兵庫県揖保郡太子町の恐喝事件で逮捕 保護観察処分に強い弁護士
交流サイトで知り合った男性から現金5万円を脅し取ったとして、兵庫県たつの警察署は、兵庫県揖保郡太子町に住む少年2人とAさん(16歳)を恐喝の疑いで逮捕しました。
Aさんの家族は、少年院送致を回避し保護観察処分にならないかと少年事件に精通する弁護士を探しています。
(フィクションです)
【恐喝保護事件における保護観察処分獲得に向けた付添人活動】
少年事件とは、捜査対象者が20歳未満の少年・少女である事件を指します。
少年事件では、捜査機関による捜査が終了し、犯罪の嫌疑がある、及び犯罪の嫌疑が認められない場合でも家庭裁判所の審判に付すべき事由がある場合には、すべての事件が家庭裁判所に送致されます。(全件送致主義)
家庭裁判所に事件が送致されると、家庭裁判所の調査官が、少年・保護者・参考人と面接して、非行事実や審判条件について調査し、どのような性分が有効かつ適切かを調べます。(調査官調査)
この段階で、審判を開始せずに調査だけ行って手続を終了する場合(審判不開始)もありますが、調査官調査の結果を踏まえて、審判が行われます。
審判は、少年が本当に非行を犯したかどうか(非行事実)を確認したうえで、非行内容や少年の抱える問題性(要保護性)に応じた適切な処分を選択する手続です。
審判で選択される処分は、①保護観察処分、②児童自立支援施設・児童養護施設送致、③少年院送致です。
恐喝保護事件において非行事実に争いのない場合、付添人である弁護士は、要保護性(再非行の危険性、矯正可能性、保護相当性)のないこと又は低いことを調査官や裁判官に主張し説得していきます。
その具体的な活動のひとつとして、恐喝保護事件では被害者対応が重要となります。
弁護士を通じて、被害者に謝罪や被害弁償を申し入れ、少年が真摯に反省していることを伝えます。
少年や少年の家族が直接行う場合も見受けられますが、被害者は経済的な損害だけではなく少年の犯行に対して恐怖心や憤りを感じている場合が多いため、弁護士を介して行うほうが良いでしょう。
被害者に対する被害弁償し、示談している場合には、最終的な処分にも影響を与えることになります。
また、恐喝事件では、少年が暴力的であったり金銭感覚に問題がある場合も多く、少年に対する適切な教育を施すことも弁護士の重要な活動となります。
共犯者がいる恐喝事件では、共犯者らとの関係を断ち切るなど、少年の友好関係の改善を図る必要もあります。
弁護士は、付添人として、家庭裁判所の調査官と連絡を取り合い、少年が自身の行為について反省しており、被害者への被害弁償・示談がなされ、少年を取り巻く環境が改善されていることを主張し、少年の再犯可能性がないことを説得的に説明することで、少年院送致を回避し、保護観察処分を獲得する可能性を高めます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件を専門とする法律事務所です。
弊所には、これまで数多くの少年事件を取り扱ってきた実績を持つ弁護士が多数所属しております。
兵庫県揖保郡太子町の恐喝事件でお子様が逮捕されてお困りの方、少年院送致を回避し保護観察処分にならないかと心配されている方は、すぐに弊所にお問い合わせ下さい。
(兵庫県たつの警察署までの初回接見費用:弊所までお問い合わせ下さい)