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兵庫県神戸市東灘区の事後強盗事件で逮捕 保護観察処分に導く弁護士

2018-04-07

兵庫県神戸市東灘区の事後強盗事件で逮捕 保護観察処分に導く弁護士

事後強盗事件で逮捕された場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県神戸市東灘区のドラッグストアで、Aさん(16歳)は化粧品を万引きしました。
犯行を目撃した女性が、店外でAさんのバッグをつかんだところ、Aさんは女性の顔面を殴る暴行を加え、駆け付けた警備員に取り押さえられました。
Aさんは事後強盗の疑いで逮捕・勾留されてました。
(フィクションです)

万引きは犯罪です!~窃盗はたまた事後強盗か!?~

万引きとは、商業施設において代金を支払わず商品を無断で持ち帰る行為のことを言います。
万引きは、ほとんどの場合、「窃盗罪」に該当することになります。
「窃盗罪」とは、「他人の財物を窃取」する犯罪です。
簡単に言うと、他人の物を勝手にとるという犯罪です。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

万引きであっても、捕まりそうになって店員、警備員、客などに暴行を加えた場合には、「事後強盗罪」に問われる可能性もあります。
刑法第238条は、「窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行または脅迫をしたときは、強盗として論ずる」と定めています。
「窃盗」とは、窃盗犯人のことを指し、未遂犯・既遂犯を問われません。
犯罪行為である「暴行・脅迫」についてですが、その相手方は窃盗の被害者に限られず、犯行を目撃して追跡してきた第三者や警察官なども含まれます。
また、「暴行・脅迫」は、相手方に対する有形力の不法な行為、害悪の告知を言い、その程度は、相手方の反抗を抑圧する程度のものであることを要します。
この「暴行・脅迫」は「窃盗の機会」、つまり窃盗の現場やその継続的延長と見られる場所でおこなわれることが必要となります。
事後強盗罪の法定刑は、5年以上の有期懲役となります。

少年事件であっても、被害弁償や示談の有無及び被害者の処罰感情が少年の処分に影響することになります。
弁護士を通して、迅速で両者の納得のいく示談をすることが重要です。
また、少年が二度と非行に走らず更生できるよう、事件についての内省を深め、被害者に対する謝罪の気持ちを持てるようにし、事件の背景にある様々な問題と向き合えるよう少年本人に働きかけることや、家庭・学校・職場環境を整えていくことも、付添人である弁護士の重要な弁護活動です。
このように、少年の再犯可能性がないことを説得的に主張し、少年院送致ではなく保護観察処分となるよう調査官や裁判官に働きかけます。

兵庫県神戸市東灘区事後強盗事件で、お子様が逮捕されてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
少年事件を数多く取り扱った経験豊富な弁護士が、迅速かつ丁寧にご対応致します。

兵庫県神戸市北区の威力業務妨害事件で現行犯逮捕 刑事事件専門弁護士で早期釈放

2018-04-06

兵庫県神戸市北区の威力業務妨害事件で現行犯逮捕 刑事事件専門弁護士で早期釈放

威力業務妨害事件で逮捕された場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県神戸市北区の会社で働くAさんは、乗り損なたった終電の車両にしがみつきました。
駅員が慌ててAさんを止めに入り、電車は少し進んで停車しました。
連絡を受けて駆け付けた兵庫県神戸北警察署の警察官は、Aさんを威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕しました。
Aさんは酒に酔っており、終電を逃すと帰れないと思い電車にしがみついたと供述しています。
(神戸新聞NEXT 2018年4月3日8時25分配信記事を基にしたフィクションです)

意外に多い!?電車にしがみつくトラブル

電車にしがみつくのは、至難の業のように思われます。
しがみつくのに十分なスペースもなく、どこかにしがみついたとしても電車が加速していと振り落とされてしまう可能性が高いからです。
しかし、実は電車にしがみつくケースはそう珍しくはないようです。
特急電車の車内に荷物を置き忘れたことに気付いた乗客が、慌てて電車にしがみついたというケースや、酔っぱらって車両の連結部分にしがみついたケースなどが報告されています。
いずれにせよ、事例のように電車にしがみつき駅員や鉄道会社の業務を妨害した場合には、「威力業務妨害罪」に問われるでしょう。

威力業務妨害罪」とは、「威力を用いて」「人の業務を妨害」する犯罪です。
ここで言う「威力」というのは、犯人の威勢、人数および四囲の状勢からみて、被害者の自由意思を制圧するに足りる勢力をいい、現に被害者が自由意思を制圧されたことは必要とされません。
本罪の客体となる「人の業務」は、職業その他社会生活上の地位に基づいて継続して行う事務を意味します。
事務は、文化的活動であると経済的活動であるとを問いません。
威力業務妨害を規定している刑法234条は、「業務を妨害した」とありますが、実際に業務妨害による被害が出ている必要はなく、業務が妨害される危険が発生するだけで本罪が成立すると考えられています。
威力業務妨害罪の法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

威力業務妨害事件では、酒に酔って、或いは一時的な感情で業務を妨害してしまったようなケースも少なくありません。
このような場合、弁護士は、検察官や裁判官に対して、被疑者がきちんと反省していることや家族などの監督が期待できること、逃亡や罪証隠滅のおそれがないことを客観的な証拠に基づいて、説得的に主張し、早期に釈放となるよう迅速に身柄解放活動に着手します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を数多く取り扱ってきた実績のある法律事務所です。
その豊富な経験と知識に基づき、ご依頼後すぐに身柄解放活動に取り組みます。
兵庫県神戸市北区威力業務妨害事件で、ご家族・ご友人が現行犯逮捕されてお困りであれば、今すぐ弊所にお問合せ下さい。
刑事事件はスピードが大事です。
まずは、フリーダイアル0120-631-881にご連絡ください。

兵庫県淡路市の重過失致死事件 自転車事故での刑事事件で弁護士に依頼

2018-04-05

兵庫県淡路市の重過失致死事件 自転車事故での刑事事件で弁護士に依頼

自転車事故での重過失致死事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県淡路市の路上をスマホ片手にイヤホンで音楽を聴きながら自転車を運転していたAさんは、歩行者のBさんに衝突して転倒させてしまいました。
Bさんは転倒時に頭を強く打ったことによる脳挫傷で亡くなってしまいました。
Aさんは、兵庫県淡路警察署重過失致死容疑で取調べを受けています。
(フィクションです)

自転車事故における刑事責任

自転車を運転していて人身事故を起こしてしまった場合、民事上とは別に刑事上の責任も問われる可能性があります。
自転車で人身事故を起こした場合、「過失傷害罪」、「過失致死罪」、「重過傷害致死傷罪」、「道路交通法違反」などが成立することがあります。

《過失傷害》

「過失傷害罪」は、過失により人を傷害する犯罪です。
本罪の法定刑は、30万円以下の罰金または科料です。
また、本罪は親告罪となっており、告訴がなければ公訴することは出来ません。
《過失致死》
過失により人を死亡させる犯罪を「過失致死罪」と言います。
品罪の刑罰は、50万円以下の罰金となっています。

《重過失致死傷罪》

重過失致死傷罪」とは、重大な過失により人を死傷させる犯罪です。
「重過失」とは、注意義違反の程度が著しい場合をいい、発生した結果の重大性、結果発生の可能性が大きかったことは必ずしも必要とされません。
本罪の法定刑は、5年以下の懲役または禁錮若しくは100万円以下の罰金です。

《道路交通法違反》

自転車で人身事故を起こしたにもかかわらず、被害者を救護せずその場から逃走したひき逃げ事故や、飲酒運転であった場合には、道路交通法違反が成立する可能性もあります。

自転車事故の場合、被害者への謝罪や被害弁償、示談締結の有無が、刑事事件における処分に大きく影響することになります。
自転車事故を起こしてしまったら、出来る限り早期に被害者に対する被害弁償や示談交渉をすることが重要です。
早期に被害弁償や示談成立となれば、不起訴処分や早期釈放となる可能性が高まります。

兵庫県淡路市自転車事故で、ご家族の方が重過失致死容疑で捜査機関から取調べを受けてお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
交通事件にも対応する刑事事件専門の弁護士が、事件の詳細を伺った上で、取り調べ対応や今後の流れについて丁寧に説明させていただきます。

兵庫県加東市の建造物損壊事件で緊急逮捕 少年事件なら弁護士に相談

2018-04-04

兵庫県加東市の建造物損壊事件で緊急逮捕 少年事件なら弁護士に相談

建造物損壊事件での緊急逮捕について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県加東市のビルの外壁に、中学生のAさんとBさんが落書きをしていたところ、巡回中の兵庫県加東警察署の警察官に見つかり、AさんとBさんは建造物損壊の疑いで緊急逮捕されました。
連絡を受けたAさんの両親は、急いで少年事件に精通する弁護士に相談に行き、今後の流れについて説明を受けました。
(フィクションです)

建造物損壊罪

建造物損壊罪」とは、他人の建造物や艦船を損壊する犯罪です。
本罪で言う「損壊」とは、物理的に毀損し、または他の方法により効用を滅却・減損させることです。(大判昭5・11・27)
建造物の外壁に落書きをする行為は、その建物の外観ないし美観を著しく汚損し、原状回復に相当の困難を生じさせたものであって、その効用を減損させたものといえるので、「損壊」に該当すると理解されています。(最決昭41・6・10)
ですので、ビルの外壁に落書きする行為も、建造物損壊罪の損壊と認められ、本罪が成立する可能性があります。
建造物損壊罪の罰則は、5年以下の懲役です。

緊急逮捕

通常の逮捕は、逮捕状に基づいて行われますが、捜査機関は令状なく被疑者を逮捕することが出来ます。
その逮捕の種類のひとつが「緊急逮捕」です。
緊急逮捕」とは、一定の「重大犯罪」について、「十分な嫌疑があり」、「急速を要する」場合に、逮捕後直ちに逮捕状を求めることを条件に認められる無令状の逮捕のことを言います。
このように、「緊急逮捕」の要件は、次のようになります。
①一定の重大犯罪を犯したことを疑うに足りる十分な理由
②急速を要し、裁判官の逮捕状を求めることができないこと
③理由の告知
④逮捕後直ちに逮捕上請求の手続をすること
⑤逮捕の必要性
「重大犯罪」とは、「死刑又は無期若しくは長期3年以上の懲役若しくは禁錮にあたる罪」です。
重大犯罪とは言え、ほとんどの罪がこの基準に当てはまることになり、建造物損壊罪も5年以下の懲役となっているので、重大犯罪となります。

少年事件の場合、原則刑事責任を問われることはありませんが、すべての事件が家庭裁判所に送られ、少年の更生に適した処分が下されることになります。
少年事件は、少年法に基づいた手続がとれれることになりますので、刑事事件のみならず少年事件・少年法に詳しい弁護士に相談・依頼されるのがベストです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
所属弁護士は、数多くの刑事事件・少年事件を取り扱ってきた実績があります。
兵庫県加東市建造物損壊事件で、お子様が緊急逮捕されてお困りであれば、今すぐ弊所にお問合せ下さい。

兵庫県宝塚市の花見痴漢 被害者対応に強い刑事事件専門の弁護士に相談

2018-04-03

兵庫県宝塚市の花見痴漢 被害者対応に強い刑事事件専門の弁護士に相談

痴漢事件の被害者対応について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県宝塚市の見物客でごった返した花見会場で、酒に酔ったAさんは、前方の女性の体に手が当たってしまいました。
それに味をしめたAさんは、人混みを利用し、何度か同じ女性のお尻を思いっきり触りました。
女性の友人が犯行を目撃しており、Aさんは警備に当たっていた兵庫県宝塚警察署の警察官に身柄を引き渡されました。
Aさんは、その後釈放されましたが、被害者対応に動いてくれる弁護士を探しています。

電車だけが痴漢現場ではない!この季節続出!?花見痴漢

痴漢とは、人に対して性的な言動や卑猥な行為などの性的嫌がらせをする行為のことを言います。
痴漢と言えば、満員電車で行われる犯罪というイメージですが、実は犯行現場は電車だけに限られません。
人が多く集まるイベント、例えば、フェスやハロウィンといった大型イベントでも痴漢は報告されており、花見も例外ではありません。
先週から桜が満開となる地域が増えてきており、まさにお花見シーズン到来!といったところでしょうか。
綺麗に咲いた桜を眺めながら、友人たちと楽しくお酒やごはんを囲む一大イベントですが、残念ながら、花見会場での痴漢も多々報告されているようです。
お酒が入って正常な判断が出来なくなってしまってしまうのかもしれませんが、痴漢は立派な犯罪です。

痴漢行為は、その行為態様により、迷惑防止条例違反または強制わいせつ罪が成立する可能性があります。
痴漢事件で最も多く適用されるのが前者です。
迷惑防止条例とは、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」の略称です。
迷惑防止条例は、公共の場所や乗り物における人に対して不安を覚えさせるような卑わいな言動を禁止しています。
痴漢行為は、この卑わいな言動に当たり、違反者には、6月以下の懲役または50万円以下の懲役、常習の場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

痴漢事件で加害者が犯行を認めている場合には、何よりも被害者対応に動く必要があります。
被害者感情を重視する昨今、検察官は、痴漢事件の被疑者を起訴するかどうかを判断する際、示談が成立しているかどうかを重視する傾向にあります。
そのため、被害者との間で示談が成立すれば、不起訴となる可能性が高まります。
加害者やその家族が、直接被害者と連絡を取り、示談交渉を行うことはあまりお勧めできません。
というのも、被害者は加害者に対して恐怖や怒りを感じていることが多く、加害者に被疑者自身の連絡先を教えてくれることは期待できませんし、連絡がとれたとしても当事者同士による話し合いは感情論になりがちで、上手く話がまとめるのも難しいでしょう。
その点、弁護士であれば、捜査機関から被害者の連絡先を教えてもらえるケースも多いですし、刑事事件を多く取り扱う弁護士は示談交渉に豊富な経験を有しているので、示談が成立する可能性も高まります。

兵庫県宝塚市花見痴漢で、刑事事件に巻き込まれてしまい被害者対応にお困りであれば、今すぐ刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
示談交渉に豊富な経験を持つ刑事事件専門の弁護士がご対応させていただきます。

兵庫県神崎郡市川町の痴漢事件で逮捕 報道回避に動く刑事事件に強い弁護士

2018-04-02

兵庫県神崎郡市川町の痴漢事件で逮捕 報道回避に動く刑事事件に強い弁護士

痴漢事件の逮捕報道回避に動く場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

某有名企業に勤務するAさんは、電車内で痴漢行為をしたとして兵庫県福崎警察署の警察官に迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。
逮捕の知らせを受けたAさん家族は、事件が報道され、会社を解雇されてしまうのではと心配し、すぐに刑事事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)

刑事事件において報道される可能性とは

日々、テレビや新聞、ネットで「○○の容疑で●●さんが逮捕」というニュースが報道されます。
もし、自分や自分の家族が何らかの刑事事件に巻き込まれてしまったら、事件が報道され、世間に知られてしまうと様々な面で不利益を被ることになるのは容易に予想できるでしょう。
会社や学校に知られてしまい、解雇・退学になるのでは…
周囲に知られてしまうと、子供がいじめられるのでは…

もちろん、日々起こっている事件のすべてが報道されるわけではありません。
では、どのような事件が報道される傾向にあるのでしょうか。
報道される事件の定まった基準というものはありませんが、概して以下のような特徴を有した事件が報道され易いと言えるでしょう。
①重大事件や特殊な内容の事件で、社会的な関心が高い事件
②加害者や被害者などの事件関係者が、政治家・芸能人など著名人の場合
③加害者や被害者などの事件関係者が、公務員・教師・医師・弁護士・大企業社員といった社会的に関心を集めやすい場合

ざっくりと言えば、世間一般が関心を持つであろう人物が関与している又は関心を持つような内容の事件が報道の対象となることが多くなっています。
事件が報道される場合は、実名報道が原則となっていますが、少年事件については、少年法で実名報道が禁じられていますので、匿名報道が原則とされています。

マスコミ(記者クラブ加盟)が刑事事件の情報を入手する先は、警察です。
警察から事件の情報を入手したマスコミ各社は、事件を報道するかどうか判断することになります。
また、報道される時期は、逮捕直後や検察へ送致直後が多くなっています。

このように、事件が報道されるかどうかは、事件の性質や容疑をかけられている人の社会的な地位によって判断されるので、完全に回避することは難しいでしょう。
しかし、弁護士を通じて、事件を報道・公表されないように捜査機関に意見書を提出するなど働きかけることは出来ます。
また、捜査機関と交渉し、早期の釈放を求めることで、拘束期間を短縮し、勤務先や学校などに事件のことが知られずに済む可能性を高めることも出来ます。

兵庫県神崎郡市川町痴漢事件で、ご家族が逮捕され、事件が報道されて会社をクビになってしまうのではとお悩みであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
まずは、フリーダイアル0120-631-881まで。

兵庫県宝塚市の商標法違反事件 嫌疑不十分で不起訴を獲得する弁護士

2018-04-01

兵庫県宝塚市の商標法違反事件 嫌疑不十分で不起訴を獲得する弁護士

不起訴処分について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県宝塚市のシステム開発会社の社長のAさんと取締役らは、Windows7を不正に改造したパソコンを市内の美容室に販売し、マイクロソフト社の商標権を侵害した疑いで、兵庫県宝塚警察署に逮捕されました。
Aさんは、取締役らとの共謀を示す証拠が不十分であるとして、不起訴となりました。
(TBS NEWS 2018年2月21日19時23分掲載記事を基にしたフィクションです)

不起訴処分とは?

検察官は、被疑者を「起訴」するかしないかを決定する権限を持っています。
「起訴」されると、被疑者は刑事裁判を受けることになり、「被告人」として裁判所で審理を受け、最終的に裁判官から「判決」が下されます。
検察官が、「被疑者を起訴しない」とする決定のことを「不起訴処分」と言います。
一度、起訴されてしまうと、日本の刑事裁判では、99.9%が有罪になるというデータもあります。
前科を付けることなく、事件を終了させるためには、起訴されないこと、「不起訴処分」を獲得することが重要となります。

不起訴処分」には、様々な種類があります。
主なものは、①罪とならず、②嫌疑なし、③嫌疑不十分、④親告罪の告訴取下げ、⑤起訴猶予となります。
①罪とならず:そもそも犯罪の構成要件に該当しない場合で、警察が刑事事件として検察官に送致さたが、よくよく調べてみると犯罪が成立していなかったケースです。
②嫌疑なし:犯罪を認定する証拠がない場合や、人違いのケースです。
嫌疑不十分:嫌疑がないわけではないが、立証するだけの証拠が不十分であるという意味です。
上記事例のように、Aさんが取締役らと共謀して商標法違反行為を行なったことを立証する十分な証拠がない場合、嫌疑不十分として不起訴となるケースです。
④親告罪の告訴取下げ:被害者による刑事告訴がなければ、起訴することが出来ない親告罪の場合、被害者がいったん告訴を取下げてしまった場合、検察官は起訴することが出来ず、不起訴処分となります。
⑤起訴猶予:不起訴処分のほとんどが起訴猶予であると言われています。犯罪を犯したことが事実であり、その証拠もあるが、被害者の年齢や境遇、性格や犯罪の内容、軽重、社会に戻したときの更生可能性などに鑑み、検察官が裁量によって起訴を見送ることを言います。

容疑を否認している場合には、弁護士に依頼し、自白の供述調書を取られないよう、適切な取調べ対応についてアドバイスをもらうことが重要です。
否認していると、逮捕・勾留される可能性も高く、身柄を拘束されているなかでの厳しい取調べで、精神的に参ってしまい、やってもいないことを認めてしまうこともあります。
そのような事態を避けるためにも、早期に弁護士に相談・依頼し、接見を通じて、アドバイスや刑事手続の流れについての説明を受けるのが良いでしょう。

兵庫県宝塚市商標法違反事件で、大切な方が逮捕されてしまったとお悩みであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡下さい。
刑事事件に精通する弁護士が、すぐに接見を行い、事件の詳細を伺った上で、今後の流れを丁寧に説明し、取調べに対する適切なアドバイスを行います。

兵庫県小野市の児童ポルノ事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士による弁護

2018-03-31

兵庫県小野市の児童ポルノ事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士による弁護

児童ポルノ事件で逮捕された場合について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県小野市の古書店の経営者Aさんと従業員2名は、児童ポルノの写真誌を不特定多数に販売目的で所持した疑いで、兵庫県小野警察署逮捕されました。
Aさんは容疑を認めていますが、刑事事件専門の弁護士を探しています。
(フィクションです)

児童ポルノ事件で逮捕されたら弁護士に依頼する~そのメリットとは~

児童ポルノの所持は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」(通称、児童買春・児童ポルノ法)によって禁止されています。
まず、「児童」とは、18歳未満の者を言います。
児童買春・児童ポルノ法では、「児童ポルノ」の定義について以下のように規定しています。

写真、電磁的記録に係る記録媒体その他の物であって、次の各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいう。
一 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
二 他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
三 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀でん部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの

このような児童ポルノを不特定もしくは多数の者に提供する目的で、所持している場合には、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、もしくはその両方が科される可能性があります。

児童ポルノ事件で逮捕されたら、早期に弁護士に依頼されるのがよいでしょう。
突然の逮捕で、逮捕された方は戸惑いや不安に陥り、身体的にも精神的にも多大なる苦痛を強いられることになります。
弁護士に相談・依頼することで、今後の大まかな流れや、取調べ対応などをきちんと理解することが出来ますので、不安も幾分が軽減されることでしょう。
また、弁護士は、被害者がいる場合には、即座に被害者との示談交渉を行い示談成立に向けて活動したり、被疑者に有利となる証拠を収集するなど、早期釈放や不起訴処分、刑の軽減を求め、適切な対処法を講じます。
依頼する弁護士は、刑事事件を得意とする弁護士であることが好ましいでしょう。
刑事事件を専門とする弁護士は、刑事手続についても精通しており、迅速に適切な対応をすること出来ます。

兵庫県小野市児童ポルノ事件で、ご家族・ご友人が逮捕されてお困りであれば、刑事事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
刑事事件を専門とする弁護士が、最短当日に、逮捕された方に接見を行う「初回接見サービス」をご案内させていただきます。
まずは、フリーダイアル0120-631-881までお電話下さい。

兵庫県神戸市長田区の窃盗・建造物侵入事件で逮捕 少年事件の身柄解放に強い弁護士

2018-03-30

兵庫県神戸市長田区の窃盗・建造物侵入事件で逮捕 少年事件の身柄解放に強い弁護士

少年事件身柄解放活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県神戸市長田区の工場に侵入し、売上金など約50万円を盗んだ疑いで、兵庫県長田警察署は、Aくん(16歳)と少年3人を建造物侵入窃盗の疑いで逮捕しました。
逮捕の連絡を受けたAくんの両親は、どうしたらよいのか分からず少年事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)

少年事件における逮捕後の身体拘束

少年とは、少年法では20歳に満たない者とされています。
少年法は、未成年者には成人と同様に刑事処分を下すのではなく、原則として家庭裁判所による保護更生のための処置を下すことを規定しています。
ですので、20歳未満の少年に対して、刑罰を科すことは原則としてありません。
ただし、家庭裁判所の判断により、検察に逆送し、刑事裁判に付される可能性もあります。
少年であっても、犯罪を犯した場合、成人と同様に、警察に逮捕されます。
《14歳以上20歳未満の少年が逮捕された場合》
逮捕された後は、48時間以内に警察から検察に事件が送致されることになります。
検察は、送致されてから24時間以内に、少年を引き続き身体拘束(勾留)するか釈放するかを決定します。
検察が勾留する場合には、裁判官に対して勾留請求を行います。
勾留請求を受けて、裁判官は勾留するか釈放するかを決定します。
裁判官が勾留決定を行なった場合、少年は10日間(最長20日間)拘束されます。
少年の場合には、成人の場合とは異なり、「勾留に代わる観護措置」が取られることがあります。
検察が勾留請求をする代わりに、少年鑑別所送致の観護措置請求をするのです。
勾留に代わる観護措置は、10日間となっており、延長はありません。
このように、勾留または勾留に代わる観護措置が取られている場合だけでなく、在宅であった場合でも、事件が家庭裁判所に送致されると、家庭裁判所は「観護措置」をとることが出来ます。
観護措置とは、家庭裁判所が調査、審判を行うために、少年の心情の安定を図りながら、少年の身体を保護して、その安全を図る措置のことです。
観護措置の期間は、2週間とされていますが、継続の必要がある場合に限り1回限り更新することが出来るとされており、最大4週間もの間少年鑑別所に収容されることになります。

勾留や観護措置の回避を目指して、早期の段階から弁護士身柄解放活動を依頼するのがよいでしょう。
勾留や観護措置がとられる前であれば、弁護士は、勾留や観護措置をとる必要がないことを客観的な証拠に基づいて説得的に検察官や裁判官に主張し、勾留や観護措置の回避を目指します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件・刑事事件を専門とする法律事務所です。
所属弁護士は、これまで数多くの少年事件を扱ってきた経験があります。
その豊富な知識と経験に基づき、ケースごとに適した弁護活動を行います。

兵庫県神戸市長田区窃盗建造物侵入事件で、お子様が逮捕されてお困りであれば、今すぐ弊所にお問い合わせ下さい。

兵庫県豊岡市のATM不正出金事件で逮捕 接見禁止一部解除に動く弁護士

2018-03-29

兵庫県豊岡市のATM不正出金事件で逮捕 接見禁止一部解除に動く弁護士

ATM不正出金事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所神戸支部が解説します。

兵庫県豊岡市のコンビニATMで、偽造カードを使って約10回計100万円を引き出したとして、Aさんは兵庫県豊岡南警察署に不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の疑いで逮捕されました。
組織犯罪の疑いもあり、Aさんには接見禁止が付されており、困ったAさんの家族は、刑事事件専門の弁護士に相談しました。
(フィクションです)

ATM不正出金は、どのような罪に問われるの?~不正作出支払用カード電磁的記録供用・窃盗~

わずか数時間の間に、日本のATMから18億円もの現金が一斉に引き出された事件は、未だ記憶に新しい事件ではないでしょうか。
この事件においては、南アフリカの銀行から流出した顧客データを使って、偽造クレジットカードが作られ、それらを用いて不正に現金が引き出されました。
このように、何らかの方法により、他人のクレジットカードの情報を不正に取得し、偽造クレジットカードを作り、高額な商品を購入したり、キャッシングにより現金が引き出される事件が後を絶ちません。
これのようなATM不正出金事件では、不正作出支払用カード電磁的記録供用罪や窃盗罪に問われる可能性があります。

《不正作出支払用カード電磁的記録供用罪》

不正に作られたクレジットカードその他の代金または料金の支払用のカードを構成する電磁的記録、および料金の支払用のカードを構成する電磁的記録を、人の財産上の事務処理を誤らせる目的で、その財産上の事務処理の用に供することで成立する犯罪です。
本罪の法定刑は、10年以下の懲役または100万円以下の罰金です。

《窃盗罪》

偽造キャッシュカードを用いて、ATMから現金を引き出した行為については、窃盗罪に問われる可能性があります。
偽造キャッシュカードを本物であると欺き、現金を引き出した点で、「詐欺罪」が成立するのでは?と思ってしまいそうですが、「詐欺罪」の成立には、「人を欺いて」いることが必要となりますので、機械であるATMに虚偽情報を入力して現金を引き出すことは、「詐欺罪」ではなく、「窃盗罪」が成立することとなります。
ATMを利用して銀行から金銭を窃取したということになるのです。
窃盗罪の法定刑は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
不正作出支払用カード電磁的記録供用罪と窃盗罪は牽連犯となり、最も重い刑を定めている罪の法定刑によって処断されることになります。

ATM不正出金事件では、振込め詐欺のように、組織犯罪の可能性が疑われることが多く、接見禁止が付されることもあります。
接見禁止となると、弁護士以外の外部の人間と面会することが出来ません。
そのような場合には、弁護士は、被疑者の家族は事件に無関係であることを主張し、接見禁止一部解除に向けて弁護活動を行います。

兵庫県豊岡市ATM不正出金事件で、ご家族やご友人が逮捕されてしまった、接見禁止が付されていて面会出来ずにお困りであれば、今すぐ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡下さい。

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