かごから鳥を逃がすといった、本来の効用を失わせる行為を含みます。
器物損壊罪の法定刑は、3年以下の懲役または30万円の罰金若しくはその両方となります。
器物損壊罪の量刑相場は、懲役刑と罰金刑の割合はおよそ五分五分で、懲役刑の場合には6月から2年未満で執行猶予が付くことが多くなっています。
また、罰金刑の場合には、10~30万円が相場となっています。
身に覚えがないのにもかかわらず、器物損壊の容疑をかけられた場合、弁護士を通じて、捜査機関及び裁判所に対して、審判不開始を獲得できる可能性があります。
少年事件の場合、事件は原則すべて家庭裁判所に送致されます。
家庭裁判所が事件を受理すると、調査官による少年や保護者に対する調査が行われます。
調査の結果、審判に付することができない場合、若しくは、審判に付するのが相当ではない場合に、審判自体を開始しない旨の決定(審判不開始決定)をします。
審判を付することが出来ない場合とは、少年の行為が非行の構成要件に該当しない場合や、証拠上非行事実の存在の蓋然性すら認められない場合です。
また、審判に付するのが相当ではない場合とは、調査官の訓戒や教育的指導によって、少年の問題点が改善され、再非行のおそれがなくなったと認められるとき、少年が他の事件で審判を受け保護処分となっていて、本件では特に別途処分する必要がない場合、非行事実が極めて軽微で、既に警察、学校、家庭などにおいて少年に対して教育が行われたことにより少年の問題点が改善され、再非行のおそれがなくなったと認められる場合をいいます。
冤罪事件の場合、弁護士はアリバイや真犯人の存在を示す証拠を提出することで、器物損壊を立証する十分な証拠がないことなどを主張していきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を数多く扱う法律事務所です。
兵庫県加古川市の身に覚えのない器物損壊事件で容疑をかけられてお困りの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(初回の法律相談:無料、兵庫県加古川警察署までの初回接見費用:39,300円)
兵庫県伊丹市の少年事件 傷害の共犯事件に強い弁護士
兵庫県伊丹市の少年事件 傷害の共犯事件に強い弁護士
遊び仲間の高校1年の男子生徒V(15)の服に火をつけ、やけどを負わせたなどとして兵庫県警伊丹署は30日、A(17)とB(23)を傷害容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、共謀し、今月22日深夜から23日未明、伊丹市山田の公園で、AがVの腹を蹴るなどし、BがVの靴ひもで両足を縛り、可燃性のある香水のスプレーをTシャツに吹きかけながらライターで火をつけ、腹に10日から約2週間のけがをさせた、としている。
Aが水をかけて消し止めた。
同署によると、「仲たがいになってリンチした」などと容疑を認めているという。
(8/30(水) 13:16配信 毎日新聞)
傷害罪の共犯について
共犯では、複数人の共謀関係があることを前提に、一部実行全部責任が課されます。
今回の件で言えば、AはVの腹を蹴っただけであって、Vを燃やした行為には加担しておらず、見ていただけだとしても、共謀が認められれば、そのすべてに関して責任を負います。
AとBのように容疑を認めている場合には被害者との示談交渉が有効と考えられますが、これを認めず争う場合には、共謀の有無について争うことが考えられます。
傷害罪の法定刑は15年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
今回の共犯事件のうち、Aは17歳の未成年者であるので、少年事件として取り扱われます。
逮捕の後、少年は最長で23日間の身体拘束を受け、その後家庭裁判所に事件が送致されます。
家庭裁判所送致後、少年は裁判所調査官による最長4週間の調査を受けます。
逮捕・勾留されていた少年が家庭裁判所に送致された場合は、調査の間、少年は観護措置として少年鑑別所に収容されることが通常です。
観護措置に付する決定に対しては異議の申し立て、取消しの申立てをすることが可能です。
観護措置に伴う身体拘束は長期にわたるので、場合によっては、少年の解雇や退学などを引き起こしてしまうものでもあります。
それでは少年の更生を妨げてしまうおそれがあるので、場合によっては観護措置は争うべきものとなるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では刑事事件/少年事件を専門に取り扱っております。
兵庫県伊丹市の傷害事件でお困りの方は弊所の弁護士にご相談ください。
身近な方が逮捕・勾留されている場合は、弊所のフリーダイヤル(0120-631-881)までお問い合わせください。
弁護士が留置施設に向かう、初回接見についてのご案内をさせていただきます。
伊丹警察署への初回接見費用:39,600円)
兵庫県西脇市の威力業務妨害事件 触法少年事件に強い弁護士
兵庫県西脇市の威力業務妨害事件 触法少年事件に強い弁護士
兵庫県西脇市に住むAくん(13歳)は、同市の教育委員会の掲示板に、市内の学校に爆弾を仕掛けた等と書き込みをしました。
後日、兵庫県西脇警察署から連絡があり、児童相談所に事件を送致すると聞いたAくんの両親は、心配になり、14歳未満の少年(触法少年)の事件に精通している弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
【威力業務妨害罪】
威力業務妨害罪とは、威力を用いて、人の業務を妨害する犯罪です。
ここで言う「業務」とは、自然人または法人、その他の団体が社会生活上の地位において、あるいはこれと関連して行う職業その他の継続して従事することを必要とする事務のことです。
経済的に収入を得る目的のものである必要はありません。
また、「威力」とは、犯人の威勢、人数および四囲の状勢からみて、被害者の自由意思を抑圧するに足りる勢力をいうのであって、現実に被害者が自由意思を制圧されたことを必要としません。
威力業務妨害罪の法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
威力業務妨害事件では、初犯の場合や犯行態様が悪質でない場合には、略式手続きにより罰金で処理されることが多いようです。
一方、前科が複数ある場合や、犯行態様が悪質である場合には、公判請求される可能性が高くなりますが、よほど悪質な情状がない限り、執行猶予がつくことが多いでしょう。
【触法少年】
触法少年とは、14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年です。
刑法は、「14歳に満たない者の行為は、罰しない」と規定しているので、刑事未成年者である触法少年を処罰対象から除外しています。
また、少年法においても「罪を犯した少年」のは当たりません。
触法少年については、児童相談所が対応することになります。
警察は、触法少年に対して任意捜査の範囲で捜査を行い、児童相談所長に事件を送致します。
児童相談所に送致後は、児童や保護者に注意を与え、誓約書を書かせる、指導福祉司などに指導を委託する、里親に預ける、児童福祉施設等への入所などの措置がとられます。
しかし、場合によっては、都道府県知事や児童相談所長が、家庭裁判所に事件を送致することもあります。
その場合、14歳未満の少年であっても、家庭裁判所で審判を受けることになります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、数多くの少年事件を取り扱って参りました。
その豊富な経験と知識に基づき、少年一人ひとりに適した弁護活動を提案致します。
兵庫県西脇市の威力業務妨害事件でお子様が触法少年として児童相談所に事件が送致されてお困りの方、今後の流れについて心配されている方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県西脇警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県加東市の振り込め詐欺事件で逮捕 少年院送致を回避する弁護士
兵庫県加東市の振り込め詐欺事件で逮捕 少年院送致を回避する弁護士
兵庫県加東市に住むAくん(18歳)は、知人からの紹介で振り込め詐欺の受け子のバイトをしていました。
ある日、被害者から現金を受け取るよう指示を受けて指定場所で待っていたところを兵庫県加東警察署の警察官に逮捕されました。
連絡を受けたAくんの両親は、少年院送致だけは避けたいと弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【振込め詐欺】
振込め詐欺とは、電話やはがき等で相手をだまし、金銭の振込を要求する犯罪行為をいいます。
面識のない不特定多数の者に対し、電話などを用いて、対面することなく被害者をだまし、被害者に現金などを交付させる特殊詐欺の一種です。
昨年度の振り込め詐欺は、兵庫県内で398件発生したと報告されています。(兵庫県警察HPより)
警察が認知した件数は、平成23年から増加傾向が続いています。
振込め詐欺の手口は多様化しており、被害者に金銭を振り込ませる他に、犯人の直接手渡しする方法や、宅配便やゆうパックなどで送付する方法も多く見受けられます。
このような振り込め詐欺は、刑法上の詐欺罪に該当することが多いです。
詐欺罪とは、人を欺いて財物を騙し取る、もしくは、財産上不法の利益を得る犯罪です。
詐欺罪の法定刑は、10年以下の懲役となり、罰金刑はありません。
【少年院】
少年院とは、家庭裁判所からの保護処分として送致された少年に対して、その健全な育成を図ることを目的として矯正教育、社会復帰支援などを行う法務省所管の施設のことです。
少年院は、少年の年齢や心身の状況によって、第1種、第2種、第3種の3つの種類に分けて設置されています。
どの少年院に送致するかは、家庭裁判所が決定します。
少年院では、生活指導、職業指導、教科指導、体育指導、特別活動指導といった内容の矯正教育を行なっています。
また、円滑な社会復帰のために、様々な関係機関と連携しながら、少年の帰住先や就労・修学先を確保することにも努めています。
振込め詐欺のような組織的な詐欺行為に対して、昨今刑罰が重くなっています。
その影響から、少年事件でも、組織的な詐欺に関与した少年が、前歴や歩道歴がない場合でも、いきなり少年院に送致されることもあります。
少年院送致を回避するには、少年の反省を促し、組織との関係を断ち切り、被害者への被害弁償や示談締結などを行うことが重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、少年事件を数多く取り扱う弁護士が所属しております。
その豊富な経験と知識に基づき、少年一人ひとりに適した刑事弁護活動を行います。
兵庫県加東市の振り込め詐欺事件で、お子様が逮捕されてお困りの方、少年院送致を回避したいとお思いの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県加東警察署までの初回接見費用:弊所までお問合せ下さい)
兵庫県神戸市西区の無免許運転事件で逮捕 少年事件に強い弁護士
兵庫県神戸市西区の無免許運転事件で逮捕 少年事件に強い弁護士
兵庫県神戸市西区に住むAさん(18歳)は、友人の所有する車に無免許で運転し、スピード違反で兵庫県神戸西警察署の警察官に検挙されました。
無免許であることが発覚し、Aさんは逮捕されてしまいました。
連絡を受けたAさんの両親は、心配になり少年事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【無免許運転】
無免許運転とは、免許を取得していない、または免許の有効期限が切れている状態で車を運転する行為をいいます。
免許自体は取得しているものの、免許を携帯せずに車を運転する行為は、無免許運転と勘違いされることが多いですが、免許証不携帯という反則行為となります。
無免許運転には、以下の4つの種類があります。
①純無免:一度も運転免許証の交付を受けたことのない人が運転すること。
②取消無免:免許の取り消し処分を受けた後に運転すること。
③停止中無免:免許の停止処分中に運転すること。
④免許外運転:一部の免許はあるが、運転しようとする車種に応じた免許を取得せずに運転すること。
無免許運転が発覚した場合、道路交通法に基づき、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科させられる可能性があります。
しかし、無免許運転で他の違反もした場合には、罰が加重されます。
また、無免許の運転手に車を提供した者や、運転を頼んだ者も刑事罰の対象となります。
車の提供者には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が、運転の依頼者には2年以下の懲役または30万円の罰金が科される可能性があります。
少年事件の場合には、刑罰を目的とするよりも更生に重きをおかれています。
14歳以上の少年が少年事件を起こすと、通常警察から検挙され、禁錮刑以上の刑に該当する犯罪を犯した疑いがある場合、警察から検察へと送致されます。
検察での捜査を受けると、家庭裁判所へ送致されます。
家庭裁判所では、調査官による少年の調査が行われ、審判を行ない、処分を決定します。
成人の刑事事件の場合と異なり、審判では、少年の再非行を防止するために、非行事実があったかどうかを確認の上、非行の内容や少年の抱える問題点に応じた保護処分を選択します。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を数多く扱う法律事務所です。
少年一人ひとりに適した弁護活動を提案し、迅速かつ丁寧に対応致します。
兵庫県神戸市西区の無免許運転事件でお子様が逮捕されてお困りであれば、いますぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談:無料、兵庫県神戸西警察署までの初回接見費用:37,400円)